9月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催されたYogibo presents RIZIN.48の出場選手たちの試合後インタビューを公開!
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ホベルト・サトシ・ソウザ「私は本当に(真の)RIZINライト級王者です」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。
サトシ ああ、本当に嬉しい、本当によかった。この試合すごいプレッシャーある(あった)から、すぐ勝つことができて本当にうれしいです。
ーーとても早いKOでしたが、タイミングであったり、ここぞというポイントがあったのでしょうか?
サトシ 試合前に色々プランニング考えるけど試合(を実際にするなか)でたまに(プランは)変わる。今回は彼が絶対に一生懸命くるから。ただ(グスタボのセコンドの)ジダのアドバイスが聞こえて、彼はすぐに来ないから、私が行けないとよくない(と思った)。でもキックでフェイントして、彼がちょっと手を下げるから、ちょと蹴るとパンチできる。でも、蹴ってパンチ打って、そんなに当たらないと思ったけど、彼がちょっと(体勢を)落としてるから、そのあとに、ああ、じゃあもう続けてできるからと、そのあとにもう1回ストレートパンチ打って、彼を倒して。ストレートパンチを打ったあとに彼の横に行ったら彼の目がちょっといないみたいだ(目が飛んでいたようだった)から、(でも)レフェリーがまだ止めないから、ちょっともう1回だけパンチ打って、そのあとレフェリーが(止めに)入りました。
ーー向こうのセコンドの声が聞こえたからその動きに切り替えた、ということですね。
サトシ そうですね。ポルトガル語だからちょっと(日本語で)言うのがむずかしいけど、ジダが(グスタボに)言っていたのは、「ちょっと彼の動きやってみて(サトシの動きを見て)、すぐ入らない」「まだ時間があるから」と、そういうぐらいだったから、まだ私の考えはじゃあ(彼が来ないから自分は)すぐ投げには行けないだろうから、(自分から)打撃を使わないといけなかったですね。
ーーグスタボ選手はどういうファイターでしたか。
サトシ 試合前の前はすごいプレッシャーがあった、彼の目が強いから。(そして)彼の気持ち知ってるから。RIZINの中で6年よくがんばって、よく武田(光司)、堀江(圭功)といい試合しているから、もちろんすごい強い選手だけど、私の今日のプランがすぐにできましたから、ちょっともう(どういう選手だったかは)わからないね。(相手の攻撃が)何も当たらなかったから。でももう知ってるね、もちろん強い選手です。
ーーベルトを防衛しました。今後の目標を教えてください。
サトシ もちろん嬉しいね。ベルトを取る時よく言ってました、絶対日本にベルトをそのまま残すからと。もう1回その約束ができましたから、もちろん嬉しい。3回防衛して。選手がよく言うのは、チャンピオンはベルトを獲るときだけじゃなくてディフェンスした時から、みんな魅せられる(認められる)。「あなたは本当のチャンピオンだ」って。3回できましたね。だから、今たぶん問題ないな、私は本当に(真の)RIZINライト級王者です。
ーーサトシ選手の試合の前に井上直樹選手がベルトを取りました。チームRIZINということでしたが、力になりましたか?
サトシ ああ、もちろんそれで嬉しいね。彼が最初にちょっとパンチやられて、「あ!危ないな!」と思って、そのあと(TKO)できてるから、彼が勝って私ちょっとプレッシャーだけど、良いプレッシャー。絶対に勝たないといけない、みたいな。彼がベルト取って私がベルトなくなるのよくないなと思って(笑)。RIZINのベルトが、(鈴木)千裕もいて3つ、日本にいるからそれでとてもよかったですよ。
ーー井上選手は、大晦日に防衛戦をやりたいと。サトシ選手はいかがですか。
サトシ それまだ考えない。この試合はプレッシャーが強い、ひさしぶりの防衛戦で、一生懸命練習したり、色々考えている(きた)から。今は本当に家に帰りたい。家族と一緒にBBQがやりたい。そのあと子供と一緒に遊びたい。自分がよく言うのは、試合をする時は、子供たちと奥さんが大変なタイミング。あんまり遊べない、試合の集中するから。今ちょっとこのタイミングは家族と(の時間を)やりたい、そのあと次のことを考えます。
ーー先ほどの発言の確認です。ジダがグスタボにポルトガル語で、まだ行くなという意味の声をかけていたのですよね?
サトシ そう。「最初はまだ行けなくてもいい」「彼の動きでやってみて」「まだ時間があるから、ゆっくり」と、そのくらい。ポルトガル語難しいけど、大体、彼は私の動きが見たいということなのと、「まだ行けなくてもいい」みたいで彼はすぐ来れないから、じゃあ私が先に行こうって。
ーー強いミドルキックを打ちました。ミドルはキャッチされることが多いですが、蹴られても、クレベルvs .アーチゅれったみたいにグラウンドにも持っていけるから蹴ってもいいと?
