7月19日(水)、都内にあるCARPE DIEM三田支部にて、7月30日(日)に開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-』さいたまスーパーアリーナ大会に出場する堀口恭司が公開練習を実施。2分間、得意の打撃のシャドーや飛びヒザを披露し、囲み取材に応じた。
今月16日に日本に帰国した堀口は現在、実家のある群馬、近隣の栃木を拠点にトレーニングを積んでいるという。アメリカで練習を十分に積んできている為、すでに最終調整の段階に入っており、疲れや時差を取ったりしながら試合に備えている。
特に気をつけているのが水分を取ること。「(水分を沢山取るのは)時差を取るのにいいらしいですね。ウェイトコントロールするのにもいいらしいので、1日4~5リットル飲んでます」と、体調面の調整も抜かりはない。
アメリカではコーチを含め、試合に関わるスタッフ全員で対戦相手の所英男のビデオをチェック済みとのこと。
「レスリングも伸びてるし、柔術も伸びてる」と自信たっぷり。「この場面ではどうしなきゃいけないんだっけ?という場面がなくなった」と今でも成長をし続けている手応えを感じているという。
対戦相手となる所に関しては、「寝技の選手」とそのままの印象。「弱い相手じゃないんで、しっかり考えていきます」と、その寝技に警戒心を露わにしていた。また、所の回転体のような寝技に付き合うつもりも一切ない。「得意のストレートかパウンドのストレートで倒したいですね」と、やはり持ち味の打撃で勝負を決めるつもりだ。
今回はバンタム級ということで自身がこれまで闘ってきた階級よりも上の階級となるが、「フライ級の時よりは楽なので問題ないです」と減量自体は苦にしていない様子。
とはいえ、1回戦の相手である所を含めトーナメントに参加してくる選手は堀口よりも一回り大きな選手となってくる。それでも、「KID(山本“KID”徳郁)さんに憧れていたんですけど、KIDさんってでかい選手を倒してきたじゃないですか? 自分の憧れの人に近づけるのはうれしいですね」と、望むところといった様子だった。
今回の大会ではメインイベントを任されることに関しても、「正直にうれしいです。自分に任せられたんで。しっかり決めて、盛り上がる試合をします」と頼もしい一言。「一方的な自分の試合にしたいです」と自信たっぷりに試合の展望を語っていた。
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