格闘技観戦 初心者の雷美(らいみ)が、RIZINマッチメーカーのチャーリー氏とともに、試合の攻防や技などを教えてもらいながら“これを読めば格闘技観戦がもっと楽しくなる!”を目指して見どころを紹介していく企画、それが「教えてチャーリー!」。

RIZINの競技レベルがアップした?!コロナ禍でのマッチメイク事情

画像1: RIZINの競技レベルがアップした?!コロナ禍でのマッチメイク事情

ーーはいはーーーーい、チャーリーさんっ!!一つ質問でぇ〜〜っす!!

はい、何ですか?

ーーもしも海外選手が日本に入って来てたら、平本選手の相手を海外の選手にするっていう可能性はあったんですかぁ〜〜??

もちろん。本来コロナの影響がなければ、平本選手のMMAデビュー戦の相手には海外でこれから活躍が期待される様な選手を当てて、どちらが勝っても今後のRIZINのリングでそれぞれの成長を見届けたいなと思っていましたよ。

画像2: RIZINの競技レベルがアップした?!コロナ禍でのマッチメイク事情

ーーへぇ〜〜〜っ!!やっぱりそうなんですねっ!!海外の選手と平本選手の試合か〜見てみたいな〜っ♪

でも今はそういった外国人選手を連れて来られないので、日本人選手同士で鎬を削らざるを得ない状況が続いちゃったんです…。ただ、そのお陰と言ったらなんですが、2020年はRIZINの競技としてのレベルがものすごく上がりましたね。

ーーぬぬぬぬっ!コロナの影響で『競技としてのレベルが上がった』??!って、どういう事ですか?!もう少し詳しく教えて下さい〜〜っ!!

国内の選手メインで試合を組むとなると、各団体の代表選手同士で闘う機会が今までよりグっと増えるわけですから、そうすると、あの団体のランクのあの辺にいる選手がこの団体のランクのこの辺にいる選手に勝ったとか、国内選手同士の序列が段々見えてきて、そういう意味で全体的に競技レベルが上ったんです。RIZINがフェデレーションとして、本当に国内での実力測定の場となってきているんです。

画像3: RIZINの競技レベルがアップした?!コロナ禍でのマッチメイク事情

ーーおおぉーーーっ!なるほど〜たしかに〜〜っ!!

そこに海外勢の選手が加わると、世界にはもっと強豪がいるとか、もしかして海外のこの団体に通用するのでは?とか、聞き慣れない異国の選手だけどめちゃめちゃ強いじゃんとか、グローバルな妄想が楽しめるんですけどね〜。

ーーん?それで言うと、今回の萩原選手と平本選手の勝敗も実力測定的には…

萩原選手はRIZINで4戦していて、ストライカー対決は制しましたが、元DEEP王者の芦田選手には敗れていますよね。三段論法じゃないですけど、そうすると萩原選手に負けた平本選手は…という風に、現在の序列が何となく見えてきますよね。平本選手としては、この試合に負けたことで、現在の国内での立ち位置が結構ハッキリ見えたので、今後はそこから如何に上り詰められるかって所が楽しみですよね。

ーーなるほど〜〜っ!!

あぁ、平本選手に対して、今後が楽しみだってさっきから言っていますけど、1つだけ残念なことがありましたね。

ーーざ、残念な事…??ななな、なんですかそれは…っ?!

試合後のインタビューを受けなかったことですね。

画像4: RIZINの競技レベルがアップした?!コロナ禍でのマッチメイク事情

ーーOh…それは、たしかにそうですね。。

試合前にあれだけ煽ったんですから、プロとして、負けた後のインタビューもオイシイと感じなきゃですよね。試合前に当たったスポットライトは試合後もまだ当たり続けている訳ですから、そこを逆に利用して発言するべきだったと思いますね。

ーーはふん…大会後にいろんな媒体のインタビューは受けているみたいですけどね…。

みんな、試合直後のインタビューを聞きたいんですよ!試合から数日経ってメンタルが落ち着いた後のインタビューではなく、試合直後の感情がぐわんぐわんに揺さぶられている時に何を言うか注目している訳ですから。ビックマウスで散々この試合を盛り上げてくれた訳ですから、次も同じように盛り上げてくれる事を期待するとなると、負けた時に何を言うのかっていうところまでこちらを楽しませて欲しかったですよね。

残念なのはそこだけ。あとは今後の彼の成長に期待しましょう。

画像: 【番組】RIZIN CONFESSIONS #64 youtu.be

【番組】RIZIN CONFESSIONS #64

youtu.be

ーーはわわわ…チャーリーさんの優しくも厳しいアドバイス、心に染みました…っ!!私も今後、楽しみにしていまっす!!

はい。あともう一人、大晦日にMMAデビューをした太田忍選手については…おっと、もうこんな時間ですか。その話はまた次回にしましょう。

ーー了解でっす!!また改めてお話を聞きに伺いま〜〜っす☆

はい、またよろしくお願いします。

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