ルール
RIZIN MMA ルール : 5分 3R(93.0kg)※肘あり
試合結果
(LOSE)キング・モー vs. イリー・プロハースカ(WIN)
3R 3分2秒 TKO(スタンドパンチ)
入場
ROUND 1
お互い距離を探り合う慎重な展開。モーがジャブを打つと距離をとって外すプロハースカ。その後もモーが右のフックを2連打するが、これもプロハースカはかわす。見合う時間が長く続く中、イリーが飛び膝を放つとモーは右のカウターストレートを返す。どちらの攻撃も空を切るが、一発で試合を終わらせられる迫力のある攻防に緊張感が漂う。モーが中央をとりながら徐々にプレッシャーをかけ、カーフ気味のローキックでプロハースカの足をすくう。だがこれも決定打にはならず1Rが終了。
ROUND 2
モーがプレッシャーを強め始める。モーはフェイントの掛け合いから一気に両足タックルを狙うがプロハースカはしっかりと腰を引いてタックルを切る。プロハースカもジャブからパンチをまとめ、徐々に盛り返していく。ラスト1分、プロハースカの右のオーバーハンドフックがヒットするが、モーはダメージを見せない。さらにプロハースカが右のアッパーから詰めるも、モーは老獪な動きでかわしていく。残り時間が少なくなると再びプロハースカの飛び膝とモーの右のカウンターが交錯するが、どちらも決定打は与えられない。
ROUND 3
プロハースカがパンチ主体で積極的に攻めていく。左右のフックを被弾したモーはタックルを仕掛けるが全て対応されてしまう苦しい展開。すると徐々に疲れが見え始めるモー。プロハースカは左右のフックを的確に当てるがモーは中々倒れない。だが、プロハースカがさらにギアを上げると左アッパー、右ストレートと続けざまにパンチを当て、最後は左右のフックから右アッパーの二連打でモーからダウンを奪い、レフェリーが試合をストップ。3年振りのリマッチはRIZINで活躍を続けたプロハースカが見事TKO勝利でリベンジに成功し、初代RIZINライトヘビー級王者となった。
試合終了後
イリー・プロハースカ/マイク
キング・モーに負けて、この3年間はどうやったら勝てるのか考えてトレーニングしてきた。今後はベルトに恥じないよう、自分自身を高めてチャンピオンを維持していきたい。日本をあちこち旅行して、日本をもっと知りたい。
ニッポンダイスキ、RIZINダイスキ、サンキュー!(日本語)