オニボウズ

「テレビもカットされんような試合をしますよ。アグレッシブに行こうと思います」

画像: 「テレビもカットされんような試合をしますよ。アグレッシブに行こうと思います」

――コンディションはいかがですか?
オニボウズ 試合のお話をもらったのは2〜3週間前で、そこから今まで追い込んできたので、体調とコンディションはバッチリ仕上げてきました。
――短期間の準備で何か影響はありましたか?
オニボウズ 一カ月前に試合があってそれに向けて準備していたので、そんなに影響はなかったですね。走り込みもしてきました。
―― RIZINのデビュー戦ですが、 RIZINの印象はいかがでしょうか?
オニボウズ 出ているメンバーがすごいですよね。ええんかな、自分が出てと思ったんですけど、それを食ってやるような勢いで、テレビもカットされんような試合をして行こうかと。アグレッシブに行こうと思います。
――対戦相手の印象を教えて下さい。
オニボウズ まぁベタにムエタイって感じですよね。蹴りがサウスポーで左のミドルが怖いなぁってぐらいで。
まぁ受けてみたらそんなに、怖くないって感じかもしれないですね。
――過去に対戦したことのある、扇久保選手も RIZINデビュー戦ですが、意識していますか?
オニボウズ 単純に勝って欲しいですね、扇久保選手に。ちょうど今日お会いした時にもお互いにそういう話をして、修斗から来ている同士、頑張りましょうってちょうど話したところですね。
――モチベーションに繋がりましたか?
オニボウズ モチベーション上がりましたね。そう、言っていただけたっていう事と、やっぱり試合した選手が応援してくれている事が嬉しいかったです。正直、会場のホテルも豪華でリラックスできました。
――今回の試合はチャンスだと思いますか?
オニボウズ もちろん。話いただいた瞬間、出るしかないなと。
話いただいた時は相手の事は考えていませんでした。結果、タイのムエタイの選手でしたっていうぐらいですね。
――最近はテイクダウンされる試合が多かったと思いますが、今回の相手だと持ち味を発揮できそうですね。
オニボウズ そうですね。最近やられるパターンは光を消される試合というか、そういう試合が多いので、お互い正面からぶつかれる相手だと思います。
――ファンに向けてメッセージをお願いします。
オニボウズ 僕ができることはもう決まっているんで、最初から打撃で次のラウンドを考えずにアグレッシブに攻めていってすぐ終わらせます。
――テレビの放送にのるようにですか?
オニボウズ そうですね、カットされんように短く(笑)。

メルビン・ギラード

「なぜ俺がここにいるのか、それは日本で一時代を作ったレジェンドを倒しに来たからだ」

画像: 「なぜ俺がここにいるのか、それは日本で一時代を作ったレジェンドを倒しに来たからだ」

――RIZINデビュー戦ですが、今のお気持ちは?
ギラード 今はすごく気分がいいです。準備も完璧。五味選手はすごい好きな選手なので楽しみです。彼と戦うのは光栄です。勝つ準備はできています。
――日本のレジェンドファイター・五味選手のことは知っていましたか?
ギラード もちろん。UFC時代もPRIDE時代もずっと見てる。私は13歳からこの世界に入ってずっと格闘技を見てきています。MMAのキャリアは18年になります。過去のレンジェンドも知っていますし、いまのレジェンドも知っています。自分もその仲間入りをしたと思っています。格闘技を凄くリスペクトしていますし、自分のやってきたことも間違ってなかったと思っています。このために私は生きてきました。
――いますぐにでも試合したいですか?
ギラード 当然準備はできています。この試合のために3カ月しっかりと準備してきました。この2年間は適正階級ではないところで戦ってきました。だから敗戦もした。今回、自分の適正体重で戦えるので楽しみです。
――日本のファンにメッセージをお願いします。
ギラード なぜ俺がここにいるのか、それは日本で一時代を作ったレジェンドを倒しに来たからです。RIZINに出場できること五味選手と戦えることを本当に幸せに思っています。それとさっき日本のファンに話しかけられたんだけど、こっちでも俺のことを知ってる人がいるってことを実感しました。
――ファンは激しい打ち合いを期待しています。
ギラード 五味選手をリスペクトしていますが彼はいま最高の状態ではないはず。打ちあったら俺がKOしてしまうだろう。足使って楽しんで倒したいと思います。
――去年、イギリスで素手の試合をしていますよね?
ギラード 16歳でプロデビューして、あらゆる格闘技の試合を200戦以上やってきました。俺は何でも受けて立つ。だからベアナックルファイトもやった。どんな戦いの場においてもトップに立ってやろうと思ってます。これまでMMAでもキックボクシングでもグラップリングでもレスリングでも成功を収めてきましたし、それで食ってきました。だからこの格闘技の世界に敬意を持っています。

