村田夏南子

「自分にしかできない”MMAレスリング”を見せます」

画像: 「自分にしかできない”MMAレスリング”を見せます」

——髪型もそうですが、雰囲気が変わりましたね。
村田 赤は後々めんどくさいので(笑)。一回やめました。
——久しぶりのRIZINはどうですか?
村田 緊張するんですけど、やってきたことをやるだけだと思っています。試合前はいつも緊張します。
——RIZINでデビューして、他の大会にも出ていますが、RIZINに対して特別な思いはありますか?
村田 はい。特別です。
——今回の試合は何を見せたいですか?
村田 この試合が決まってから、アメリカのコンバット・スポーツ・アカデミーに修行に行ってきたんですけど、そこで習ったことを出せたらいいなと思っています。UFCに出ているアレクシス・デイビス選手とずっと一緒に練習していました。打撃も寝技もレスリングも全部練習しました。世界で活躍している選手と一日中練習できたので、凄く刺激をもらえて充実した修行になりました。
——今回急遽対戦相手が変わりました。対応はできていますか?
村田 オーソドックスな選手とやるときの練習をしていたので、今回の選手もオーソドックスで、だいたいのやることは変わりないかなって思っています。気持ちは作っていくので、問題ないです。
——今回も女子カクいろんな選手が出て盛り上がっていますが、その中で村田さんは何を見せたいですか?
村田 自分にしかできない”MMAレスリング”です。
——去年は女子のトーナメントもありましたが、どんな思いで見ていましたか?
村田 すごいなあと(笑)。ケガもしていて、試合できなかったりしたので、もどかしさみたいなのはありました。
——アメリカでは、どういう練習が一番多かったですか?
村田 本当に全部やるんですけど、レスリングも多いし、打撃も多かったですね。
——MMAレスリングは、初めから目指していたものですか?それともアメリカでの練習で見えたものですか?
村田 アメリカに行ってですね。
——英語は不自由しませんでしたか?
村田 ちょっとずつですね。「How are you?」って聞かれて、「I’m fine」って答えるんですけど、「And you?」って聞いちゃうとそこから会話が広がっちゃって、やばいなって思って、それ以上は聞かないようにしました(笑)。

