画像: 4・17『トップ Presents RIZIN.1』第11試合 ギャビ・ガルシア vs アンナ・マリューコヴァ

(win)ギャビ・ガルシア
2R 2:04 腕ひしぎ十字固め
アンナ・マリューコヴァ(lose)

1R

顔にオイルを塗布していたことが確認されたアンナにイエローカードが出てからの試合開始。ギャビがパンチで襲いかかるとそのままアンナが体勢を崩し、グラウンドへ。マウントポジションを取ったギャビがパウンドを打ち落とし、そしてアームロックを取るがこれは極まらず。なおもパウンドを落とし続けるギャビにアンナは成す術なし。しかしギャビのパンチも決定打がなく1Rが終了。

2R

開始早々に組み付きからのテイクダウンに成功したギャビがマウントを奪取。パウンドを落としながら腕十字を極め、アンナはタップ。ギャビが一本勝ちを収めた。

ギャビ・ガルシア 試合後コメント

—試合の感想をお願いします。
凄く嬉しいです。デビュー戦以来、自分のプランというものをずっと考えてて、次の試合は柔術でフィニッシュしたかったのでその通りになってとてもうれしい。

—MMA2戦目ということですが、前回からの自分の中の課題はクリアできましたか?
私は柔術の世界でチャンピオンになったんですけど、最初の金メダルを獲るのに16年間かかりました。ですから、自分が本当にコンプリートなMMAファイターと言えるのは、まだまだ先なんですけどステップバイステップで行くしかないです。1戦目と比べたら大きなステップが踏めたと思っています。1戦目はまだリングの上にいることに迷いがあり、自分が何をしているのかわからない場面がありました。でも今回はそうではなかった。リングの中で起きている試合の展開を自分はよく理解できていたし、テクニック面でも自分は進歩していると思ってます。

—日本にいる外国人はどのようにしたら格闘家になれますか?
私のここまでの道のりというのは誰も知らないんです。私はいろんなことを生活するためにやってきたんです。たとえば、アメリカで家政婦をやったし、ベビーシッターもやったことがある。当時女性で格闘家になりたいというのはとても大変なことだったんです。チャンスがあまりないのです。でも私には夢がありました。そういう意味では誰だって世界一になれます。そのためには意志が大事です。自分でやるしかない。誰も手伝ってくれない。柔術の世界でもある有名な方が、私には未来がないとかつて言いました。でも私はいま世界最高のメダリストになっています。ですから、自分でやるしかないです。誰も助けてくれないのですから。

アンナ・マリューコヴァ 試合後コメント

—試合の感想を教えてください。
とってもハードな闘いでした。まずは応援ありがとうございました。ハードな対戦相手と覚悟はしていましたが、本当に本当に大変でした。相手は有名な選手だったのでやり甲斐がありました。

—ギャビ選手に上に乗られたときはどうでしたか?
まずは体制を変えてここから抜け出さないと、と考えたのですがうまくいきませんでした。

—RIZINの舞台、雰囲気はどうでしたか?
このようなイベントを用意してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。オーガナイザーの榊原さんに、今回参加する機会を与えて頂いたことに改めてお礼を申し上げます。それから、スタッフのみなさん、応援してくださった方々にも感謝しています。非常に良い雰囲気でした。

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