2月24日（土）SAGAアリーナにて開催されたRIZIN LANDMARK 8 in SAGAの出場選手たちの試合後インタビューを公開！
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伊藤裕樹「今年はとにかく全勝、一刻も早くフィニッシュしたい」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
伊藤 倒したかったです。
ーー試合後、判定までの時間はどのような気持ちだったのでしょうか。
伊藤 やっぱもう、フィニシュすることが最低限の目標だったんで。ちょっとそれができなかったのが悔しいですね。
ーー今回対戦した上田選手の戦前の印象と実際に戦って違ったところはありましたか。
伊藤 そんなに概ね変わらないですけどやっぱり肝が据わってたというか、すごい気持ちを感じましたね。
ーー伊藤選手も（左目の上を）カットし出血していましたが、上田選手の方も出血していました。出血で試合が止まるとか、相手が出血して何か影響するだろうかと思っていましたか。
伊藤 あ、まあ、そんな……。あ、上田選手もそんなに出血してたんですか？**
ーー頭の方から出血していました。
伊藤 2回目でここ切れた時に最初は相手の血かなと思ったら自分の血だったんで、そんな気にはならんかったですね。
ーー試合を終えたばかりですが今後の目標・展望を教えてください。
伊藤 今年はとにかく全勝して……もう一刻も早くフィニッシュしたいです。
ーー途中バッティングがあり試合が止まりました。あの時のダメージはいかがでしたか。
伊藤 RIZINでここ5〜6戦ぐらいしてるんですけど、1番効いたっす。一番痛かったっすね。
ーーちょっと続けられないんじゃないかみたいな弱気な部分は出なかったですか？
伊藤 いやもう、歯、ボキボキに折れるんじゃねえかっていうぐらい痛かったんで奥歯が。奥歯ら辺。眼窩底よりも下の方だったんで、もうちょっと上だったら多分眼窩底行ってたなって感じですね。
ーーそうならなくてラッキーだったっていう風にも考えられますね。
伊藤 パチンコ打ってる甲斐が出ましたね、やっぱ僅差でちょっとズラすのが（笑）
ーーそういうのが身につくのですね、パチンコで。
伊藤 良かったです本当に。
ーーRIZINで、今回3連勝ではありますが判定が続いて、ご自身としてはまだ爆発しきれていない気持ちがありますか。
伊藤 そうですね最初にRIZIN参戦した時は全部KOで、最近、去年と今年合わせて3連単で判定が続いてるんで。まあパチンコもスロットもそうすけど3つ揃ったら大当たりなんスよ。「KO」「KO」「KO」。じゃ、次は「判定」「判定」「判定」で、まあ3つ揃ったんで、次からの3つは全部「KO」「KO」「KO」で行きたいですね。
ーーフライ級に関してはえ去年の大晦日にベルトが作られ、堀口（恭司）選手が初代王者になりました。伊藤選手も当然そこを狙っていくと思いますがそこに向けてどのようなビジョンでどういう試合を組んでもらいたいのか、どういう相手とやりたいのかを具体的に名前を挙げて教えていただけますか？
伊藤 ずっとやりたい相手は言ってるんですけど、海外 強豪選手のボントリン選手だったりラマザン・テミロフ選手とか、自分がやっても絶対勝てないだろうって言われてる相手と試合を組んでほしいなって思います。もちろん日本の選手だったら堀口選手だったり……扇久保選手はちょっと塩漬けされそうなんで嫌なんで。ちょっと強い日本人選手もやりたい。とにかく海外の選手、さっき言ったような2人とかとやりたいです。
ーードッドソン選手はいかがですか。
伊藤 ドッドソン選手は多分僕とやったらめっちゃ面白くなると思いますね。
ーーそういう外国人だったらここ3戦の判定とは違う戦いを見せていけると？
伊藤 そうですね。やるかやられるかの試合をしたいです。
ーー佐賀のパチンコ屋には行く予定があるのですか？
伊藤 いやあ、まあ行きたいんですけど……如何せんちょっとKOしてないもんですから、KO ボーナス出ないとちょっと……軍資金が足りないですよねえ、はい。何としてでも勝ってパチンコ行きたいと思ってたんですけど、ちょっと今の状況では……厳しいと思いますね。
ーー次に期待しています。
伊藤 はい、頑張ります。
