第5試合:ボルドプレフ・ウヌルジャルガル
「朝青龍さんの推薦で出場したので、私にとって責任のある試合でした。勝ててよかったです」
――試合の感想をお願いします。
ボルドプレフ 試合に参加できて、勝ててよかったです。
――勝利しましたがプラン通りに試合は出来ましたか?
ボルドプレフ 対戦相手に対しての情報収集は少なかったのですが、普段通りの動きができましたし、モンゴル相撲の技も出せました。
――試合後、朝青龍さんとは何か話しましたか?
ボルドプレフ 試合後に朝青龍さんとは話をしていませんが、朝青龍さんの推薦で『RIZIN』に出られてよかったです。前回『RIZIN』に出場したモンゴル選手がいい成績ではなかったので、私にとって責任のある試合でした。勝ててよかったです。
――今後の展望は?
ボルドプレフ MMAの試合は2年ぶりでその機会に恵まれて嬉しかったです。今後はできるだけ多くの試合をしていき、もっと強くなりたいです。
第5試合:シビサイ頌真
「負けっぱなしじゃ終われないですね。チャンスをいただけてありがとうございました」
――試合を振り返ってください。
シビサイ いやもう、やっつけられちゃいました。
――相手と対面してみていかがでしたか?
シビサイ やっぱり重かったですね。
――今後の展望は?
シビサイ 負けっぱなしじゃ終われないですね。チャンスをいただけてありがとうございました。また、頑張ります。
――RIZINの出場しての感想は?
シビサイ すごくいいステージでした。ありがとうございました。
第4試合:海人
「いつでも試合をできるようにはしていたので、急なオファーにもOKを出せました」
――今回は直前の試合オファーの中での参戦でしたね。
海人 追い込みの最中で試合の3日前にオファーをもらったのですが、体に疲れがたまっている感じはありましたが、いつでも試合をできるようにはしていたので、急なオファーにもOKを出せました。
――勝利しましたが、試合の感想をお願いします。
海人 1ラウンドで倒しにいって試合が盛り上がればと思っていたのですが、力んでしまって思ったより動けなかったです。2ラウンド目は力まずにいつも通りやっていこうと思っていたら、ああいう結果になりました。
――『RIZIN』の舞台はどうでしたか?
海人 演出も凄かったですし、いままでで一番大きな会場だったので、また出たいなという気持ちはあります。
――メッセージをお願いします。
海人 シュートボクシングの海人です。シュートボクシングにはRENAさんだけじゃなくて、僕も(いる)っていうことを知ってもらえれたら嬉しいなと思います。これからもがんばって強くなって、また『RIZIN』さんに呼んでいただきたいです。
――ウザ強ヨシヤ選手と戦った感想は?
海人 めちゃやりづらかったし、ウザ強でしたね(笑)。僕より急なオファーだったと思うので、試合を受けてくれなければ試合はできなかったので感謝しています。
――『RIZIN』からMMAでのオファーが来たら出ますか?
海人 う~ん…。考えたことがなかったので。期間をいただけるのであればやってみたいとは思います。でも、いまは立ち技でオファーをいただけたら嬉しいですね(笑)。
第4試合:ウザ強ヨシヤ
「国内最高の舞台に立たせてもらって本当にいい経験ができました」
――今回は急遽参戦でしたね。
ウザ強 問題はあったかもしれないけど、男だったらやるしかないし、最高の舞台だったので2つ返事でOKしました。
――敗れてしまいましたが感想をお願いします。
ウザ強 あまり隙がなく、プレッシャーが強かったですね。なかなかしたいことをさせてもらえなかったです。最後は何をもらったかわからず、倒れてしまいました。
――RIZINの舞台はいかがでしたか?
ウザ強 国内最高の舞台に立たせてもらい、本当にいい経験ができました。また機会があれば出場させていただきたいです。
第3試合:山本美憂
「MMA選手になれました」
――試合をふりかえってどうですか?
山本 最初はパッパッパといこうと思ったのですが、なかなか間合いがあいませんでした。石岡選手もうまかったので自分の思い通りには最初は行かなかったのですが、落ち着いてそこからパンチを出していければいいなと思って。とにかく「落ち着け、落ち着け」って感じでした。
――石岡選手も最初のパンチをもらって上手くいかなかったと言っていました。手応えはいかがですか?