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那須川天心

画像: 那須川天心

「キックボクシング代表としてキックボクシングの名に恥じないよう、日本代表のつもりで戦います」

ーー今回の髪型のテーマは?
那須川 いや、今回はあんまり意識してないですね。好きな色を選んだって感じです。オレンジと黄色なんですけど。それで後ろが赤で。なるべく髪にダメージがないように(笑)、気合いを入れて作ってきました。
ーー今回もキックルールの試合がテレビで放送されますが。
那須川 テレビで流れるのは今の時代ではRIZINさんだけなので、いつも以上にいい試合をして、勝ちにいかなきゃだめだなと思いますね。
ーーシンガポールでいい練習ができたと思うのですが、刺激は大きかったですか?
那須川 大きかったですね。世界というかいろんな選手と戦いましたしね。考え方がいろいろ日本人とは違うし、それぞれいろんな考えを持っているので、向こうの人はそれで生活をしているというのがすごいですね。日本人って仕事をしながら格闘技をしてっていう人が多いですけど、向こうは格闘技を仕事にしている人が全員なので強くなれると思うし、みんな生き生きしていますね。
ーー向こうにずっといたい、住みたいなと思いましたか?
那須川 そうですねえ、一週間ちょっといたんですけど、日本食がやっぱり食べたくなりましたね。まあ合宿とかキャンプといった感じで、3週間行って戻ってきてみたいなのはいいなと思います。
ーー今後もシンガポールには練習に行きますか?
那須川 行きたいと思っていますね。
ーームエタイの練習ということで蹴り技を使うことが多かったと思うんですが、今回の試合にも影響しますか?
那須川 影響しますね。ただ、蹴りだけじゃ勝てない、パンチだけじゃ勝てないので、自分はどの技でも倒せるようにしたいんで、蹴りといったらやっぱりムエタイ選手がすごいので。
ーーそこで学んだことを出したいですか?
那須川 そうですね。蹴りで倒したいなと思います。もちろん、パンチでも。選んでる時間はないと思うので、その時に出した技で倒したら一番ベストかなと思います。
ーーシンガポールで引き出しは増えましたか?
那須川 増えましたね。威力も上がりましたし。それを持って帰ってきて、矯正して戻してきたっていう感じですね。
ーー疲れはないですか?
那須川 まあ、疲れましたけど、いい疲れというか。もう疲れはないです。ちゃんと抜いてこの試合のために仕上げてきました。
ーー今回の相手はMMAファイターですが倒すイメージはもう出来ていますか?
那須川 想像はできていますね。相手は待って待って、ちょっと嫌な距離になったら潰してきてっていう感じなのかなあというイメージがあるんで。あとは自分の得意なことをやらせないようにしてくるかなという感じがあるので、いろんな動きをして、いろんな技を出すというのを今回練習してきました。
ーー世界の強豪と練習したことでまたさらにビジョンは広がりましたか?
那須川 広がりましたね。こんな強いやつがいるんだと。でも自分が通用するところもありましたし、そういうところはもっと伸ばして、できなかったところをもっと教えてもらってって考えてますね。
ーー今回の試合で何を見せたいですか?
那須川 圧倒して勝つこと。一発も触れさせず、打ち合っているように見えて自分だけ当てていく。それが理想のスタイルなんで、しっかりとやり通したいと思います。
ーー常にインパクトのある勝ち方をしているので、ハードルが上がっていると思うのですが。
那須川 自信はだいぶあります。もう自信しかないので。練習もしていますし、この勢いに乗っているというか、自信しかないですね。もう技を出さなくても自分が動いているだけで「うおー」って思わせるようになりたいですね。結構、自分の試合の時って周りがみんな緊張しているというか、ガヤガヤしていない感じがするんですね。本当にみんなシーンとしていて、そういう一秒たりとも見逃せないようなのがいいですね。まあ、一番いいのは自分の距離ですね。でも中村選手は遠いところから来ると思うんですけど、あえて近いところに行こうかなと。
ーーその距離感はシンガポールに行って変わりましたか?
那須川 リズム感が変わりましたね。距離はもう自分の距離があるので。リズムだったりフェイントだったりを自分のレベルを上げるために使っていこうと思います。
ーーでは今回は今までと違う動きをする那須川天心が見られますか?
那須川 かもしれないです。同じになるかもしれないですけど、それはまあ時と場合というか、試合をしてみないとわからないところもあるので。相手がいるからこそ動けるので、相手を見た瞬間にどのようにするのかということを考えますね。
ーー今回、お父さんであり会長が福岡入りされないという話を聞いたのですが。
那須川 そうですね。自分のジムの選手がタイトルマッチなんですよ。父親はそっちに行きますね。
ーーお父さんがセコンドにつかないことはこれまでにもありましたか?
那須川 プロになってからは初めてですね。アマチュアでは何回かあって、でもそんな悪い試合はしたことないので。逆に動きが良かったかも(笑)。だけど(いないと)不思議な感じはありますね。
ーーどんな言葉をかけられましたか?
那須川 いや、もう「行って来い」と。
ーー中村選手はキックボクシングをやるつもりはないと言っていて、異種格闘技戦の色合いが強いと思うのですが。
那須川 最近、異種格闘技が多くなってきて、中村選手も総合でやってきたこと、MMA代表としてくると思うので。自分もキックボクシング代表なので、キックボクシングの名に恥じないよう、日本代表のつもりで戦いますけど。異種格闘技、グラップラー刃牙みたいな感じですよね。

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栄井大進

「知名度とかも含めて圧倒的に不利なんですけど、そういうのを全部ひっくり返せるような試合ができたらと思います」

画像: 「知名度とかも含めて圧倒的に不利なんですけど、そういうのを全部ひっくり返せるような試合ができたらと思います」

——コンディションはどうですか?
栄井 いつもより階級下なんですけど、前もって準備して、体重もいい感じで、調子も良いです。
——今回はRIZINという総合格闘技が主体の大会にキックの試合で出場しますね。
栄井 天心くんや対戦相手の石井一成くんがトップでやってくれてるおかげですね。キック自体の知名度も上がっているので、僕もその波に乗れたらと思います。
——この試合では何を見せたいですか?
栄井 知名度とかも含めて圧倒的に不利なんですけど、そういうのを全部ひっくり返せるような試合ができたらと思います。
——試合のイメージはできていますか?
栄井 そうですね。練習してきたものを出せればと思います。全然緊張はないので、いつも通りやるだけです。

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北井智大

「激闘して会場を盛り上げて、パンチでKOします」

画像: 「激闘して会場を盛り上げて、パンチでKOします」

——現在のコンディションはどうですか?
北井 計量前なんのでちょっと……でもコンディションはいいです。
——体重は大丈夫そうですか?
北井 それは大丈夫です。
——RIZINの舞台で試合をしますが、どんな気持ちですか?
北井 大きな舞台でやらせてもらうので凄くワクワクしている気持ちです。ルールは普段やっているキックルールなので変わらずいつも通りやるだけです。
——この大会には天心選手をはじめ、他のキックの試合もあります。キックが盛り上がってきているなと思いますか?
北井 そうですね。感じています。
——今までに色々な舞台に上がり闘ってきていますが、RIZINはどんな印象ですか?
北井 テレビでもやっているし、凄く大きな舞台だなと思っています。
——どんな試合を見せたいですか?
北井 僕は激闘すると言われているので、そういう試合を見せて会場を盛り上げて勝ちたいですね。パンチでKOします。

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RIZIN.10 《5.6 マリンメッセ福岡》

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