10月8日(木)に大晦日「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015さいたま3DAYS」の開催発表記者会見を行い、いよいよ日本の格闘技イベントの復活へ向けて始動したRIZIN FIGHTING FEDERATION。この記者会見のために来日した各国のプロモーターたちに話を聞いた。
――現在手掛けているリトアニアの格闘技イベントについて教えてください。
現在私は、MMAの大会であるBUSHIDOと、プロキックボクシングのKING OF KINGSの2つのイベントを手掛けています。KING OF KINGSはプロジェクトとして行っており、リトアニアだけにとどまらずヨーロッパ全域で興行を行っています。
――今回、RIZINに参加しようと思ったきっかけは。
1999年に初めて日本に来るチャンスがあり、今回の来日でもう125回目になるのですが、これまでリングス、PRIDE、シュートボクシングなど、日本のあらゆる格闘技団体になんらかの形で携わってきました。今回は、世界ナンバーワンの総合格闘技イベントを手掛けた榊原さんがカムバックするということで、ぜひ参加させてもらおうと思いました。
――日本の格闘技にはどんな印象を持っていますか。
MMAの大会は世界中にありますが、どの国のファイターも日本で試合に出ることを目標にして闘っていると思います。過去にはPRIDEのようなイベントもありましたから、多くのファイターが日本を目指してトレーニングを積んでいる、そんな場所のように感じています。また、日本人ファイターに対しては、みんな大きな心、強い心を持って闘っているという印象があります。テクニックも素晴らしくて、いつも驚かされます。
――RIZINに対して、どんなことを期待していますか。
格闘技業界には、常に様々な変化があります。7年前にPRIDEがなくなってしまったことがまず一つで、それ以降もいろいろな変化がありましたが、榊原さんが戻ってきたことによって、さらに大きな変化が生まれると期待しています。今はみんなの目がアメリカに向いていると思うのですが、残念ながらアメリカは決してファイターにとって「ここで闘いたい」という夢の場所ではないと個人的には思っています。RIZINは、ファイターにとって夢の場所、ファンにとっても観に行きたい場所になると思います。
――最後に、楽しみにしている格闘技ファンにメッセージを。
私はプロモーターとして、いろんな選手に注目しています。今回は、すべての選手が注目選手です。世界中のファンが見守る中で、みんなが待望しているような新しいスターがきっと生まれてくれるでしょう。ぜひみなさんにも、さいたまスーパーアリーナで、ライブで観てもらいたいと思います。びっくりすること、ワクワクすることが必ず起きますよ。楽しみにしていてください。
BUSHIDO オフィシャルサイト:http://www.bushido.lt/
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