武尊 (TAKERU)

K-1ジム・チームドラゴン所属。テレビで見たK-1選手に憧れて小学校低学年で空手を始めると、高校進学と同時に本格的にキックボクシングへ転向し、メキメキと頭角を現す。アマチュア大会へ積極的に参戦し、タイでの武者修行を敢行するなど、高校生ながら貪欲に経験を積み09年にはK-1甲子園出場を果たした。高校卒業後、前田憲作が代表を務めていたチームドラゴンに入門し、11年にはKrushに参戦。KO勝利が難しいとされる軽量級ながら、その俊敏で的確な打撃で次々とダウンを奪いKOの山を築くと、13年には初代Krush-58kg級王者に輝いた。14年11月に新生K-1が発足すると、15年のK-1 WORLD GP 2015 ～-55kg初代王座決定トーナメント～に参戦。2連続KO勝利で決勝へ進むと、HIROYAの弟大雅との壮絶な打ち合いを制し、見事初代王者に戴冠を果たす。同年11月には初防衛にも成功し、最近はメディアにも積極的に露出するなど、新生K-1の顔へと成長。2016年はKrush王者、小澤海斗との因縁対決にも勝利し、更に高みを目指す。