9月24日（日）にさいたまスーパーアリーナにて開催されたRIZIN.44の出場選手たちの試合後インタビューを公開！
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摩嶋一整「フェザー級トップ選手たちとどんどん戦って全員極めてやる」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
摩嶋 横山選手に試合受けてもらって寝技最強対決、グラップラー最強対決みたいに言われていたので、勝ててよかったです
ーー寝技対決はいかがでしたか？
摩嶋 やっぱり想像以上に足がきいてて、パスとかして極めを狙っていたけど、なかなかいかせてくれなくて、そこらへんは予想以上に強かったと思います
ーー試合を終えたばかりですが今後の目標・展望を教えていただけますか。
摩嶋 今日これから僕より後に出ているようなフェザー級トップ選手たちとどんどん戦って全員極めてやろうと思います。
ーー寝技師対決、横山選手のすごさとして感じた部分は？
摩嶋 ガードの中はやっぱり怖かったので入りたくなかったのですけどずっと入れられっぱなしで抜けられなかったので横山選手は強いな、うまいなと思いました
ーーそこを勝ちきれたことはどう思っていますか？
摩嶋 ガードの中なら肘でパウンド打っていこうと思っていたので、そのへんは予想通りで、当てられたかなと思います。
ーー契約体重の変更についてご自身から教えてもらえますか。
摩嶋 計量の時間内までにあと200g落としきれなかったということで、横山選手にキャッチウェイトで受けてもらって戦うことになりました。
ーーその点では横山選手に感謝を？
摩嶋 そうですね。
ーーフェザー級で今大会もいろんな試合があります。戦いたい具体的な選手名や戦いたいタイプはいますか？
摩嶋 今まで結構グラップラー、黒帯柔術家と結構やってきたのでストライカーともやりたいですし、今日のメインカード、僕より後に出てくる選手とは戦ってみたいとは思います
ーー中原由貴vs白川陸斗の試合は見ていましたか？
摩嶋 いや、着替えたりしていて、ちょっと見ていないです。
ーーガードの中にいる時間が長かったということで、やってみた感触として、肘を落としながら隙を見て立ちながら、それでも極められはしないという感じでしたか？ ちょっとでも油断するとヤバい！という状況でしたか。**
摩嶋 やってみた感じは極められないかなと思ったので、べつにガードのなかでもいいかなと思いました。
ーー持っている技術はそこまで変わらないと？
摩嶋 そうです、隙があったら片足またいでパスしようと思ったのですが、肘も結構当てられていたので、極められないし、中でもいいかなと思いました。
横山武司「想像していた中で一番したくない展開になった」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
横山 すごい悔しいです。
ーー寝技師対決として注目されていました。ご自身として寝技の攻防してみていかがでしたか。
横山 想像していた中で一番したくない展開になっちゃって、まあ本当に悔しいです。
ーーその展開とは…？
横山 自分が下になって、技もワンパターンの技しかかけられなくて、他の技に変えたり他の展開に変えたり練習ではできるのですが試合でいざかからないとそれしか意識できなくなっていくっていう、本当こう試合あるあるですけど、一番よくない、ひとつのことしかどんどん考えられなくなるという感じで、素人くさい試合をしてしまったなと反省しています。
ーー対戦相手の印象は試合前にイメージしていたものと戦った後では違うところはありましたか？
横山 僕は下から一本取るのが得意なので誰からでも取れるだろうというか、それが武器だったのですけど摩嶋選手はそれをしっかりわかっていて警戒していたなかで、というな中で取るほどの技術が全然足りなくて、思ったより全然強かったです。
ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えていただけますか。
横山 全く考えてないです。
ーー右瞼の上はどういう怪我ですか？
横山 最後の最後にヒジもらったのですけど。もう、めちゃくちゃつまらない試合して最後「あ、もう、このまま無傷で終わっても嫌だな」と思って最後1発もらって終わろうと思ってバーンともらって、10針縫いました。本当にいい傷が残ってよかったです。
ーー自分からもらいにいったということですか？
横山 そうです、最後は1発もらってこう、柔術の試合でもあるのですけど、明らかに負けているけどそのまま終わるのは良くないと思っていて。ちゃんと負けて終われるように最後1発くらいもらっとこうと思ったらいいのもらって、案の定10針縫って、「ああ、良かった」と思いました。
ーー戒めのようなことでしょうか？
横山 そうですね、戦った証です。
ーーつまり負けを覚悟していたのだと思いますが、勝てないと思い始めたのはどのあたりからなのでしょうか。
横山 いやなんか、試合中もどんどん、始まった時から終わる時にかけてどんどん自分の技も思うようにいかなくなっていたし、頭もどんどん真っ白になっていく感じで、ラウンドの間に兄とかに言われたこととかもあまり思い出せないのでダメージで思い出せないのではないけれど本当に経験不足がすごい響いて、あんまりちゃんと考えて試合できなかったですね、あまり覚えていないです。
ーー楽しみにされていた試合かと思いますが、気持ちとしては楽しめたのでしょうか。
横山 すごい楽しみで入場の時も調子よくてゴング鳴るときも調子良かったのですが、ゴングが鳴って、試合が始まってからめちゃくちゃ右肩下がりで最悪でした。
ーー初めての経験ですか？
横山 初めて負けたので初めてです
ーー本当のデビュー戦の気持ちと。経験不足とも。もっと強くなるためにMMAの経験を積んでいくことが必要だと思いますか？
横山 今は別にそうは考えていないですけど、本当にMMAのキャリアが長くてよい戦績をおさめている摩嶋選手に若手のキャリアの浅い僕がしっかり洗礼を受けるっていう試合で終わったなと思っています。
ーー下からサブミッションを狙ったとして上を取られ続けて負けることはMMAであるパターンです。これからそこを改善したいと思いますか？リバーサルであるとか。
横山 そうですね、まあだこれから続けるんだったら今のスタイルではまだ足りないので、もうちょっと自分からタックル入ったり、打撃もそんなに押されているわけではなかったから、反省点で言ったらもっと打撃と自分からタックルして基本は上取りに行く、けど下になっちゃうみたいな展開ならよかったのですけれど、下から一本取ることしか頭に考えられなくなっちゃってたので、そこはすごい改善の余地があると思います。