ブレナン・ワードと日米新星対決 長谷川賢インタビュー

—試合が間近になり、緊張されていますか？
緊張はそんなにしてなくて体重が少し心配だったんですけど、もう水抜き圏内に入ったので、あとは出し切るだけです。RIZINさんから話が来て、ミドルだと思っていたので普通に食べていたんですけど、81㎏契約って言われるまで96㎏ぐらいあって、それが4週間前だったのでちょっと急いで落とす感じでした。そこが一番の、落ちるか不安だったんですけど、でも落ちたので、もう体重的には大丈夫です。

—減量を経て動けそうでしょうか。
どうなんですかね（苦笑）。最後の練習でも絶好調とかそんなではなくいつも通りでした。

—対戦相手ブレナン・ワード選手の印象は？
強いですね、速いし。パンチも強いしレスリングもできる。だから僕はそれをどうやって外していくのか。そういう感じです。

—ワード選手は自分の方が格上だぞっていう感じなんですが、それに対してはどう思っていますか。
でも事実ですし、試合が終わった時にそれがそのまま出るかどうかは別にして、現時点では向こうが上だし、だから「この野郎」とも思いません。試合前まで格上だけど、リングの上では格上格下関係ないから、全部出し切るだけです。

—31日は多彩なカードが揃う中、どうやって存在感を示そうと思っていますか。
31日で一番のガチカードかなと思っているので、コツコツ積み上げてきた同士、今まで積み上げてきたものを取られるのも、この先の相手のものを取るのも、僕たちの試合が一番大きいのかなっていうのがあるので、みんな真剣勝負ですけど、そういうガチカード的なところを見てほしいです。

—31日のリングはこれまでのものと変わると榊原実行委員長は話していますが、これについては何か対策を？
相手も一緒だと思うので気にしていないです。普通のリング、戦う場所に関して何か対策を練ってきたというのはないです。リングの時もいつも壁レス（リング）とかをやってるし、何を変えてるという訳じゃないので、いつも通り。ケージでやる時もリングでやる時も、そんなに変えて練習してないです。

—来年はどんな年にしたいですか？
ここをクリアして上に行きたいです。でも来年のことを考えるより31日の試合が今の僕の全てなので、来年のこととか試合が終わった後のことを考えてる余裕はないです。ここをクリアするのが全てです。それで来年を笑って迎えたいなって。それだけです。