画像: SARABAの宴 第四試合 HIROYA VS 西浦“ウィッキー”聡生 スペシャルワンマッチ 試合結果

2015年12月29日 SARABAの宴 第四試合 スペシャルワンマッチ(K-1ルール)

(win) HIROYA
3R 1:20 KO
西浦“ウィッキー”聡生(lose)

1R

ウィッキーはサウスポーで両手を下げて構える。HIROYAはこれに右ローを飛ばしていく。ウィッキーは右ジャブを放つが、HIROYAは変わらず右ロー中心で攻める。ウィッキーは被弾しても笑みを浮かべ、左ストレート、ボディへのヒザ蹴りと放つ。

ウィッキーは右ローを浴びながらも左右の剛腕フックを振るっていく。ラウンド終盤、ウィッキーの跳びヒザとHIROYAの右ストレートが交錯する。

2R

ウィッキーは右アッパーを放ち、これにHIROYAは右ストレートを返す。そして右ローを変わらずウィッキーに当てていく。HIROYAは右ローに足応えがあるか徐々に圧力を増していく。ウィッキーも笑みを浮かべているが、HIROYAのローは警戒して足を引いてかわす。

3R

HIROYAは右足を上げてのフェイントから右ストレートを打ち込んで当て、ウィッキーはこれが効き足がフラついてしまう。

HIROYAはグッと前に出て、ウィッキーと右フックが相打ちの形となるが、これで最初のダウンを奪う。そして立ってきたウィッキーに右クロスを打ち込み、これでウィッキーを後方に倒してノックアウトした。

HIROYA試合後インタビュー

―試合を終えて、心境はいかがですか。
内容的には1ラウンド、2ラウンド自分の思うように攻められなくて、結果的に3ラウンドでKOして自分自身とK-1をアピールすることができたのでよかったです。

―西浦選手の変則的な動きには対応できましたか。
だいたい予測はついていて、パンチの起動とかもシュミレーションしてイメージできていたので、パンチは重かったけど焦ることなく対応できました。

―3ラウンドでのダウンのダメージは。
あの時は僕もフラッシュダウンのような状態でした。残るダメージというよりは、瞬間的に倒れただけなので、すぐに立ち直れましたが、あたっていました。1ラウンド目は変則的なのでしっかり見て、2ラウンド目でもっとつめて倒したいと思っていたんですけど、ウィッキー選手がリングを使うのがうまくて、なかなか攻め込むことができなくて。3ラウンド目、ダウンをとってから冷静にしっかり倒さないとと思いました。

―31日に出場する武尊選手に勝利でつなぐことができました。
武尊も明日計量で今は大変な時期だと思いますが、試合を終えてすぐにおめでとうと連絡をくれました。勝ってつなげられてほっとしています。武尊のことは全力で応援しているので、31日何か手伝えることがあれば。二人でしっかり勝ちたいですね。

西浦”ウィッキー”聡生試合後インタビュー

―試合を振り返ってみていかがですか。
負けちゃったけど、男を見せに行こうと思って負けたので後悔はないです。

―気持ち的にはすっきりしていますか。
そうですね。すっきりしています。

―HIROYA選手のキックはどの辺りから効きはじめましたか。
試合中は効いてなかったですけど、今は痛いです。後から痛くなりました。

―勝負を分けたのは。
そこまで考えてないです。1、2ラウンド終わって、3ラウンド目ちゃんと約束どおり打ち合いしないとなって。そこでもらっちゃってやられたけど、まぁしょうがないです。いい部分も悪い部分も、そりゃありますね。誰だって100パーセントで仕上げるの難しいときと100パーセントでバッチリいけるときがあるので。

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