ルール

RIZIN MMA トーナメントルール:5分3R/インターバル60秒 61.0kg

試合結果

1R 4分30秒 TKO(レフェリーストップ)

試合内容

画像1: 試合内容
画像2: 試合内容
画像3: 試合内容

「こんなに差があるとは…。堀口恭司が強すぎる!!」

1R、堀口が強烈な右インローで先制。スーパーマンパンチは空を切るが、なおも左ストレートがアゴに、さらにヒザ関節蹴り、ボディへのヒザを次々と決めていく。組みつきからオリベイラのヒザが堀口の下腹部に入りタイムストップ。すぐに試合再開。

堀口のプレッシャーに後退するオリベイラ、これを追いかけてテイクダウンさせた堀口だが、ここはオリベイラが立ち上がる。さらに堀口は右ミドル、右フック、ボディへの前蹴りをオリベイラを追い込み、最後は強烈な右ストレートをアゴに、左のオーバーハンドをこめかみに決めてオリベイラは失神。

堀口が余裕のKO勝ちをおさめた。

堀口は「ちゃんとメインの仕事はできましたかね?ありがとうございます!(大塚と石渡も準決勝に残っていますが)日本人選手が勝ってるのに自分だけ負けるわけにいかないので。まっ、いつでも負けるわけないですけど。ハハハッ! 31日、もっと盛り上げるんで見ててください。マネル・ケイプ!31日も盛り上げるんでチケット買ってください。待ってまーーーーす!」と笑顔のマイク。

画像1: 「こんなに差があるとは…。堀口恭司が強すぎる!!」
画像2: 「こんなに差があるとは…。堀口恭司が強すぎる!!」
画像3: 「こんなに差があるとは…。堀口恭司が強すぎる!!」
画像4: 「こんなに差があるとは…。堀口恭司が強すぎる!!」

ついにバンタム級トーナメントの4強が出揃った。改めて4選手がリング上でマイクを持った。

石渡伸太郎「決勝で堀口選手との対決が見えてきたと思うんで次も応援してください。今日はありがとうございました」

大塚隆史「なんか俺だけ顔が腫れてるんですけど。これ、ハンデじゃないですか? なんつって。準決勝が日本人対決で、ひとり日本人が決勝確定なので31日、楽しみにしていてください」

マネル・ケイプ「アリガトウ。この大会の顔は俺なんでヨロシク!」

堀口恭司「いやいや、俺のトーナメントでしょーーーー!なに言ってんだー?31日楽しみにしていてください。しっかり結果出しまーす!」

準決勝は石渡伸太郎vs大塚隆史、マネル・ケイプvs堀口恭司というカード。熱くてヤバイこのバンタム級トーナメントを制するのは、果たして誰だ!?

その答えは2日後の大晦日に出る!!

画像5: 「こんなに差があるとは…。堀口恭司が強すぎる!!」

試合後インタビュー:ガブリエル・オリベイラ

画像: 試合後インタビュー:ガブリエル・オリベイラ

「本当にあのパンチで堀口選手のすごさがわかりました」

——お疲れ様です。

オリベイラ RIZINの関係者の方、日本のファンの皆様、応援ありがとうございました。残念ながら良い結果ではなかったですが、これも良い経験になりましたので、次の試合に向けてこれから頑張りたいと思いますので引き続き応援よろしくお願いします。

——この後ついて、教えてもらえますか?

オリベイラ 正直なところ次の試合がいつになるかわかりませんけど、今回減量のために一生懸命努力したのですが、61キロまで自分の体重を落とすのが大変でした。柏木さんからもいろいろお話しがあって、自分は必ず日本に戻ってきて試合ができることを確信してますので、反省点も多いですがとりあえずブラジルに帰って次に向けて取り組んでいきます。今回は良い結果を残せなくてがっかりさせてしまって申し訳ないんですが、これからも頑張りたいと思います。

——堀口選手の印象はどうでしたか?

オリベイラ 堀口選手のすごさは前から知っていました。世界トップクラスの優れた選手です。実際に彼と試合をして、彼の右手に気を取られて結局左でパンチをくらってしまいましたが、これも良い経験、良い勉強になったと思います。いつか必ず日本に戻ってきて闘いますので、その日を楽しみにしていてください。

——堀口選手のパンチが当たった要因について教えてください。

オリベイラ 堀口選手はバックグラウンドが空手なので、動きが素早いです。想像以上に動きが速かったので、自分がどう対応すべきか、途中からわからなくなりました。彼のパンチはタイミングもスピードもありました。たしかに強烈なパンチだったんですけど、自分はこれまでにもっと強烈なパンチをくらったこともありますが、気を失うこともなくいつもすぐ立ち直って闘ってきました。本当にこのパンチで堀口選手のすごさがわかりました。

——かなり体重差があったと思いますが、テイクダウンされたときは驚きましたか?

オリベイラ テイクダウン自体にはそれほど驚かなかったです。あらゆるシチュエーションに対応するように万全な準備をしてきたはずですが、改めて彼のすごさを味わうことになったので、本当に堀口選手は優れた選手だと思います。今回は負けてしまったけど、いつかまた日本で試合をしたいので、それに向けて頑張りたいと思います。

——最後右足の蹴りを受けたことについてはいかがですか?

オリベイラ テイクダウンについては驚かなかったんですが、さすがに彼の強烈なキックで太ももをやられてしまったので、それには驚きました。試合中は何も感じなかったんですけど、結局レフェリーが試合を止めてしまったので私は何も言えませんが、試合が終わったあと痛みを感じましたが、完治まではそんなに時間はかからないと思います。

——堀口選手はアメリカにファンがたくさんいるので、アメリカのファンも注目していた試合かと思いますが、アメリカのファンに向けてメッセージをお願いします。

オリベイラ アメリカの皆さん、試合を見てくれて嬉しいです。残念な結果でしたけど、堀口選手はとてもタフな相手ですので彼が試合に勝ったことは彼のメリットですが、自分のことも少しアメリカで知られるようになれば嬉しいことですので、いつかアメリカでも試合を行いたいと思いますので、そのために頑張ります。アメリカの皆さんにも私を注目してほしいと思うので、今後もよろしくお願いします。

——試合の序盤でお互いのスネがぶつかったように見えたのですが、足のケガはスネですか?

オリベイラ 太ももの内側がすごく痛いです。実際、私と堀口選手のスタイルは正反対だと思うんです。彼は試合開始から素早い動きができますが、私は少しずつ試合の流れを感じながら相手を攻めるスタイルです。彼の作戦が成功したので、この結果になってしまいましたが、次に向けて頑張りたいと思います。

——世界のトップクラスの選手の一人である堀口選手と闘ってみて、どんな印象ですか? 最後にブラジルで総合格闘技やっている皆さんに向けてメッセージをお願いします。

オリベイラ まず、堀口選手に関しては言葉がありません。彼は本当に優れた選手です。彼と闘うことができて、自分にとって良い勉強でしたし、良い経験でしたし、本当に光栄だと思っています。皆さんご存知のように、ブラジルは社会的な問題に日々直面している国です。自分も貧しい家庭で生まれ育った人間なので、ここまでこれたことは自分でも信じられないほどすごいことだと思いますが、油断はできませんし、ここで夢が叶ったとも思っていないし、私も次の試合に向けて頑張りますので、ブラジルの皆さんも諦めずに日々頑張り続けてほしいです。

RIZIN.8 RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント2nd ROUND 大会情報/試合結果

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