ルール

RIZIN MMA トーナメントルール:5分3R/インターバル60秒 61.0kg

試合結果

1R 1分46秒 レフェリーストップ(顔面へのヒザ蹴りにより出血)

試合内容

画像1: 試合内容
画像2: 試合内容
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「ヒザ蹴り一閃! 因縁の対決を制したのはケイプ!!」

1R、マッコールが強烈な左インロー。ケイプの左オーバーハンドがマッコールのアゴをかすめると、マッコールはニヤリと笑う。なおも両者は打撃で突っ込んでいき、コーナーを背にしたケイプがマッコールの顔面にヒザ蹴りを一閃。

さらにグラウンドでサイドチョークを取ったケイプだが、ヒザ蹴りによりマッコールが顔面から大量出血をしており、試合がストップ。ドクターストップがかかり、ケイプがTKO勝ちをおさめた。

試合後、依然マッコールを挑発し続けるケイプは「(日本語で)アリガトウゴザイマス。コンニチハ!祖国アンゴラを代表して日本にきましたが、今まで汗と血を流した努力が結ばれた結果です。こうなることはわかっていたけど、確実になった瞬間です。(準決勝も)勝利したい気持ちでいっぱいです。ガブリエルは友人なので当たりたくないが、そうなっても全力でやるだけです。ヘイベイビー、ジャパニーズガール、一緒にパーティーしよう。待ってるぜ」とマイクアピール。

画像1: 「ヒザ蹴り一閃! 因縁の対決を制したのはケイプ!!」
画像2: 「ヒザ蹴り一閃! 因縁の対決を制したのはケイプ!!」
画像3: 「ヒザ蹴り一閃! 因縁の対決を制したのはケイプ!!」
画像4: 「ヒザ蹴り一閃! 因縁の対決を制したのはケイプ!!」

試合後インタビュー:イアン・マッコール

画像: 試合後インタビュー:イアン・マッコール

「こういう結果になってしまいましたが、なんとしてでも戻ってきたいと思っています」

——いまの気分を教えてください。

マッコール 悲しいし落ち込んでいます。皆さんも自分自身も彼女もチームもがっかりさせてしまいました。相手に関しては、それほど強いと思いませんでしたが、ただ出血してしまって、気がついた瞬間に試合が終わってしまいました。トーナメントでは出血したらアウトということもわかっていたので、解決しなければならない問題だと思っています。悲しいですが、ここで試合をできたことを感謝したいと思います。また必ず戻ってきます。

——また戻ってきてください。

マッコール なんとしてでも戻ってきます。この国は私をハッピーにしてくれます。この国に来るのが夢でした。こういう結果になってしまいましたが、なんとしてでも戻ってきたいと思っています。

——今回RIZINに初めて出場して、RIZINの印象はいかがでしたか?

マッコール 若い時にPRIDEを見て育った世代ですので、本当に私にとってはここにこれたことが嬉しいことで、カットで終わってしまいましたけど、この国で闘えて嬉しかったしワクワクしました。悪口は言いたくないですが、UFCで闘っている時期は、私にとってはあまりハッピーじゃない時期だったので、本当にここで闘えたことを嬉しく思うし、キャリアをここで終われたらと思っています。

——マネル・ケイプは非常に態度が悪いですけど、最後のフィニッシュに関して頭を下げさせられたという点では実力を認めざるを得ないこともありますか?

マッコール いまオンライン上でいろんなことが起こってドラマチックなことになっているんですけど、この点に関してはコメントしたくないです。マネル・ケイプは強くなかったです。チョーキングもしましたけど大したことはなかったです。膝をくらったことは間違いなくて、たしかに膝でカットされて試合が終わったという意味では、ラッキーだったとは言えないです。私の皮膚が薄いっていうのもあるかもしれないけど、彼の膝は強くはなかったです。ただこれで試合が終わってしまったことは事実ですが、彼が強いとは思っていないです。こういうことに関して語るのはもう少し後にしたいなと思っています。

——残った4選手の中で、誰が一番優勝に近いと思いますか?

マッコール 堀口選手だと思います。彼がケイプをやっつけてくれればいいなと思っています。いつか私が戻ってきて、ベルトを自分のものにしたいと思います。

——試合前のインタビューではケイプに教訓を教えてやると言っていましたが負けてしまい、フラストレーションは大きいですか?

マッコール はい。もしマネル・ケイプがKOしていたら「よかったね」と言えたかもしれないけど、KOではなかったし、打撃も一回打たれたぐらいで大したことなかったし、チョークもきつくなかったし、言い訳っぽくなっているかもしれないですが、私はMMAにおいて適切なエスケープを行っていました。フラストレーションがたまっているかというと、答えはイエスなので、自分の中でもいろいろ考えないといけないと思っています。

——日本でキャリアを終えたいというのは、いつぐらいか考えていますか?

マッコール いつっていうことは考えていないが、いま33なので、35か36のときかなっていうのはなんとなく思っています。ただいまはトレーニングもスマートにやるようにしてますので、誰でも闘いたいなと。ギャビ・ガルシアでもボブ・サップでもゴジラでも誰でもいいっていう感じです。

——アメリカのファイターとして、アメリカのファンにメッセージありますか?

マッコール がっかりさせてごめんなさい。ファンをがっかりさせてしまったし、自分のキャリアでずっとそういうことをやってきたなという思いがあって、世界タイトルのときもダメで家族やファンをがっかりさせてしまったりして、自分に厳しいかなと思ったりもしますが、人生にはそういう厳しいところがあるなっていうのは感じています。

——カリッド・タハ選手が来年5月にまたRIZINに戻ってくると言われていますが、5月に戻ってきたいですか?

マッコール もちろんです。誕生日がある月でもあるし、カリッドに関してはお互いに尊敬し合っている選手なので、彼と対戦したら良い試合になると思います。二人とも強いしやり合うタイプだし、今回のマネル・ケイプ選手との試合で、グラウンドは全然ダメっていうのがわかったので、グラウンドに持ち込んでサブミッションに持ち込もうと思っていたんですけど、彼と闘うのであれば、全然違うゲームプランで闘うと思います。キックボクシングをして楽しんでいるような試合を見せられると思います。それで試合後はハグをして一緒に飲みに行ってハッピーになると思います。

——いまどういう気分ですか?

マッコール ここで闘えて嬉しいし、RIZINのルールは自分に合っていると思うし、日本の文化も好きだし、全部が好きなのですごく良い気分でここで闘えています。

RIZIN.8 RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017バンタム級トーナメント2nd ROUND大会情報/試合結果

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