山本 一発、一発で練習をやっていると自分のリズムが掴めないので一発で終わらず、連打のコンビネーションも用意していたので。一発っていうのがあまり自分の頭に残っていないですね。とにかくコンビネーションを、と思っていました。
――石岡選手の腕十字は気力で対処したという感じですか?
山本 いや、あそこは落ち着いていましたね。腕を取られても「あ、これ大丈夫」と思っていました。今回はグラウンドをけっこう練習していたので。
――全体的に落ち着いて試合ができたということでしょうか?
山本 時間もオンとオフを使い分けられたと思います。
――MMAに慣れたという感覚はありますか?
山本 MMA選手になれました。自分で言えるようになりました。
――レスリングの技術も活かすことが出来ましたか?
山本 自分の体がどこにあれば良いとか、どこにつければ良いとかはレスリング時代の技術が体に染み付いているのと、あとは相手の重さは感じなかったので組み合いや絡み合いはしやすかったです。
――石岡選手の腕十字はどうだったのですか?
山本 決められた時はセコンドの声もあって対応できました。
――試合後は石岡選手と何を話していたのですか?
山本 試合前はあまり「ママ」ってことを意識しないでいたのですが、終わってみると石岡選手にも子どもがいるし、そいういうことを思うとグッとくるものがありました。2人で良い試合を見せられたと思います。本当に石岡選手にはありがとうと言いたいです。
――子どもたちとは話しましたか?
山本 話しました。アーセンはいつもあんな感じで泣いちゃうし(笑)。でも本当にそばにいるだけでいつも心強いから。ミーアとは電話で話をしました。グアムで家族と見てくれていて喜んでいましたね。
――今後の展望は?
山本 もっと自分を強くするだけです。前回の試合とは違い、今回はグランドの時のほうが落ち着いていました。パンチをブンブン振り回すのではなくて、もっとうまく自分でポジションを取っていけるようにしたいです。あとはボクシング、キックボクシング、レスリング、グラップリング全部がまだまだなので、伸びしろいっぱいなので頑張ります。
――今年中に戦いたいですか?
山本 できれば大みそかで戦いたいですね。
――年齢を重ねた上での調整は難しいですか?
山本 関係ないです。レスラー気質なので、追い込んだら追い込んだ分だけ自信になるので、今回はいいトレーニングキャンプが出来ました。
第3試合:石岡沙織
年齢に関係なく挑戦をする人をこれからも応援してもらいたいです
――試合の感想をお聞かせください。
石岡 最初にもらった一発が見えていなかったので、それが足にくるほど効いてしまって。それからは決めれそうだった腕十字とかもダメで……敗因は最初の一発です。
――2ラウンド、3ラウンドは関節技で攻めていました。
石岡 やっぱり攻めきれなかったです。効いちゃっていたので……力が入ってしまいました。
――山本選手と向き合ってどうでしたか?
石岡 凄い超人なのかなと思っていたのですが、向き合えば1人の人で。人柄も知っているので……「殺される」という恐怖はなかったですね。飲み込まれる感じはなかったですが、打ち破れなかったですね。
――今後のことはどう考えていますか?
石岡 ちょっと今後はないです……(しばらく沈黙。涙ぐむ)
――ファンにメッセージをお願いします。
石岡 応援ありがとうございました。年齢に関係なく挑戦をする人をこれからも応援してもらいたいです。
――判定でしたが、下からの攻めでは石岡選手が勝っている部分もありましたね。
石岡 正直、自分に入るとは思っていませんでした。(判定2-1)評価してくれるんだなと思いました。
――試合後、涙を流されていましたがその涙の意味は?
石岡 勝っても負けても凄い苦しかったのですが……。(涙を流して)試合が終わった時に山本選手が「勝っちゃってごめんね……」と言ってくれて。お互いどういう気持ちで練習しているかがわかるので……子どもに我慢させたり、それでも勝ちたいと思ってやってきたのでお互いが。だから終わったあとは「おめでとうございます」と言いました。自分が勝っても泣いただろうし、負けても泣いたと思います。
第2試合:トップノイ・タイガームエタイ
「日本人の格闘技ファンは凄く礼儀正しく素晴らしい。チャンスがあれば是非また『RIZIN』に出たいですね」
――試合の感想をお聞かせください。
トップノイ まだ興奮状態で試合を振り返れません。じつはあまり記憶がないのです。自分はパンチをもらってフラついたところまでは覚えていますが、最後決めたところもちょっと覚えていませんね(笑)。
――RIZINの舞台はどうでしたか?
