いよいよ本番まで4日となった12月25日、「RIZIN FIGHING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」の大会直前会見が開かれた。会見には、榊原信行RIZIN実行委員長、髙田延彦大会統括本部長、バルト、シング・心・ジャディブ、RENA、曙太郎、RIZINガールらが登壇した。
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【生配信】「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015さいたま3DAYS」大会直前記者会見

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最初に、29日の『SARABAの宴』、31日の『IZAの舞』がスカパー!で完全生中継されることが司会からアナウンスされた。その後、榊原信行RIZIN実行委員長が登壇し、「いよいよRIZINとしての新しいスタートまであと4日。日本発で、世界中に格闘技の新しい時代を感じてもらえるような節目を刻みたい。そして、今回ノーカットで完全生中継していただける環境を整えてくれたスカパー!さんに御礼を申し上げたい。生中継で、臨場感のある状態で見てもらうことがひとつのダイナミズム。お祭りなので、とにかく明るく、楽しく、日本の格闘技の祭典をみんなで楽しめれば」と語った。


続いて、髙田延彦大会統括本部長が登場。「大きな格闘技イベントが開催される日が再びやって来るのか、みんな半信半疑のまま過ごしてきたと思いますが、いよいよRIZIN誕生が4日後に迫りました。スカパー!ではノーカット完全生中継。この日のために、今までやれることは全身全霊でやってきた。当日は、ベストの状態まで己を仕上げてきた選手たちに、人生のために魂込めて最高のパフォーマンスを見せてもらい、見ている人の心を揺さぶってもらいたい。世界の格闘技業界が震撼し、情勢が激変するような強い香りを残したい。最高の総合力で31日のメインイベントが終わるように、我々もできることを全力でバックアップ、フォローしたいと思います」とコメントした。

今大会でラウンドガールを務めるRIZINガール4名が登場し、フォトセッションが行われた後、ついに選手たちが登場。この日登壇したのは、バルト、シング・心・ジャディブ、RENA、曙太郎の4選手。司会からRIZIN出場が決まったときの心境を尋ねられると、バルトは「決まった時は、やっとチャンスが来たと思った」、ジャディブは「びっくりしたのがいちばん大きかった」、RENAは「MMAは考えてもいなかったので最初はごめんなさいという感じだったけど、新たな挑戦だと考えを切り替えて出場を決めました」、曙は「まさかと思った。でも、『二回目のチャンスが来たな』と考えを切り替えた」と、オファーを受けたときの気持ちを思い出しながら語った。

髙田本部長は「このイベントを大成功させて、ファンにも選手にも、これ以上ないくらいの喜びや感動を味わってほしい」と熱い思いを吐露。榊原委員長も「日本が世界の格闘技をリードしていた時代があった。もう一度あの求心力をつけるために、自分が果たせる役割があればいいなと思っている。選手の姿を見て子どもたちや若者が格闘家になることを目指してくれるようになれば、次世代につながっていくことにもなると思う」と語った。

次に、対戦相手の印象を聞かれると、「(ジェロム・レ・バンナは)年のイメージしかない。年で勝ってます」とバルト。ヒョードルと戦うジャディブは「見た目は強そうじゃないけど試合は違う。試合のときだけ強さを見せるというのは怖いなという印象」と明かした。RENAは「映像を見たら手足が思ったより長くて強いストレートを持っている。強い選手だなという印象」、曙は「何もないです」と答えた。

髙田本部長は「(バルト)戦略はしっかり練り込んでいる。その練り込んだものをいかに試合でぶつけることができるか。本当に期待できる一戦。(ジャディブ)内面的な強さをよく耳にする。彼らしく暴れてくれれば大番狂わせが目の前で見られる可能性もある。(RENA)相手は、最初の印象よりも意外と殴る蹴るが強かった。あとはお互いのグラウンドのスキルの進化具合。RENAは総合に打ち込んだら相当な選手になるので、いい結果を残してシュートボクシングをさらに進化させるために総合にもシフトしていってほしい。(曙)とにかく戦いを見ろということでしょう。この一戦でさらにお祭り感が出て、見る人の層が広がった。楽しみです」とそれぞれの対戦の見どころを紹介した。

続いて、トレーニングで気をつけてきたことについては「何もない。相手のことを考えて練習するだけ。(勝つかは)やってみないと。初めてのことなので。リングにどのくらい早く慣れるかもポイントになる」(バルト)「飲まれないように、いつも通りやれば可能性はあると思う。終わったあとにヒョードルってこんなもんなんだと思いたい」(ジャディブ)、「グローブの違いに気をつけている。MMAの技術も上がっているので自分でも楽しみ。何がなんでも勝つつもりです」(RENA)、「今まではルールをわからずに試合をしていた部分もあったので、僕はK-1ではいちばん注意されることが多い選手だった。でも、今回のルールは相撲取りに向いている。何ができるか、何がダメか理解できる。このルールでやることが楽しみです」(曙)とコメントした。

会見の最後には、「一人でも二人でも多くのみなさんに足を運んでいただきたい」(バルト)、「面白い試合をして、よかったなと思って帰ってもらえたら有難い」(ジャディブ)、「新たなRIZINは私からスタートするので、歴史的な瞬間を楽しみにしていてください」(RENA)、「僕とボブ・サップの試合が決まって、お祭り感が加わった。やっと自分の立場もわかるようになった。次々と花火が上がるような、これこそ日本の祭りだと言わせるくらいの試合を絶対にします」(曙)と、それぞれの思いを込めたメッセージをファンに送った。

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