画像: 「(この壮大な計画を)実行しようとする榊原さんに、私は喜んで賛同しました」
BAMMA代表 デイヴィッド・グリーン氏インタビュー

10月8日(木)に大晦日「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015さいたま3DAYS」の開催発表記者会見を行い、いよいよ日本の格闘技イベントの復活へ向けて始動したRIZIN FIGHTING FEDERATION。この記者会見のために来日した各国のプロモーターたちに話を聞いた。

――BAMMAについて教えてください。
BAMMAはイギリスの代表的な格闘技団体で、ヨーロッパの中でも有数のプロダクションです。2009年にスタートし、現在も少しずつ成長を続けています。だいたい1年で平均して8大会程度イベントを開催していて、先月もダブリンで大きな大会を成功させてきたばかりです。また、テレビにおいてもイギリス国内で格闘技イベントの視聴率の記録を保持しています。

――日本の格闘技についてはどんな印象がありますか。
日本の格闘技は、まさに私がこの業界にいる理由だと言っても過言ではありません。日本の格闘技イベントは、観ているファンに情熱や興奮を提供できるだけの仕掛けがある、非常に魅力的なコンテンツだととらえています。私は90年代からずっと日本の格闘技を見てきましたが、その中でもやはりPRIDEは偉大です。MMAにエンターテイメント、エキサイトメントの要素を盛り込んだ元祖こそPRIDEだと思っています。

――RIZINの企画を聞いたとき、どんな思いを抱きましたか。
ある日突然、榊原さんから電話があって「ロンドンで会えないか」と言われました。少し驚きながらも喜んでお会いしたところ、この壮大な計画について話してくれたのです。この計画は、格闘技に携わる誰もが一度は思い描いたことかもしれません。でも、世界にこれだけ団体がある中では、ほぼ不可能に近いことだと思われてきた。だから、それをなんとか実行しようとする彼に、私は喜んで賛同しました。それができるのは、きっと世界中で榊原さんただ一人でしょう。ほかのプロモーターの方々も、みんな同じ思いで参画を表明したのだと思います。特に今アメリカで勢いをつけているスコット・コーカー氏がこの場にいることが、多くを物語っていますね。

――RIZINの開催に、どんなことを期待していますか。
年末のイベントについては、総合格闘技界の中でトップのファイターが世界中から集まり、トップレベルの試合を見せてくれるはずなので、その夜は格闘技の祭典のような雰囲気になると期待しています。ファンのみなさんに「いい大会だった」「面白かった」と言ってもらえるようなものになるでしょう。また、長い目でも、今後いろんなプロモーターや団体が協力しながら世界規模でイベントを作っていくための基盤になるイベントだと思います。どうかファンのみなさん、見逃さないように!

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