7月28日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催されたYogibo presents 超RIZIN.3の出場選手たちの試合後インタビューを公開!

平本蓮「何も言えねー!」

画像: 平本蓮 試合後インタビュー / Yogibo presents 超RIZIN.3 youtu.be

平本蓮 試合後インタビュー / Yogibo presents 超RIZIN.3

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ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。

平本 何も言えねー!

ーーそれは嬉しい気持ちですか?

平本 そうっすね。あと本当練習してきた技が見事にはまったのでやってきたことはまちがってなかったなって。何度も何度も練習してきた技だったので。何も言えないです。やってきてよかったなって。

ーー朝倉未来選手と実際に拳を合わせて、戦う前のイメージと違うところはありましたか。

平本 5Rなので1Rがとくに勝負だと思ったのとラウンドマストとだったので前半からしっかりポイントとっていくことは意識していたのですけど、体が温まる前から、勝負の瞬間が1Rから生まれるのでここで絶対勝負決めると決めてたので、よかったです。

ーー今回勝利しました。今後の展望・目標を教えてください。

平本 RIZINチャンピオンになったんですけど、もう1個、別のベルトあるみたいなのでそれを獲りに行こうと思います。

ーー今日、最初サウスポーに構えていたことに驚きました。あれは朝倉選手のテイクダウン、とくにニータップを警戒しての作戦だったのでしょうか。

平本 いや、寸前の事前番組でカーフ蹴ってくると思うと言っていて、意識して嫌がっているのかなと思ってじゃあ左から行ってあげようかなって。でも総合に来てずっと左で試合しているのですが、左のほうが得意かもしれないです。

ーー多くの見方は、平本選手はカウンター待ちと言われていましたが、小さくステップして右に飛んで、そして近い距離で打ち合いました。あれは最初からの作戦ですか。

平本 練習していてどうしても待ちになってしまう部分も自分のなかでは理解していて。技術がいろいろ積み重なっていくなかでいろんな技術を吸収すると、やっぱり後手になってしまうというか。やっぱりリスクをどんどん減らして戦いたいなというのがあったのですが、実際これだと自分の武器が、回転数上がらないと言うのを意識していて、距離感外す練習もしていたのですけど、今回試合前に手塚(裕之)さんから、堀口選手を育てた二瓶さん(の息子の)二瓶卓郎さんを紹介してもらって、ああいうステップとか、ちょっとこう抜く感じは一緒に練習して何度も何度もやってきたステップで、それが思いきり出て、バシーンって入って。自分から試合を作ろうとは思っていたので、ちょっと堀口さん意識みたいな感じのステップです、あれは。

ーー短い時間でそれを習得することができたのですか。

平本 もともとK-1の時は、アップライトでリズムをとってやっていて、それを総合格闘技に溶け込めるようにするにはテイクダウンディフェンスに絶対的な自信がないとあのステップはできないので、それが完成されたからこそ今のスタイルができあがったという感じですかね。

画像1: 平本蓮「何も言えねー!」

ーー最後に朝倉選手に声をかけていたと思います、それはどんな言葉を?

平本 内緒で。

ーーもうひとつのベルトを持っている千裕選手と試合後に揉めていたようでしたがどういう状況だったのですか?

平本 いきなりペットボトル投げてきたのでナメてるなと思って。僕には当たらなかったけど僕は当てました。あのカモメみたいなヤツ!

ーー試合後のマイクで「引退しないでください」と。心からの思いですか?

平本 そうです。格闘技界にいてほしいなと思います

ーーいずれ戦いたいのかアイコンとして必要なのですか

平本 戦い続けていればまたいつかやるかもしれないですね、だから戦い続けてほしいです

ーー左手の包帯は?

平本 親指思い切りバコーンてやって軽く脱臼してしまって、全然骨折とかではないです。

ーー次の試合の時期や相手のプランがあったら教えていただけますか。

平本 年末じゃないですかね、盛り上がる試合をしていこうと思います。

ーー二瓶さんから習ったステップはこれからも使って行きたい?

