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カルシャガ・ダウトベック vs. 平本蓮 試合後インタビュー / ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り
youtu.beカルシャガ・ダウトベック「自分が負けたとは思っていません」

——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
ダウトベック:もう、どういう気持ちかと言われてもちょっとなかなか言葉では言い表せないです。自分が負けたとは思っていません。
——対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。
ダウトベック:素晴らしい戦いをしていたと思います。自分の強みを活かして、うまく有利に進めていたとは思いますけれども、私は1ラウンド目で多分、手を、拳を折ったと感じています。そのせいもあって2ラウンド目、3ラウンド目はあまり強い打撃を繰り出すことはできなかったですけれども、それでも1ラウンド目と3ラウンド目は少なくとも自分が取ったと理解しています。
——試合を終えたばかりですが、今後の展望・目標を教えてください。
ダウトベック:先ほども言いましたが、私は今日負けたとは思っていません。ですから、この骨折してしまった手が治れば大晦日にもう一度リベンジ戦をやりたいと思います。もし平本選手が今日、自分が勝ったと思っているのであれば、そのリベンジ戦できっちり証明して欲しいとも思います。平本選手、試合後にかがみ込んで少し泣いている様子でした。ですから彼も、自分は負けたと思っていたと思います。ですから今日、どうしてああいう結果になったのか、審判の方々に聞いてみたいなと思います。もし平本選手が、自分が今日勝者になったと、自分が勝ったと思っているのであれば、それはもう一度きっちり、はっきりした形でそれを証明してほしいと思います。私は何度も言いますけれども、負けたとは思っていません。
――ジャッジの細かい部分で、どうして平本選手の勝利になったか、確認していますか?
ダウトベック:まだ詳細を私は知らず、わかっていません。どの審判がどういった評価をしたかというのはまだ確認していませんけれども、ひとつ言えることは、本来であったら私は今日の試合で、対戦相手をノックアウトできていたと思います。ただ1ラウンド目で手がちょっと折れて、おそらく指が折れたのかわかりませんけれども、非常に今、手がかなり腫れてしまっていますので、何かしら骨折してるんじゃないかなと思いますけれども、そのせいで2ラウンド以降は、パンチをひとつ打つたびにすごく痛みが走ってしまったという、そういう状況でした。ですから手が折れていなければ、3ラウンド目でノックアウトできていたと思います。平本選手も自分はギャングスターと言っていますけれども、本当にギャングスターであり、本当の男であれば、恐れることなくもう一度リベンジ戦を受けてほしいと思います。リベンジ戦が実現して、そこで私が負けることがあれば、私は潔くそれは認めます。

――顔に赤い腫れがあり、ダメージが見受けられます。平本選手の打撃を受けてみた感想はいかがでしたか?
ダウトベック:この赤くなっているのは、特に打撃を受けたからではなくて、グラウンドの展開になった時に滑ってヒジが当たってしまったせいです。それで目の辺りも少し切ってしまいましたけれども、パンチによるものではないです。彼はですね、有効打、クリーンヒットはひとつも私に対してはありませんでした。で、私は1ラウンド目で何度も有効打を当てたと記憶しています。彼の方からの有効打というか、クリーンヒットは一度もありませんでした。目に当たってしまったのはありましたが、それも本当の意味のヒットという感じではなかったです。
――お話を聞く限り、渦中のラウンドとなるのが3ラウンド目だと思います。3ラウンド、平本選手にどう点が入ったと思いますか。
ダウトベック:3ラウンドで何が評価され点が入ったのかっていうのは、私にはわかりません。今の時点では、試合を見返してみなければいけないと思います。ただ、記憶しているのは私の方が、より多くの打撃を当てていたということです。しかも、より正確な打撃を当てましたし、テイクダウンを何度もすることができました。ですから3ラウンド目、今おっしゃった3ラウンド目は私が取ったという風に思っています。で、1ラウンド目は自分、2ラウンド目は、ローキックが結構入りましたので、平本選手の方が取ったのではないかと思います。そして3ラウンド目はまた自分が取ったと思いますので、全体として自分が勝ったという風に、自分では思っています。
――過去にも、自分で疑問に思うジャッジの試合を経験したことはありましたか?