サトシ そうですね、彼は多分グラウンド行けないけど私とクレベルよくいうのは、みんなクセがある。アーチュレッタは多分クレベルと、グラウンドやりたくないけど、彼はレスリング選手だから、彼はグラウンドのチャンスがあれば行く。私の気持ちは、グスタボは絶対グラウンド行きたくないけど、彼は打撃の選手だから絶対に何か打つから、手で足を抱えるとか、手を上げるとか。だから私は最初にちょっとフェイントして、彼の手がちょっと下がる。じゃあこのタイミング、私は軽くミドルを蹴って、そのタイミングからフックを打つ、このコンビネーションを私は考えたですね。
ーー試合後に鈴木博昭先生とハグしていましたけれど、キャッチされても打つ、というコンビネーションでやってきたということですか。
サトシ もちろん。いろんなコンビネーションやってるから。このコンビネーションは試合の時にちょっと考えた。怪物君が教え(てくれ)るポイントは「自信」。いつも練習の時のアドバイスで、自信を上げてる。打撃の練習する時、よく私にやられるから、怪物君がやられるからこの人には私はやられないなって思って。
ーー35歳になってタイトルマッチの練習や厳し意試合を自分がやりきれるか不安になったのですか?
サトシ 今はそのプレッシャーがあって、いろんな世界のイベントをよく見ているけど、みんな(王者が)33歳とか35歳で若い選手に負けてベルトなくなるんですよね。今年と去年もたくさんの35歳以上の人がベルトなくなったから、この試合はもちろんちょっとそれを頭で考えた、私35歳、彼まだ29歳。「あー、できるかなプレッシャーだな」。彼のモチベーションも私の頭に入っていたから。でも、まだまだできるからまだがんばります。
ーーまだまだ強くなれるということですね。
サトシ もちろん、(自分は)グラップラー(だけの)選手だけじゃないです。
ーー35歳になって、不安があったところを、ジーザス・クライストを信じることで、もっとできるようになったと思ったという意味だったのでしょうか(マイクは)?
サトシ もちろん、それで、試合の前に奥さんと話して、まだできるかなって思って。でもよく私と奥さんでジーザス・クライストの話をして「あなたの気持ちがわかる。一生懸命練習してるから、できるからまだ勝ってほしい」と。それで色々考えた。でも、試合の中では、全部忘れるみたい。ちょっとおもしろいけど、私の集中が勝つだけ。だからそれで、もちろん信じることが、まだ私をしっかり守っています。
ーー信じることができたから勝つことができたと言う感じですか?
サトシ もちろん。ポルトガル語で言うのは、ジーザス・クライストが心の中にモチベーションを入れるとか、自信を入れる、とか。試合の前はいろいろな、できるできない?勝つ?勝てない?って。でも試合なかではおもしろいけど全部忘れるから。それをよく言っているのですね。
ーー王座防衛を成功しましたので、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
サトシ 本当にありがとう。今日、オープニングセレモニーのときは私の名前が呼ばれて、みんなの声がきこえてから、本当に気持ちと力がすごい上がりました、だから本当にありがとう。まだ応援してくれるから、日本のベルトまもりたいから、これからも応援よろしくお願いします。
ルイス・グスタボ「より強くなって戻ってくるだけ」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。
グスタボ 恥ずかしい気持ちでいます。こんなことは起こってはいけないことが起こってしまった。今日は本当に自分の日ではなかったと思います。何も言うことはありません。
ーーサトシ選手と戦った印象を教えていただけますか。
グスタボ 今日は本当に彼の日だったというだけです。今日は彼の日でした。
ーー決め手となったパンチをもらった時の気持ちは?それとも記憶はなかったのでしょうか。
グスタボ もちろん覚えています。もう少し試合を続けられたと思っています。
ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標や、今後どうしていきたいかのイメージなどがあれば教えてください。
グスタボ いつも通りです。今後の目標というのは。より強くなってまたタイトルマッチに臨みたいと想っています。これが初めての負けではないですし、これは最後でもない。
人生というのは負けたり勝ったりすることがあるので、ただより強くなって戻ってくるだけです。前回負けたときよりもまた強くなって勝ち続けたわけですから、自分のやることは変わりません、より強くなって戻ってくるだけです。
ーーパウンドアウトの瞬間は、自分では意識もあって、もっと続けたかったのでしょうか。
グスタボ もちろん意識もありましたし全部覚えています。自分が倒れたときも続けられると思って下から相手を蹴ったけれどもレフェリーに止められてしまったので、残念ながらそこで終わってしまいました
ーー相手の蹴り足を掴んで右を受けました。テイクダウンは一つの作戦だったのでしょうか?あるいは、あの瞬間に蹴り足を掴んですぐ右が来るというのは予期できない動きだったのでしょうか。
グスタボ 彼もそれを予期していなかったと思います。
ーー入場の際にファンから大きな声援が送られていました。それをご自身は感じていましたか?
グスタボ もちろんそれは聞こえていましたし、いつも日本のファンの方の熱い声援を感じていてすごく感謝しています。自分もファンのことを同じように大切に想っていますし、必ず彼らに約束したいのは、ここでチャンピオンになりたいと思います。