【試合結果】RIZIN.10 第1試合
北井智大 vs. ダルビッシュ黒木

ルール

キックボクシングルール：3分3R / インターバル60秒（63.0kg）

キックボクシングルール3分3R。
1R、北井の左インロー、左ストレートがヒット。さらに左右のフックで黒木にプレッシャーをかけていき、右の飛び膝蹴り。黒木はローでペースを掴もうとするが、北井は左フックで黒木をぐらつかせる。

2R、序盤から黒木がプレッシャーをかけて北井をロープ際に追い込み、ローで北井を足を止めにいくが、北井は左右のストレートを的確にアゴに当てていく。終了直前、北井の左ひざが黒木のアゴにヒット。ここまで北井のペースで試合が進む。

3R、序盤の打ち合いで黒木の左フックがアゴにヒットして北井ダウン。しかし、立ち上がった北井が近距離でパンチの猛ラッシュをかける。終始、黒木をコーナーに追いつめて右フックと左ひざを当てていく。さらに北井の右の飛び膝がヒットしたところで試合終了のゴング。

判定はジャッジ3名が「ドロー」「黒木」「北井」を挙げ、ドローとなった。

試合後インタビュー：北井智大

「最終の第3ラウンドにダウンを取られてしまったので。あそこでダウンがなければ」

――お疲れ様です。試合の感想をお願いします。
北井　試合の感想・・・悔しかったです。

――具体的にどこが悔しかったですか？
北井　最終の第3ラウンドにダウンを取られてしまったので。あそこでダウンがなければ。お客さんを盛り上がる試合ができたという部分では良かったのですが、勝ちたかったです。格闘家は結果も大事なので悔しかったです。

――勝つためにどこが足りなかったのでしょうか？
北井　最初にダウン取ったときに「イケるな！」と思って心に余裕が生まれてしまったところだと思います。

―― 北井選手は、いつも出身地の高知を背負ってリングに上がっているとおっしゃっていますが、今日の試合では「いごっそう」の顔は出せましたでしょうか？
北井　若干、打ち合ったので出せたと思うのですが、相手がもっと打ち合いに来てくれたらもっとイケたなとは思いますね。

――初めて上がったRIZINのリングはいかがでしたか？
北井　お客さんが多くて、楽しいスね。いつもやってる後楽園とはまた違くて、いいなと思いました。

――次の試合の予定は
北井　まだ分からないですけど、６月のRISEに出してもらえるなら出たいです。自分の試合は打ち合いが魅力だと思うので、そこを見せたいです。

――足は大丈夫ですか？
北井　念のために冷やしてますが、大丈夫です。

――今後の目標をお願いします。
北井　またこの舞台に上がれるように頑張ります。

――ありがとうございます。
北井　ありがとうございます。

「相手にダメージを与えるようなダウンではなかったです・・・」

——試合の感想をお願いします。
黒木　自分自身がちょっと固かったっていうのがあり、パンチがスムーズに出せなかったです。北井選手のパンチが思った以上に回転力があって硬くて凄く良いパンチだったので面食らってしまった部分がありましたね。そこが勝つことができなかった敗因じゃないかと思います。

——ダウンも奪ったと思いますが、そこからは決めきれませんでしたか？
黒木　相手にダメージを与えるようなダウンではなかったですね。そこからつなげることができなかったです。

——RIZINでは前回のドローでしたが、今回もドローでした。それについてはどうですか？
黒木　当たれば倒れる強パンチはあるので、中パンチをもっと連打できる試合運びをやっていきたいですね。そこが今後の課題です。

——今後の目標をお願いします。
黒木　6月、7月と試合が決まっていますのでしっかり勝ちたいです。