ダウトベック:こういう疑問に思うような結果となった試合は、これが初めてです。2018年に朝倉未来選手と戦った時は、判定3-0で負けています。私は全く自分から「違うんじゃないか」というような、そういうことを言うつもりはありません。あれは自分が負けたと受け止めています。ただ、今日の試合は、あの時とは違います。
――判定に対する不服を主催者に直接伝えたのかという点と、平本選手との再戦についても、主催者に自分の考えを伝えたのか、教えてください。
ダウトベック:まずリベンジ戦についてはまだRIZINの上の方たちとは話はしていません。まだ会えていませんので話はしていませんけれども、今日会う機会があれば必ず伝えようと思います。で、判定の結果についてアピールするかどうかというところは、チームと話をして、そういう制度があればトライしてもいいかなと思いますが、私にとって今大事なのは、アピールするかしないかということよりは、私はもう平本選手より自分が強いと確信していますので、リベンジ戦をやって自分がそこで勝つということ。そちらの方に重きを置きたいと思います。繰り返しになりますが、もし正式にアピールする場がRIZINにあるのであれば、その機会は使いたいなと思いますけれども、やはりどちらかというとリベンジ戦を組んでいただいて、そこで自分の力をもう一度証明する。そこを追求していきたいと思います。

平本蓮「強靱な顎に産んでくれた親に感謝」
——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
平本:いやまあ強靱な顎に産んでくれた親に感謝っすね、はい。まあ死闘を想像してたんで良かったっす。
――ダウトベック選手のパンチを被弾していましたが。
平本:1ラウンド目、もっとガードの上からパワー系なのかなと思ったら、もっと思ったよりタイミング系で、最初1ラウンド目タイミングちょっとミスって1発もらったんですけど。逆にそれでもらったんで、2、3ラウンドは全部見えた感じで、テイクダウンされてもそっからはないっていうのを思ってたんで、ま、とにかく自分はコツコツとダメージを稼ぐのと、打ち合いで結構消耗すると思ったんで、組みの展開で、あくまでクリンチじゃないですけど、組みの展開でダウトベックは力使ってる間に自分は回復して、打ち合いに全集中しようと思ったんで。思いのほかテイクダウンとかのタイミングは良かったというか、左をあまりにも警戒してたんで、テイクダウンこんなに来ると思わなかったんで、まあ良かったです。はい。
――判定の瞬間、ちょっとご自身でも驚いてたような表情が?
平本:いや、1ラウンド目、取る人によっては10-8取るのかなと思ったんですけど、大塚さんとかに「いや、でも2、3ラウンド取ってるから」って。だとしたらもう28-28じゃないすか。で、そうなった場合ラウンドマストなんで「大丈夫、大丈夫」とセコンドに言われたんで、客観視をセコンドはしてくれてたんで、良かったっすね。
——試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。
平本:そうっすね。ま、あまりにもストライカーとやってなんかブーブ言われるんで、ま、次はグラップラーとかとやった方が盛り上がるのかなと思うし。ま、大晦日、バンテリンドーム盛り上げたいなとは思います。いや、マジで痛かったっす。痛かったし、2年ぶりの試合で、いやあ11連勝中の相手にこうやって死闘をもぎ取れたのは自分の中で自信になりました。はい。これは剛毅會の日頃からやってる武道の精神のおかげですね。先生と「死闘を、今回地獄を乗り越えるぞ」ってやってきたんで良かったです。

――怪我に関しては、復帰戦第1発目でしたが、その辺りの調子はいかがでしたか。
平本:2週間前に右膝の内側靱帯の骨を、骨挫傷してしまって。で、逆にそのなんか、人間って痛みって一箇所しか集中できない、みたいなのがあるので、それのおかげで右肩の痛みが右膝に持ってかれて、あんま右肩が痛くなかったんですよ。痛いはずなんすけど、右膝の方が痛かったんで、痛みの集中が膝に来てて、で、痛み止め打って試合したんですけど、試合中、膝の内側蹴られてちょっと焦ったんですけど、あの、膝を怪我したおかげで、右肩全く気になんなかったす。はい。ボロボロだったんですけど、ま、良かったですね。
――ゆっくりなさってください。
平本:ちょっとゆっくりします。
――テーブルに持ってこられたスパッツですが、スパッツにされたのはデビュー戦以来?