平本 僕の新スタイルなので、はい。もっといっぱい、練習していたパターンのひとつが今回当てはまった。

何パターンもいろんなパターンの自分の必殺技を作ってきたので、どんどん見せていけたらと思っています。

ーーいわゆる伝統派の空手のステップなのでしょうか。

平本 伝統派になりすぎると僕の体が向いていないので、剛毅會の空手の感じと僕のキックボクシングと、伝統派の距離感の設定ですよね。後ろを使うという、共通した部分があるのでそれを噛み砕いて作ってきた感じなので、伝統派ともまたちょっと違うかもしれない、平本蓮スタイルです。

ーーフルラウンドまでの想定はしていたのですか?

平本 もちろん想定はありますけど、ああいう距離感の微妙な差し合いというか、駆け引きからも、ずっと打撃のない時間も駆け引きの時間で、今回とにかく待つんじゃなくて我慢勝負だと思っていたので、一瞬の隙をつけた。1日三部練くらいやってきたので出てよかったです。

画像2: 平本蓮「何も言えねー!」

ーー行けるとなった瞬間は

平本 一発はずしたときにバコンと入った瞬間に一瞬でガクンと落ちる感じだったので、これはチャンスだと思って、「今だ!」と思って。コナー・マクレガーの名言あるじゃないですか。「精度は…、(※)」なんだっけ、まあいいや。そんな感じっす。(※「精度はパワーに勝り、タイミングはスピードに勝る」)

ーーこの大舞台でこの相手に、MMA初フィニッシュの気分はいかがでしたか。

平本 ずっと計画していたことなので、3戦しっかり判定で経験積んで、4戦目からKO解禁しようかなっていう感じだったので、自分のなかではプラン通りです。

ーー今までのテイクダウンディフェンス主体はあくまで過程であると?

平本 そうですね、これからも強くなっていく平本蓮をみんなに応援してもらえたらいいなって言う感じです。まだまだ進化途中なので。今日まだ全然グラップリング見せてないですけど、たくさん用意してきたので。まあ次の試合とかでどんどん進化している姿を見せていけたらいいなと思います。

ーーテイクダウンディフェンスよりもタックルに行かせなかったのはどこがよかったのでしょうか。

平本 距離感ですかね。後を使ってしっかりリングを使うという、距離感の微量な設定です。朝倉未来がやりたい距離よりも遠い距離でやろうっていう感じですかね。

ーー試合前に国歌の件も含めて、話題になったニュースがあり今回は朝倉未来選手との一戦について、余計なノイズを入れたくなかったのでしょうか。

平本 そうですね、本当に集中したかったってことですかね。全部勝利にかけていたので。今ホッとしています。

ーー平本選手はSNSで煽りをやっているイメージやトラッシュトークが前面に出がちだと思いますが、格闘技への純粋な思いがあることが伝わってきます。そのあたりは敢えて見せないようにしているのですか?

平本 シンプルにそういうの飽きたので、シンプルに試合で見せようと思ったから。そういうの飽きました。

画像3: 平本蓮「何も言えねー!」

ーー格闘家というスタイルを徹底していくのですか?

平本 いや、相手によるんじゃないですかね、はい。あんまりそういう設定はないです。自分がそのとき思った思いのままやるだけですね。

ーー次回の出場の際は前々日インタビューに来てくれますか?

平本 もちろんです、もちろんです。はい、多分。

ーー朝倉未来選手を倒したことで自分が格闘技界を引っ張っていく気持ちは?

平本 アイム・ザ・ベスト!僕がベストなので。俺だっていう。時代は俺だ!

ーー朝倉未来選手に引退しないでくださいとおっしゃっていましたが復活したらどんな道を歩むと思いますか?

平本 いや、わからないですけど、復活は絶対すると思うので、やめないでほしいっすね。

ーー戦っていて復活するだろうなとわかるものがあったのでしょうか。

平本 朝倉未来の人間力ですかね。

ーーそれを感じたと?

平本 はい、感じます。しなくても、しても感じますししなくても感じます。やめないでほしいっす。

ーー朝倉未来観は変わりましたか?

平本 何も変わってないし、俺も引退撤回したんであなたも引退撤回してくださいっていう。

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