上田将年「自分、出せなかった、死ねなかった」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
上田 うーん……、うーん……、また、出せなかった。自分、出せなかったっちゅうのが、うん。死ねなかったというのが、正直な本当の今の気持ちですね。
ーー試合前のインタビューでおっしゃっていたような、15分間のドロドロの試合というものと今回の試合とでは、その理想はと違ったのでしょうか。
上田 そうですね。ちょっと1Rにボディが効いてしまって。で、やっぱり伊藤選手はパンチがうまいんで、何度かいいところは組めたんですけど、伊藤選手のディフェンスも自分用でしっかり対処もされたんで、ちょっと想定外っていうかですね、ちょっとも焦りも出てしまって自分の良い方向に持っていけなかったっていうのがあります。
ーー実際に戦ってみて伊藤選手のイメージしていたところと1番近かったところや予想を上回っていたところはありますか。
上田 想定していた通り、パンチはやっぱり上下散らされてうまかった。っていうのがあって。で、あとは想定外だったのは意外にいいところを組めたところでも、体が柔らかいというか力を逃すのがすごいうまくて思った以上に組み力もあって、いいポジションに持っていけなかったというのがあります。
ーー今回初参戦となったRIZINの舞台の印象をお聞かせください。
上田 やっぱり僕たち地方選手とか田舎の選手はやっぱりPRIDEとかHERO'S見て育った、テレビがやっぱりえ大きなコンテンツになっていたので、それを引き継いでいるのがRIZINという大舞台なので、その舞台に上がれたのはすごく嬉しかったですし。うん、特に緊張もすることなくリングに上がれたんで、すごい貴重な経験になりました。
ーー試合を終えたばかりですが今後の目標・展望を教えてください。
上田 すぐにまた、もう結構いい年齢なんで「すぐにまた頑張ります！」とかは簡単には言えないですけど、まあ正直この試合で終わるっていうのも多分きっと年取って本当に格闘技ができなくなった時に後悔するのが目に見えてるんで。どの舞台かは分からないんですけど、もし可能であれば、できるのであればやっぱりもう1度この舞台に帰ってきて借りを返したいっていうの気持ちもあるし、やっぱり最後地元の仲間たちにもいいところを見せたいっていうのがあるので、またしっかり身も心も整えて帰ってきたいと思います。
ーー地元での大きなRIZINの大会で地元の方とか家族ともうお話をしましたか？
上田 いやあ、まだですね。今からちょっと行きたいなって。とりあえず家族から電話がずっとあるんでまこれが終わったらちょっと1回行って泣きつこうかなと思います（笑）。
ーー自分の力を出しきれなかった悔しさを家族には晒す、打ち明けるということですか。
上田 そうですね。娘も今5歳で下の子が0歳なんですけど、多分、娘からは……まだ気を使うっていうこともわからないんで多分厳しい言葉をもらうと思うんで（笑）。それを力にまた立ち上がろうかなと。娘の言葉を力にですね。多分厳しいこと言ってくれると思います（笑）。
ーーこういう舞台でまたもう1度という風におっしゃっていましたが、RIZINの大きい舞台を九州に持ってくるには上田選手のような地元のファイターの活躍が必要だと思います。そういった部分をバネにもう少し頑張りたい気持ちも持っていますか？
上田 そうですね。自分がデビューした時に比べて今は本当に九州の選手がすごい、若い力がどんどん育ってきて選手たちも増えて、自分が修斗でデビューしてPANCRASEに上がらせてもらった時は本当に数人で練習という環境だったんですけど 今は環境も変わってきてですねすごい若い選手たちも育ってきてるんでうんその子たちに託したいっていうのもあるしまだもう一丁っていう気持ちもあるし。まあそんなとこですかね。ただこれで引き下がるわけにはいかないんで、もう一度 ちょっと整えて頑張りたいなっていう気持ちもありますね。
ーーお仕事は月曜日から普通に出勤されるのですか？
上田 今日が土曜なんで日曜、月曜まで休ませてもらって、次の出勤は火曜日から、24時間で また頑張りたいと思います
寺田匠「K-1チャンピオンなるためにまた頑張ります」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