トップノイ 本当に会場の雰囲気も良く大好きになりました。また参戦したいです。
――今後のプランを教えてください。
トップノイ また日本で試合がしたいです。あと、ずっとムエタイをやってきているので興奮状態になるとつい、肘が出てしまいます。今後は肘ありのルールでやりたいですね。日本人の格闘技ファンは凄く礼儀正しく素晴らしい。チャンスがあれば是非また『RIZIN』に出たいです。
――当初、対戦するはずだった浅倉海選手とは戦いたいですか?
トップノイ もちろん。チャンスがあればやりたいです。その時は肘ありルールがいいね。
第2試合:オニボウズ
「とにかく拳が硬かったなって印象ですね」
――試合を振り返ってください。
オニボウズ 早いラウンドで仕留めようと思っていました。ムエタイの選手は早い入り込みに対応できないと思っていて、打撃でいって効かせていけたらテイクダウンを狙ってフィニッシュにつなげていけたらというプランでした。
――最初にいい打撃が入りました。
オニボウズ 感触良くて、崩れているのも見えていたので、このままいけばいけるなという感じだったのですけどね。ちょっとそこがダメやったかもしれないですね。もっとサッカーボールキックとかいっても良かったかもしれないです。まあ、いま考えればですけどね。
――相手の打撃はいかがでしたか?
オニボウズ とにかく拳が硬かったという印象です。
――今後の展望を教えてください。
オニボウズ 積極的に相手を倒しにいける舞台に立ちたいですね。日本人とけっこう試合をしてきたので、外国の方と試合していきたいです。持ち味を出していきたいですね。
第1試合:ダロン・クルックシャンク
「ファンに満足できる試合になったのではないかと思います」
――試合の感想をお聞かせください。
ダロン タフな試合でしたし、タフな相手でした。向こうはあまり仕掛けてこなかったのでやりづらかった。でも試合全体的には良かったと思う。1ラウンド決められた場面はあったが、あまり深追いはしなかった。第2試合の結果は深追いしてああいう結果になってただろ?
――プラン通り進められたということですね。
ダロン 私のプランはいつもKOです。でもファンに満足できる試合になったのではないかと思います。最後も肘で仕留められたし良かった。
――3ラウンド途中、上から前転をしてマウントを取りに行きましたが、あれはとっさにやったことですか?
ダロン あれはとっさに閃いてやった。
――今後は?
ダロン 誰とでもやるよ。
――矢地選手との再戦はどうですか?
ダロン もちろん。お金さえもらえればね。
―― -70kgトーナメントをやるとしたら参加したいですか?
ダロン いつでも参加したいです。
――両足をアイシングされていますが大丈夫ですか?
ダロン あれだけ蹴れば腫れるよ。でも問題ないです。
第1試合:トム・サントス
「初のラウンドで指を脱臼してしまいました。ダロン選手にリベンジしたいです」
――ケガはありませんか?
トム 残念ながら最初のラウンドで指を脱臼してしまいました。
――ダロン選手はどんな選手でしたか?
トム 優れた選手でしたが、もっとやる選手だと思っていました。彼の肘は強烈に効きましたね。しかし、私はケガをしていたため十分に動くことができませんでした。ダロン選手ともう一度再戦したいです。
――RIZINはどうでしたか?
トム 本当に感動しました。本当に素晴らしい場所です。最高の体験でした。もちろん今後も『RIZIN』に出場したいです。ダロン選手にリベンジしたいです。今日は自分らしい試合はできていません。本当のトム・サントスを見せたいです。
――今回はどんな試合準備をしましたか?
トム 彼の得意技を研究したのですが、今日まで試合時間が1ラウンド10分だと思いこんでいました。今日の控え室で5分3ラウンドだということを知りました。
――指の状態は大丈夫ですか?
トム 最初に病院に行った時は、指が腫れていましたので骨折かと思いましたが脱臼でした。不幸中の幸いでした。
RIZIN DECADE 大会関連情報
RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA 大会関連情報
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