4月17日(日)愛知県日本ガイシホールにて開催される「トップ Presents RIZIN.1」で、元UFCファイターのダロン・クルックシャンクと対戦が決まった、第6代修斗環太平洋ウェルター級王者佐々木信治。現在広島県にジムを構え、ROAD FCで3連勝中の佐々木が大舞台で闘う理由とは―。

画像: 4月17日(日)愛知県日本ガイシホールにて開催される「トップ Presents RIZIN.1」で、元UFCファイターのダロン・クルックシャンクと対戦が決まった、第6代修斗環太平洋ウェルター級王者佐々木信治。現在広島県にジムを構え、ROAD FCで3連勝中の佐々木が大舞台で闘う理由とは―。

「PRIDEで桜庭和志選手を観て、(格闘技を)やろうと思いました」

—基本的な質問になってしまいますが、格闘技をはじめたきっかけはなんですか?
(RIZINに)出るから言うんじゃないですけど(笑)ウィキペディアにも書いてあって、中学校の時にPRIDEで桜庭和志選手を観て、やろうと思いました。

—どういった試合を観て、これだ!と思ったんですか?
グレイシー一族が勝ち続けていた時に、中学生ながら「やっぱり日本人は外国人に勝てないなー」と思っていたんですが、その時期に桜庭選手が出てきてグレイシー一族を4タテしたのを観て、日本人でもいけるんじゃないかと、やってみたいなぁと思いました。

—桜庭選手のどんなところに惹かれたんですか?一番記憶に残っている試合はなんですか?
全てですけど、やっぱり入場からワクワクさせてもらえるようなスタイルで、もちろん試合もですけど、かっこいいなと。(記憶に残っているのは)90分の、ホイス・グレイシー戦ですかね。

—昨年末のRIZINは観られましたか?いかがでしたか?
はい、テレビで観ました。やっぱり、思い出しますよね。ワクワクしました。

—印象に残っている試合はどの試合ですか?
RENA選手と所選手、ウィッキー選手の試合は、知り合いということもあって、印象に残っています。

「地方に残ったままでもこういう舞台に立てるんだなっていう見本になろうと思って、ずっとやってきました」

—現在広島県でジムをされていますね。なぜ関東や関西でなく、広島なのでしょうか?
それは、こだわりがあるんです。
例えば自分も関東に出てジムに所属して練習していたら、もしかしてもっと強くなっていたかもしれないし、もっと若いうちにこういうチャンスが巡ってきたかもしれません。それはわかりませんが、ただ自分が強くなるということではなくて、格闘技業界全体の底上げを・・・と、そんな大それた感じでもないんですが(苦笑)地方の選手ってみんな、(自分は)無理だろうって諦めちゃう選手が多くて。地方にいても結果が残せたら、北海道から沖縄まで格闘技が盛んになったら、日本の総合格闘技のレベル自体がちょっとでも上がるんじゃないかなって。自分が行けるとこまで行くことで、地方に残ったままでもこういう舞台に立てるんだなっていう見本になろうと思って、ずっとやってきました。

—すでにジムでプロ選手が6名・・・
(遮って)もっといます!15名くらい。

—失礼しました(焦)15名!いらっしゃるということで、とても多いですよね。東京には無い強くなる秘訣が何かあるのでしょうか?
自分が今結果を出せているので、生徒が信じてくれているというか。やってやれないことは無いんだなって、自分もやれるぞってことでついて来てくれるというか。
関東や関西のジムだと、たぶんトップ選手が強すぎてみんなからしたら遠い存在だと思うんです。そうなるとプロを早く諦めちゃうかもしれない。僕のところはずっと僕一人がプロとしてやっていただけだったので、修斗でベルトを獲ったり海外で勝ったりしていく中で、みんなが自分も自分もと思って練習をしっかりやってくれて、今に至ると思います。

「目指せ地上波って感じですかね(笑)」

—奥様の藤井惠さんからは何か声をかけられましたか?
クルックシャンク選手がとても強いし、こういうでっかいイベントなので、考えすぎて手が出なかったりという試合になるより、勝っても負けてもみんなに伝わる試合をしたほうがいいんじゃないか、と言われました(照)

—3月12日のROAD FCで豪快なKO勝ちをされました。とはいえ中1ヶ月での試合になりますが、コンディションはいかがですか?
例えばフルラウンド闘ったりダメージを受けたりしていたら、年齢的にも中1ヶ月の試合はキツいと思うんですけど、ノーダメージで。試合翌日に帰国して、その翌日から練習を再開しているので、体重も増えすぎずコンディションも継続出来ていて、逆にいい感じではありますね。

—ROAD FCがケージで、修斗ではずっとリングですが久しぶりのリングでの試合になります。
最近ケージでの試合が続いているのでスタイルは出来上がりつつあるんですけど、修斗ではずっと何十戦もリングでやってきたので、そこは問題ないと思います。

—ちなみに、韓国での格闘技熱はいかがですか?
PRIDEを何回か観に行ったことがあるんですけど、それに劣らないぐらいの演出だったり、あとお客さんの盛り上がりがすごいですね。

—ダロン・クルックシャンク選手との対戦が決まりました。印象はいかがですか?
1月にUFCをリリースされて、って言ってもつい最近で。13戦ぐらいUFCでやってて、めちゃくちゃ強いじゃんて(笑)
それで恐いわ恐いわって言い続けていたんです。でも、地元から名古屋行くのって仕事休んだりとか色々大変なのに、みんなが来てくれるって言ってくれて。自分が出ることでこんなにみんなが喜んでくれるんだって、楽しみになってきました。
UFCでバリバリ闘っていた選手と、この歳になって闘えるっていうこともすごく嬉しくて楽しみですね。自分はグラウンドが得意なんですけど打撃も上がってきているので、勝つか負けるかはわからないですけど、派手に打ち合って、最終的にはKOでも一本でも。とにかく盛り上がって、目指せ地上波って感じですかね(笑)

—ファンの皆さん、地元広島の皆さんへメッセージをお願いします。
僕みたいに広島の田舎でやっていても、頑張っていればこういう大きい舞台に立てるチャンスが来るかもしれない。地方で頑張っている選手をいっぱい知っているので、そういう選手たちもできるぞってことを伝えたいです。
しばらく出てないけど修斗への想いはブレていないので、修斗ファンの皆さんも是非応援に来てくれたら嬉しいです。

名称:トップ Presents RIZIN.1
日時:2016年4月17日(日)
開場:14時00分/開始:15時00分
会場:日本ガイシホール
主催:RIZIN FIGHTING FEDERATION
特別協賛:株式会社トップ
協力:東海テレビ放送
アクセス:日本ガイシホール
愛知県名古屋市南区東又兵ヱ町5丁目1番地の16
【交通】
JR東海道本線
笠寺駅 徒歩3分
Twitter:@rizin_PR
Facebook:https://www.facebook.com/rizinfightingfederation

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