寺田 やっぱ試合の前からレベルの違いを見せるって言ってたんで、1R KOをしたのは、まあとりあえずは良かったかなと思います。
ーー実際にご自身では、ダウン3回中、1回目のダウンを取った時にもう手応え的なものはあったのでしょうか。
寺田 ま、そうですね。始まって手合わせした時に手応えは少しあって、それでちょっと動きが硬くなっちゃいましたね、はい。
ーー動きが硬くなったけれどもその後はスムーズに行けたという感じですか。
寺田 はい。
ーー3つ目のダウンの直前に回転蹴りが相手に当たって、会場が「ワー！」と沸きました。あれはまさに狙っていて当たったのですか？
寺田 そうですね、あんな大きい会場で試合するのが初めてで。で、なんか普通のパンチとかで倒すのもちょっと盛り上がらないなと思って、ちょっといろんな技を試した感じですね（笑）。
ーー会場から声援が聞こえてきて力になりましたか？それともテンションが上がったり？
寺田 そうですね、まあ気持ち的にはすごい嬉しかったですけど、やっぱその分動きが硬くなっちゃったかなって思います。
ーー今回初参戦となったRIZINの舞台の印象をお聞かせください。
寺田 やっぱK-1とはまた違う雰囲気があって。また是非試合したいなって思いました。
ーー試合を終えたばかりですが今後の目標・展望を教えてください。
寺田 やっぱK-1ファイターなんで自分は。K-1ファイターの代表としてこういう他団体の試合に出ていくのもすごいいいことだと思いますけど僕が目指してるのはやっぱK-1のチャンピオンなんで。K-1チャンピオンなるためにまた頑張ります。
ーー試合後のマイクでは考えていたけど言おうとして言えなかったことは何かありますか。
寺田 いやないですね。何も考えてなくて。すみません。
ーー大会場で初めてのRIZINで素晴らしい勝利ですが「もう少しRIZINの空気を味わいたかった」みたいな気持ちはありましたか？
寺田 まあそうですね、相手に失礼になっちゃうんであんまり言えないですけど、少し、はい。ありますね、そういう部分は。
ーーRIZINはMMAがメインとなる中でもっと立ち技を盛り上げていきたいですとか、そういった気持ちはありますか？
寺田 そうですね。まあ今回自分は世界タイトル獲って、レベル的には、1試合目で「ん？」と思ったけど、知名度がないんで。今回RIZINに出た選手はすごい地名度があるし華もあるんでやっぱ自分がK-1をすごい盛り上げて自分の知名度つけてRIZINから「メインお願いします」って言われるような選手にならないとな、と思いました。
ーーK-1出身の安保（瑠輝也）選手や芦澤（竜誠）選手が去年からMMAに挑戦したことも大きな話題になっていますが、どのように考えていますか。
寺田 まだ言ったことないですけど、自分もMMAは視野には入れてます、はい。
ーー具体的に練習しているのですか？
寺田 まだ（笑）。
ーーもしかしたらいつかRIZINで、MMAで戦う姿が見られる可能性もあるかもしれませんか？
寺田 「はい」とは言えないですけど、可能性はあります。
冨永武聖「これからもっと頑張っていきたい」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
冨永 まあ……練習でやってきたことを全然出せなくて悔しい気持ちです。
ーーダウンを3回取られてしまいました。その時の感触とか記憶は残っていますか？
冨永 2回目のダウンが 効いたなっていう感覚ですね。
ーー実際に対戦した寺田選手の印象を教えていただけますか？
冨永 やっぱ強かったですね。
ーーどういったところが、自分の想像よりも上回っていましたか。
冨永 想像より上回っていたとかはないんですけど。その中で自分ができなかったからもらったっていう感じですね、はい。
ーー今回初参戦となったRIZINの舞台の印象をお聞かせください。
冨永 別に大きいから緊張とかは特に結局リング上がっちゃうと関係なかったんですけど。まあ、これはいい機会だったんで、これからどこで試合するにしても同じ気持ちで挑めるように頑張りたいです。
ーー試合を終えたばかりですが今後の目標・展望を教えてください。
冨永 トップら辺に勝つにはまだ足りないところがいっぱいあるんで、これからもっと頑張っていきたいです。