平本:そうっすね。復活なんで、ちょっと久々に、デビュー戦じゃないですけど初心に帰ってスパッツでやってみようかなっていうのと、入場曲もRIZINに来て、ま、BELLATOR JAPANという名目ではあるんですけど、RIZINのグループに来て一番最初に『リンダ リンダ』で入場したので、復帰戦だから『リンダ リンダ』で入場したんですけど、やっぱトラヴィス・スコットが一番アガりますね、はい。先生とも話して、やっぱりTHE BLUE HEARTSは、しんみり聞くもんなんで。ちょっとヒップホップじゃないとな、とは思いました。ただYA-MAN、多分本当に俺のこと好きっすよね。ちょっとあのカニエ(・ウェスト)の『Black Skinhead』流れて。今回トラヴィスとかカニエ流せないのに音響めっちゃ良かったじゃないですか。バンテージ巻いてる間に入場してて。すごい気分アガりました。YA-MANのおかげで。「ありがとう」っていう感じで。
――スパッツで動きの違いはありましたか?
平本:いや、なんか練習しててスパッツの方が動きやすいなって思ったのと、あんま僕スパッツ似合わないなと思ってたんですけど、やっぱMMA最初デビュー戦の時は細かったんで、やっぱこうMMAファイターとしてしっかり体ができてきた時にスパッツの方が似合うようになってきて。いや、なんか、「そろそろスパッツで出たいな」みたいな感じで、動きやすかったです。はい。
――ダウトベック戦が決まる前はリング上から例えば久保優太選手の名前や鈴木千裕選手の名前も。ダウトベック戦を越えたことで、そういった選手っていうのはどうですか?
平本:誰でしたっけ?ちょっとあんま僕、試合ちょっと壮絶すぎて、ちょっと忘れちゃいました。日本人の名前は。それくらい凄まじかったです。
――記憶にある選手と戦っていきたいと。
平本:そうですね。勝って良かったな、って。
――メインの試合ご覧になりましたか。
平本:見ました。5ラウンド見たかったなっていう部分もありますし、やっぱシェイドゥライフ強いっすね。あとAJ・マッキーもやっぱ減量キツそうだなあっていう部分はあったんで。結構、その辺もあって、結構バテたなっていうイメージだったっすね。
――もう次行けますか?シェイドゥライフは。
平本:いや、あと1戦、2戦挟みたいっすね、はい。現実的な話を言うと。
――ちょうど今、シェイドゥラエフ選手と秋元強真選手の試合が決まったそうです。
平本:あ、決まったんですか?
――ええ。はい。今リング上で決まってました。それについてはいかがですか?ご自身の今のポジションと、この試合に関しては。
平本:うん。ま、そうですね。秋元君からしたら、この試合で3ラウンド見れたのは大きいんじゃないですかね。秋元選手強いと思うんで。打撃とかはAJ・マッキーより秋元選手の方が強いんじゃないかなと自分は思います。

――試合直後、判定出るまでの間に涙が出ているシーンが。それはどういう感情だったのですか?
平本:いや色々終わってちょっとホッとしました。リング上でも言ったんですけど、KOするつもりだったんで、ちょっと悔しくて泣いちゃいました。勝ちは、当たり前っす。
――では内容に対することですか?
平本:そうですね。はい。KOしたかったなっていう。
――判定については自信があったということですか
平本:まあ、2、3見返しても、見返してんですけど、ま、2、3取れてたなと思うんで良かったっすね。ラウンドマストになったのも、RIZINが。トータルじゃなくて。その辺も大きかったかなっていうのは思います。まあ、判定ごちゃごちゃ言う人はUFC見ましょう。時代は打撃なんで。はい。
――1ラウンドかなり左の被弾があって、KOされて終了されてもおかしくないなと思ってたんですけど、結局うまく前に出続けられたのは一番は何が要因ですか。
平本:退がったら余計に向こうは出入りのステップと外取りたいんで、余計良くない距離感になるなっと思ったので、プレッシャーかけ続けようって作戦と。まあカーフキックを最初から1ラウンド目から出しすぎるとタイミング読まれるんで、2ラウンド目までちょっと封印しようっていうのが自分の中にあったんで。で、2ラウンド目はオーソドックス、なんかサウスポーのがやりづらいのかなと思ったら、意外にオーソで構えた時のほうがやりづらそうにしてたんで、ま、そこでうまい具合に下ガンガン蹴れたかなっていうのはありますね。カーフキックとかローキックは2ラウンド以降に蹴っていこうっていうのを大切にして、まず1ラウンド目はしっかりサウスポーで作って、で、右のジャブだったり。ま、久々の試合っていうのもあって、ちょっと振っちゃったんで、1、2ラウンドは。ただファーストコンタクトで、ワンツー逆に入ってきたところ合わせられて、それですぐ組みに向こうは切り替わってきたんで、その時点で打ち合いの選択肢っていうのを、自分はもらいましたけど、打ち合いの“先”っていう部分は取れたのかなとは思います。
――オーソドックスで結構流れを変えたと思ったんですけど、ではあれは作戦というよりリング上で?
