アンテ・デリア
「ミルコのような戦いで、最後はKOでフィニッシュする」
ーーコンディションはいかがですか?
デリア とてもいいです。日本には昨年末にミルコ(・クロコップ)と一緒に来たことがあります。
ーーRIZIN初参戦となりますが。
デリア 参戦することができてとても嬉しいです。あさっての試合の準備はバッチリで、その後もRIZINに出場できたらいいなと思っています。
ーーバックボーンを教えてください。
デリア 10歳の頃から柔道を始めて、柔道では200戦くらいやりました。MMAは10年くらいで、アマチュア20戦、プロ17戦の経験があります。
ーー普段はずっとミルコと一緒に練習しているのですか?
デリア そうです。1年半前から一緒に練習をしているのですが、きっかけはミルコがRIZINのグランプリに出るためにスパーリングパートナーが必要だということで呼ばれました。
ーーRIZINでどのようなファイトを見せたいですか?
デリア グラウンドの戦いを支配しながら、ミルコのような試合を見せたいです。
ーー対戦相手のリカルド・プラセル選手の試合映像は見ましたか?
デリア はい。彼もグラウンドが強いんですが、私は万全を期しています。KOでフィニッシュしたいと思います。
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堀口恭司
「KOか一本でしっかりと決める試合をするんでそこを見てほしい」
ーーコンディションはいかがですか?
堀口 バッチリです。
ーー対戦相手のイアン・マッコールは、これまでRIZINで戦ってきた相手とはレベルが違うとおっしゃっていたと思いますが。
堀口 そうですね。やっぱり過去の試合とかを見ても総合的にレベルの高い選手だなと思ったので、そう言いました。
ーーつまり、現在RIZINのリングで実現できる最強の相手ということですか?
堀口 まあ、そう思いますね。
ーーどのような戦略で臨みますか?
堀口 自分のやりたい打撃だったりとか、自分のパターンにはめていきたいなという感じですね。
ーーRIZINに参戦して1年が経ちましたが、環境や堀口選手ご本人的に何か変わったことはありますか?
堀口 うーん、そんなにはないですかね? もうこんなに経ったんだという感じですね。
ーーRIZINでは6試合目となります。UFC時代と比べて試合数が多いですが。
堀口 やっぱり仕事なんで嬉しいですね。試合をやらないと試合勘も薄れてきちゃうので、これぐらいこまめにやったほうがいいですね。
ーー福岡での試合は初めてですか?
堀口 もしかしたら空手の大会でやったことがあるかもしれないですけど、プロになってからは初めてですね。初めて福岡で試合をすることになって、関東ではなく、こういう新しい場所で試合ができることは嬉しいことです。
ーーUFCの元トップ同士の対決が日本で、ゴールデンタイムで放送されることについてどう思われますか?
堀口 嬉しいですよね。ちゃんと認めてもらえたというのが。
ーー堀口選手がRIZINに来たことで注目度も上がったと思うのですが。
堀口 自分では全然わかんないですね(笑)。やっぱRIZINに来た時から「引っ張っていく」って感覚だったんで、それは変わってないですね。チャンピオンベルトを持ったからどうとかではなく、しっかり勝ちに行くというスタイルでいこうかなと。
ーー今後について考えていることはありますか?
堀口 やっぱりRIZIN、日本の格闘技をもっと盛り上げていくっていう。
ーーそこには那須川天心との試合というのもあると思うのですが。
堀口 はい。やりたいなというのはありますね。やっぱり強いやつ同士がやらないと盛り上がらないと思うので、やっていきたい。
ーー年内に那須川戦は実現すると思いますか?
堀口 まあ、年内だと思うので期待してください。
ーー今回のマッコール戦で何を見せたいですか?
堀口 しっかり決める試合をするんでそこを見てほしいなと。KOだったり、一本で。自分のスタイルでやり抜こうとしていますけど、そんなに簡単にうまくいかないと思うので、すごい駆け引きをする試合になると思います。
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
「私がヘビーウェイトのニューフェイスになることは間違いないです」
——日本に来るのは初めてですか?
ジャルジーニョ はい。凄くいい国だね。綺麗だし。
——格闘技のバックボーンを教えてください。
ジャルジーニョ キックボクシングとムエタイをすっとやっていたよ。そのあとに総合格闘技に転向した。
——現在、全試合KO勝利とお聞きしました。
ジャルジーニョ そう。今回もできればKOがいい。勝てればどんな勝ち方でもいいけど。
——RIZINの印象を教えてください。
ジャルジーニョ 大きな大会なので、私にとっても大きなチャンスだと思っています。
——どんな試合展開を考えていますか?
ジャルジーニョ たぶん相手はグラウンドに持って行こうとすると思うけど、私はスタンドに持って行こうと思います。必ず勝ちます。
——スリナム出身にはメルヴィン・マヌーフなどもいます。今後、日本で活躍するスリナムの方が増えると思いますか?
ジャルジーニョ 私は私のスタイルでやっていきます。
——今回の試合は、今後、ヘビーウェイトの選手を日本に招くいいチャンスになると思いますか?
ジャルジーニョ もちろん。私がヘビーウェイトのニューフェイスになることは間違いないです。
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ランチャーナ・グリーン
「私にとってこれまでで一番大きな試合です。ワクワクしています」
——今回は急な出場になりましたが、試合のオファーはいつ来たんですか?
ランチャーナ 4日前、MMAストロー級の選手を探しているというポスターを見たのがきっかけです。でもたまたま、5月11日に予定していた試合が急になくなって、そのためにトレーニングをつんできていたので、万全で臨めます。コンディションは凄くいいです。
——村田選手についてどう思いますか?
ランチャーナ 少し調べました。たまたま空港で見かけたんですが、素晴らしい格闘家という印象を受けました。記録も凄いので、間違いなくいい選手ですね。
——格闘技のバックボーンを教えてください。
ランチャーナ ムエタイを12~13年やっていました。4年前にMMAに転向しました。テクニックとしては統合したような感じですね。
——村田選手はレスリングが得意な選手ですが、どんな闘いを想定していますか?
ランチャーナ レスリングの経験はあまりないので、私はストライキングで勝ちたいと思っています。
——どんな思いで日本に来ましたか?
ランチャーナ 私はMMAファイターとして世界中いろんなところへ行くのが好きです。日本に来たのは初めてですが、もともと来たい国だったので、とてもエキサイティングな気持ちです。
——村田選手はグラウンドが得意な選手ですが、その対策はしていますか?
ランチャーナ MMAファイターとして、ブラジルで柔術を学びました。自分はストライキングが得意なので、レスリングが大きな穴でした。なので、そこで柔術をしっかり学んで、さらにアメリカで6カ月間レスリングも学び、身につけました。ブラジルの柔術を学ぶことによって、スキルはかなり上がっていると思います。
——MMAファイターで、女性は違う部分はありますか?
ランチャーナ 女性MMAファイターはまだまだトレーニングが難しい部分があります。もっと女性ファイターが増えてより競争力が高められたらいいですね。
——今回RIZINという大きな舞台ですが、緊張していますか?
ランチャーナ はい。私にとってこれまでで一番大きな試合です。でも雰囲気を楽しみたいし、同時にワクワクもしています。私のイギリスのジムにはPRIDEを見ていた人もいて、今回の機会をとても喜んでくれました。いい経験にしたいです。
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