ディエゴ・ブランダオン

「リング上はジャングルで、生き残るのはライオンです。相手をボコボコにすることだけを考えています」

画像: 「リング上はジャングルで、生き残るのはライオンです。相手をボコボコにすることだけを考えています」

――2015年のUFC日本大会以来、久々の日本ですがいかがですか?
ブランダオン そうですね、3年ぶりに日本に来れて嬉しいですね。私は前回同様KOを目指して、直ぐに試合を片付けたいという気持ちでいっぱいです。試合が待ち遠しいです。日本の皆さんががっかりしないように、頑張ります。
――前回の日本での試合は菊野克紀選手を相手に1ラウンドKO勝利したと思うんですが、対日本人にいいイメージを持っていますか?
ブランダオン 相手の国籍は気にしていません。ですから相手が日本人だからということは意識していません。リング上はジャングルで、生き残るのはライオンです。私はアグレッシブな試合して相手をボコボコにすることだけを考えています。私はリング上で、ライオンになりますよ。
――対戦相手の北岡選手の印象は、いかがですか?
ブランダオン 北岡選手はアグレッシブで、攻撃的な素晴らしい選手だと思います。ただ、私は彼を倒す自信があります。倒すことだけを考えています。
――好きな選手はいますか?
ブランダオン 私はヴァンダレイ・シウバ選手が好きです。PRIDEを見て育ち、PRIDEに出たいと思っていました。試合当日、リングに上がった時はヴァンダレイ・シウバを意識して、日本のファンの人達がシウバを思い出すような試合をしたいと思います。
――矢地選手がこの階級のトップなんですが、戦いたいと思いますか?
ブランダオン まず日曜日の試合に勝たないと話になりません。試合の後がどうなるかはわかりませんが、気に入ってもらって 今後もRIZINで長期的に戦っていきたいです。
――会見場にブランダオン選手の叫び声が聞こえていたんですが、何があったんですか?
ブランダオン 隣の部屋で写真と映像の撮影があったんだ。得意なポーズをして下さいって言われたんだけど、叫んだ方がポーズに力が入るんだよ。筋肉が張るし、大きく見せれるんだ。このポーズが一番のお気に入りだよ(笑)

RENA

「もう内容じゃなくて100%勝ちにいきます。昔持っていた"雑草魂"。『おまえら見とけよ』と思ってます」

画像: 「もう内容じゃなくて100%勝ちにいきます。昔持っていた"雑草魂"。『おまえら見とけよ』と思ってます」

――コンディションは?
RENA いつもよりも調子がいいというか落ち着いています。
――黒の衣装で決まっていますけど。
RENA そうですね。今回は「黒のRENA」でいきます。それにちなんで今日も黒です。試合の日はいろんなサプライズ黒が待っていますので。今日も全身黒でクールにいきます。
――今回は試合前にいろいろな話題にされたと思います。
RENA そうですね。まあそれも注目されている証かなと。いまは負けると言われることが多いので、昔持っていた"雑草魂"。「おまえらみとけよ」と思ってます。その気持ちで練習をがんばれてますね。もうやる気しかないので。やっぱり前評判を覆せた時の快感は半端ないので。そういう経験もあるし。「見てろよ」って思ってます。
――地上波生中継のメインイベンターですね。
RENA 率直にうれしいですね。日本人対決でさいたまスーパーアリーナで女子がメインっていうのは本当に嬉しいです。今後、このようなことがあるのかないのか、それもこの試合の内容にかかっていると思ってます。凄く大事な、重要な責任を任せていただいたなと思います。ありがたい気持ちでいっぱいです。
――浅倉カンナ選手に想うことは?
RENA 想うことはないんですが、久々に対策練習をしました。それが凄く楽しくて。みんなの意見を取り入れて、そういう練習が凄く充実してできましたね。何よりも楽しかったし、これを試合でバチって決めてみんなの予想を覆すことができたら爆発させられると思うので。2011年11月(神村エリカ戦)絶対に負けると思われていた試合に勝った時の爽快感をまた味わえるんじゃないかなと思います。楽しみで仕方ない。
――ファンにメッセージをお願いします。
RENA 年末負けてしまって、悲しい思いをさせてしまった……でも変わらずに私を応援してくれる人がいるんだなって本当に泣きそうになりました。本当に嬉しかったです。やっぱり今の活力はみんなを笑顔にさせることなので。みんなの笑顔を見たいから何が何でも勝ちにいきます。もう内容じゃなくて100%勝ちにいきます。最後まで背中を押してください。
――浅倉選手が「RENA選手の寝技は怖くない」と言っていましたが。
RENA いや、それ言ったらカンナの打撃なんか怖くないですよね? まあでしょうね、って感じですね(笑)。
――最後に勝敗を分けるのはなんだと思いますか?
RENA 張ってた線を緩めたものが負けると思います。今回の試合でキックボクシング、シュートボクシング、MMAの通算50戦目なんですね。もういろんな経験をしてきましたから。辛いことも悲しいことも苦しいことも全部経験あるので。
――年末に負けたことは今どう思っていますか。
RENA MMAをはじめて気づいたらもう次で9戦目です。一本勝ち、KOでずっと勝ってきてトーナメントでは優勝候補と言われて負けた。新聞にも「まさかRENAが負けるなんて」っていう見出しになってました。そのギャップからやっと解放された感じ、私的にはちょっとほっとしたんです。やっと素でいられると思いました。安心した自分がいたし、またがんばろうと思えた自分もいたし。もし優勝したら「もういいや」ってなってたかもしれないし。でも負けて、いまは「もういいや」ってなってないし。優勝を逃したことは悔しいけどいいタイミングでした。格闘技人生においては凄くいい経験をしたなと思ってます。

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