2015年12月29日 SARABAの宴 第十試合 トーナメント一回戦
(win)
キング・モー
1R 2:58 TKO
ブレット・マクダーミット(lose)
1R
モーはシューズを着用して試合に臨み、タックルでテイクダウンするが、ブレッドはすぐに立ち上がる。ならばとモーは蹴り足をキャッチしそこからリフトアップしてテイクダウン。
ブレッドが立ち上がっても、モーはまたすぐにタックルへ入り、テイクダウンしてグラウンドに戻す。モーは右のパウンドを強打で連打。ブレッドはこれに顔をしかめる。
モーの左強打も浴びたブレッドだが、何とか立ち上がる。だが、やはりモーにタックルでグラウンドへ戻される。
ここもフィニッシュに至らせず立ち上がるブレッドだが、次第に消耗が見られてくる。一方モーは余裕が見られ、ブレッドのパンチを目先でかわし、逆にジャブ、ストレートを浴びせ、ロープに押し込む。
動きの鈍ってきたブレッドにモーは左フック、右ストレートと浴びせ、最後は右フック2連打でブレッドをマットに沈めノックアウトした。
モーは今大会にゲストとして来場したマーク・コールマンとヒース・ヒーリングを呼び込んでマイクパフォーマンスを行う。
モーのマイク
「いいですか、キングと言ったらモーと言ってください(観客とコール&レスポンスを繰り広げる)。それから大晦日はもう1回ここに来てください。日本の総合格闘技が復活するのをこの目で見ましょう」
ブレッド・マクダーミット試合後インタビュー
―キング・モー選手と戦った感想は?
じつは戦う前から結果はわかっていました。モー選手はレベルの高い選手で、こちらは無名です。でも、私はいつでもだれでも戦うことをモットーにしています。今日も自分の100%を出すことができました。
―今回は代役での出場でしたが、準備は万端でしたか?
もちろん、もっと時間があればよかったですが、いつでもどこでも戦うというのが自分のモットーなので。今回は場所が日本で、あのモー選手が相手なので断れるわけがありません。いまでも夢のような気持ちです。
―実際のモー選手の印象は? モー選手も疲れていたように見えましたが?
彼は犬で言えば、一度食いついたら離さないピットブルのようなファイターです。たしかに私がダウン取られて、そこから立ち上がったときに、彼にも疲れは見えました。でも、私も疲れがたまっていきました。結果的にモー選手はいつもの戦いかたができたと思います。
―今日のパフォーマンスを振り返って、またRIZINからオファーが来ると思いますか?
もう一度、オファーをもらいたいと思います。ただ、国に帰ると家族の商売を手伝わないといけないので、練習時間が取れません。短い時間でのトレーニングは厳しいですが、私は誰とでも戦いますし、絶対にあきらめないです。今回は日本に呼んでくださり、ありがとうございました。
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