画像: ■ RIZIN出場選手・関係者に聞く「あなたの転機となった試合」 武尊 / 長谷川賢

このコーナーでは、RIZIN出場選手や関係者の方々に、今まで観た試合・参戦した試合でいちばんの転機となったものを一つ選び、それにまつわるエピソードを語っていただきます。

—武尊
新生K-1人気を支える武尊。彼がもっとも印象に残った試合として挙げたのは、今年4月に行われたK-1 WORLD GP 2015 ~-55キロ初代王座決定トーナメント~でベルトを獲った試合である。

「あの試合を機に知ってもらえるようになったし、試合を見てもらえることが増えました。あのトーナメントはプロになって初めてのワンデートーナメントだったんですけど、一日3試合って体はもちろんですけど精神的な面がいちばんキツい。格闘家は1試合にすべてをかけて戦うので、1試合戦うと気持ちを全部出し尽くしてしまう。特に僕はそういうタイプ。一度気持ちを落ち着けて、また上げて、また落ち着けてという上げ下げが難しかった。でも、それによって課題だった気持ちのコントロールができるようになって成長できたかなと思います」

—長谷川賢
長谷川賢にとって転機となった試合は、2014年3月22日の中村和裕戦(DEEP 65 IMPACT)。結果は判定1-4で長谷川の勝利となった。長谷川は、この試合をきっかけに自分のファイトスタイルが劇的に変わったのだという。

「もともと僕はそんなに攻めるタイプではなくて、距離をとって大事なところで決めるというタイプだったんです。でも中村選手との試合では、アタックを多くして、寝ても立っても右に左にどんどん動いて攻めていきました。そうしないと勝てない相手だと思ったので、そういう練習をしていたんです。その中村選手対策でやっていた練習が、自分のレベルアップにつながりました。もし負けたらこれ以上続けても意味がないと覚悟を決めて、やることをすべてやってスッキリした気持ちで挑んだ試合でした」

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