11月5日(火)都内某所にて大晦日大会に関する発表記者会見が行われた。
司会進行はRIZIN実況担当の鈴木芳彦アナウンサーが務め、壇上には榊原信行CEOが登壇した。
RIZIN旗揚げ10年目の大晦日、大会名は「RIZIN DECADE」に決定!
2015年の年末にRIZINが旗揚げされてから今年の大晦日で10回目の大晦日を迎える今大会は「10期生」「10年間」「10年」という意味を持つ「RIZIN DECADE」に決定したことが榊原CEOより発表された。
今回の大晦日で10周年を迎えることに関して、榊原CEOはマイクを持つと以下の様にコメントした。
「気づけば、よくここまで来たなというRIZINとしては10回目の大晦日。2015年10月に、今でも忘れませんが、どこまで行けるかわからないけど全力でやります、というお約束を皆さんにして、気づけば10回目。非常に感慨深いものがあますし、今年の大晦日が10回目でそっから10周年ということなんで、この9年間本当にこのRIZINを支えてくれたファンの皆さん、そして志高きファイターの皆さんにこの場を借りてお礼と感謝と、よくここまでみんなで格闘技盛り上げてこれたなということを噛みしめてですね、10回目の大晦日、最高のイベントにします。この10年間の集大成をファンのみんなとそして選手と分かち合えるような素晴らしいイベントに、大会にしたいとそう思ってます。」
またこの「RIZIN DECADE」について榊原CEOは「3部構成を考えてます」と、今までにない複数構成のイベントとなることが明かされた。この複数構成の一部にRIZINナンバーシリーズの「Yogibo presents RIZIN.49」が含まれる。
またコロナ禍以降実施されていなかった年越しカウントダウンを実施する予定であることも発表された。これについて榊原CEOは「もう朝からこれでもかってぐらい格闘技尽くしの大晦日。もちろんライブ会場に来ていただいて10年目を迎える場所は、我々の聖地・さいたまスーパーアリーナですので、朝から年越しまで格闘技で今年の1年を締めくくればと思ってます」と話した。
フェザー級王座を賭け、王者・千裕がクレベルと約1年半ぶりの再戦へ!
そして「RIZIN DECADE」の決定カード発表に移ると、現RIZINフェザー級王者の鈴木千裕、そしてクレベル・コイケが登壇。榊原CEOより二人によるフェザー級王座戦が発表された。
この二人は2023年6月、北海道で開催されたRIZIN.43においてフェザー級タイトルマッチとして対戦予定だった。しかし、当時王者だったクレベルが前日の計量で規定体重(66.00kg)を0.40kg超過した為、王座は剥奪。挑戦者だった鈴木千裕が勝利した場合のみ新王者として認定されることとなっていたが千裕が敗れたため記録はノーコンテストとなり、フェザー級王座は空位なった。
あれから約1年半、王座戴冠し一度防衛も果たした鈴木千裕に、2連勝中のクレベルが挑む形となった。
王者・千裕「大晦日リベンジして本当のチャンピオンに自分はなる」
今年の6月に試合で怪我をして以降、戦線から離脱していた千裕は今回が約半年ぶりの復帰戦となる。
千裕は今回の試合について意気込みを求められると「自分はもう納得してるんで、前回、最後にクレベル選手と試合した時にノーコンテストですけど、自分の中ではもう負けを認めてるんで、悔しいすけど。認めてるんですけど、でも大晦日リベンジして本当のチャンピオンに自分はなるんで、それを楽しみにしていただけると嬉しいです」と話した。
RIZINフェザー級チャンピオンとして迎える二度目の防衛戦、そしてクレベルとの二度目の試合。完全復帰した姿を見せベルトを防衛することができるのか、注目が集まる。
挑戦者・クレベル「私まだベルトに戻りたい」
昨年大晦日の斎藤裕戦、今年6月のアーチュレッタ戦で2連続一本勝ちを収め再びタイトル挑戦にたどり着いたクレベルは「自分の今日のチャンスはすごい嬉しいです。1年半ずっとこれを待ってて、今日は榊原さんありがとうございました。千裕もありがとうございます。でも、この自分の時間で、私まだベルトに戻りたいです」と、千裕との再戦へ感謝を述べ、そしてベルト奪還への思いを話した。
一度、自らの手で手放してしまったベルトを自身の手で再び腰に巻くことができるのか。
チケット料金が決定!最も早いチケット受付は11/11(月)スタート!
また記者会見時には未定となっていた「RIZIN DECADE」のチケット料金が決定した。A席は16,500円(税込)、最もリングに近いVVIP1列席は550,000円(税込)となった。
また最も早いチケット受付はファンクラブ/RIZIN 100 CLUBの先着先行受付で、11月11日(月)12時からすたーとする。詳細は以下のページをご確認くださいませ。
今回の記者会見で発表された対戦カードは1カードのみ。今後「3部構成」と話されていたイベントの構成はどの様に決定するのか、そしてそれぞれの対戦カードはどのようなラインナップになるのか...?!
今後の追加情報もお見逃しなく!
RIZIN DECADE 決定対戦カード(参戦選手コメント掲載)
フェザー級タイトルマッチ/鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ
鈴木千裕
自分はもう納得してるんで、前回、最後にクレベル選手と試合した時にノーコンテストですけど、自分の中ではもう負けを認めてるんで、悔しいすけど。認めてるんですけど、でも大晦日リベンジして本当のチャンピオンに自分はなるんで、それを楽しみにしていただけると嬉しいです。
クレベル・コイケ
はい皆さんこんにちは。コイケ・クレベルです。自分の今日のチャンスはすごい嬉しいです。1年半ずっとこれを待ってて、今日は榊原さんありがとうございました。千裕もありがとうございます。でも、この自分の時間で、私まだベルトに戻りたいです。
記者会見の様子(YouTubeチャンネル)
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