平本:そうですね。まあ、はい。触れてみてジャブ刺さる方向で決めようっていうので、ワンツーになった時にワンツーで入りすぎないっていうのを意識してたんで、結構右で距離、喧嘩四つの方が、足外取って。綺麗なボクシングやってくる選手なんで、試合前のイメージは、(UFCの)プラチスとマダレナの試合と、あとはクロフォードがエロール・スペンスとやっぱ左の、左の強振の強い選手とやった時の対サウスポーの時のどういう位置取りなのかっていうのは、すごい自分の中で参考にして。ワンツーを狙わず、しっかりジャブで刺してくっていうか。こう、追いかけた時にダウトベックって、結構RIZINでも関鉄矢戦、木下カラテ戦、萩原京平戦って、こうちょっと背の高い相手の懐に入り込んだパンチで大体ノックアウトしてるなと思って。で、YA-MAN戦をすごいよく見て、YA-MANがすごい、いい頭の位置でずっと低い姿勢でプレッシャーかけてると、意外に踏み込んでこないっていうのをすごい思ってたんで、その辺はすごい丁寧に浮かないようにっていうのは作りましたけど、やっぱ1ラウンドはちょっと見づらかったすね。2、3ラウンドはもうパンチ全部見えたんですけど。1ラウンド目はやっぱ初手は見えづらかったなっていう風に思いました。
――あと、ま、リング上で大晦日は誰でもいいという発言でしたが、誰とやりたいですか。
平本:ファイトマネーがいい相手とやりたいですね、仕事なんで。
――朝倉未来vs.青木真也は見られました?
平本:あ、見ました。はい。
――どういう印象でしたか。
平本:ま、自分が勝った後なんで、どうでも良かったです(笑)。
――怪我があったということですが、それ以前に、岩崎宗師が最後の2週間ぐらいにアメリカに行ってギガ・チカゼのコーナーに着いて、向こうを指導するっていう話を聞いた時は、素直にどう思いましたか?
平本:最初、先生がもしかしたらセコンド来れなくなるかもってなった時に結構「え!マジっすか!?」って、ちょっと心配になっちゃって。先生が「いやいや行くよ!」みたいな感じで言ってくれたんで。やっぱ先生がいてくんないと自分はダメっすね。はい。良かったっす、先生がいてくれて。
――コーナーにいてくれたらいい感じで、最後の調整の時にいなかったっていうのは、それほどの影響はなかった?
平本:いや、そこは先生とは常に連絡取り合っていたのと、もう先生が行くまでにしっかり作り上げられた部分はあったんで。あとは、大塚さんと、大珠コーチと、あとパトリックとやったりとか、やるべきことを徹底してやってこれたんで。今回本当パトリックにすごい感謝ですね。パトリックが言ったリズムでやっぱ入ってきた部分はあったんで。今後パトリックの、手助けになることだったら僕は何でもしたいなと思います。
――じゃ、パトも剛毅會入りっていうことですか?
平本:ボクシングコーチになりました。勝手に。任命されてました。
――この試合のテーマは「感謝」ということでした。本当にたくさんのファンが復帰する平本選手のことを応援してたと思います。この勝利を喜んでいるファンに、今後に向けて一言お願いします。
平本:いや、本当にありがとうって気持ちと、試合後先生と話してちょっと反省したんですけど、かしこまっちゃダメですね、はい。ちょっと今回はエモーショナルになりすぎて腰低くしすぎたなと思ったんで、自分はそういうのはやっぱり性に合ってないなと思いました。
――では次戦は前回のような……?
平本:いやまあ、どうなんすかね。ま、自然体で行こうと思います。
――わかりました。ありがとうございます。
平本:ありがとうございます。ま、とにかく本当、あの、ね、2年間戻ってこれないってマジで思った時もあったんで、こうやってまた戻って来れて、あの、家族もそうだし、チームの皆さんもそうだし、先生もそうだし、ファンの皆さんもそうだし、本当にありがとうございました。ま、こっから、もっといい試合を繰り広げていけたらいいなと思います。

『ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』関連情報
2026年 年間スケジュール
【10/3(土)開催】RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI
【11/8(日)開催】RIZIN LANDMARK 17 in CHIBA
【9/10(木)開催】超RIZIN.5 浪速の超復活祭り
RIZIN甲子園 2026
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