2月24日(土)SAGAアリーナにて開催されたRIZIN LANDMARK 8 in SAGAの出場選手たちの試合後インタビューを公開!
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ルイス・グスタボ「次の試合ではタイトルを懸けた試合がしたい」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
グスタボ 勝ててとっても嬉しく思っています。日本で試合が出来ることはとても嬉しいですし、日本が大好きです。ファンの皆さんのエネルギーを感じて、ここで戦うことは本当に素晴らしいことです。
ーーRIZINに出場しているグスタボ選手がそんなに傷だらけになったのを見るのは初めてです。今はあちこち痛いですか?
グスタボ 勝てたので特に痛みは感じてないです。全ての戦いにおいて自分がこういう風に怪我をすることは想定しているので、今日は勝てたので何もないです。
ーー堀江選手は戦ってみてどんな選手でしたか。
グスタボ 対戦相手は非常に経験のある選手です。打撃が上手く、強い選手でした。でも凄くいい試合を見せられたと思います。
ーー勝った後のマイクでは今RIZINチャンピオンのサトシ選手の名前を挙げていたと思います。次に戦いたいのはやはりサトシ選手ですか?
グスタボ そうですね。次の試合ではタイトルを懸けた試合がしたいと思います。もう十分、自分はその立場にあると思っています。4回連続で勝っていますし、このライト級のベルトをクリチーバ(ブラジル)に持って帰りたいです。
ーーファンに感謝の言葉を述べていましたが、たくさんのファンが試合後集まってきていました。その時どのように思ったか教えてください。
グスタボ とても嬉しく思っています。自分は日本と日本のファンが大好きです。もっともっと日本の方にたくさんファンになって欲しいですし、それは自分の喜びを与えてくれます。
ーー次はサトシ選手と戦いたいということですが、治療も必要かと思います。今の目標や、ブラジルに帰ってやりたいことは?
グスタボ もうすぐにでも練習を始めたいです。自分のこの怪我はちょっとした擦り傷みたいなものなので、1カ月もすれば治っています。
ーー堀江選手の地元に近いということ堀江選手への声援が多かったですが、影響したでしょうか?
グスタボ 特に影響はなかったですけれど、やはり入場の時にそれは感じました。堀江選手のファンが多いと感じました。でもそれはよくあることですし、あと次の試合では彼らも自分を応援して欲しいと思っています。
ーー対日本人で圧倒的な強さを誇っています。日本人ファイターに足りないものが、何か共通するものはあると思いますか?
グスタボ 特に足りないことというのはないと思います。
ーー日本人選手に勝ち切れるポイントや秘訣はどこにあるのでしょうか。
グスタボ 自分は次のチャンピオンになる人間だからです。
ーーRIZINファンのなかでもグスタボ選手の強さは広まっていますが、日本人ファイターがブラジルに修行に行きたいと言ったら受け入れますか?
グスタボ それはとても嬉しいことです。もし日本人ファイターが自分と一緒に練習したいと言って来てくれたらとても嬉しいですし、かつては桜庭(和志)さんがシュートボクセで練習を積んだように、そういうふうになったら嬉しいと思います。なので皆さんを温かく歓迎するつもりです。
ーー今回はこの後日本のどこかに行く予定はありますか?
グスタボ 明日の朝6時半には空港に行かないといけないんでもう帰ります。
ーーすぐブラジルに?
明日の朝ブラジルに帰りますけれども、今日の夕飯は磯丸水産に行ってホタテとカキフライを食べたいと思います(笑)。
ーー最後に、会場に来れなかったファンの方々へメッセージをお願いします。
グスタボ イベントを見に来られなかった方はとても残念ですが、テレビなどで見ていただいたと思います。次回は必ず会場へ見に来て欲しいと思います。ファンの皆さんがいつも応援してくれるのはとても嬉しいし「写真を撮ろう」と言ってくれるのをとても嬉しく思っています。
堀江圭功「途中まで良かったんですけど、疲れちゃって、拳も痛めちゃって…」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
堀江 悔しいです。
ーー試合終了のゴングの時に、2人ともすごい血まみれの壮絶な試合でした。ご自身どういった気持ちで最後まで戦い抜いたいたでしょうか。
堀江 そうですね、途中まで良かったんですけど、途中から自分も疲れちゃって、拳も痛めちゃって……なんか、こう、やられちゃいました。
ーー拳を痛めたのはご自身のパンチの力で痛めたのか、それともグスタボ選手のどこか強いところがあったのか……
堀江 どっちもですね、はい。
ーー1R目に堀江選手が倒れたシーンが2度くらいありました。見ている方はヒヤッとしたのですが、堀江選手ご自身はどういった感情だったのでしょうか。
堀江 たしか1回目は普通に躓いて。パンチをもらったとかじゃなくて、それでコケたんですけど。もう1回はちょっと覚えていないですね。
ーーはい。少しアゴに入って少しガタンと落ちていたシーンがあって。そこで組みついてケージ際で攻防をしていたというシーンもあったかと思います。そこから建て直したとかではなく、ご自身では特に覚えていないくらい、試合に集中していたというところでしょうか。
堀江 1R目……そうですね、ちょっと危ないシーンがあったかなと思ったんですけど、最後のエルボーでちょっと持っていったかなという記憶がある感じですね。
ーー実際に戦ったグスタボ選手は、対戦前のイメージと違ったところはありましたか。
堀江 そうですね。削れて……体力的にグスタボ選手が疲れていくところもあるんじゃないかなと思ったんですけど、しっかり3R目スタミナも落ちずに強力なパンチを出して来るくらい(スタミナが)残っていて、そこが、そうですね、強かったですね。
ーー試合の判定を聞いた後にグスタボ選手と何か言葉をかわしていたかと思います。通訳の方が入っていたのか分かりませんが、堀江選手は何と語りかけていたのですか。
堀江 その『ありがとう』という感謝の気持ちとあと『ストロング』って。強かったんで、それを伝えました。
ーーこういった結果になってしまいましたが、今後の目標・展望について教えていただけますか。
堀江 まだちょっとそこまで考えてなくて……はい。強く……なれればいいなあ、っていう感じですね、難しいっす、はい。
ーー初めての佐賀大会で、地元に近い大会で、かなり堀江選手に一番声援も多かったと思いますが、その声援、ファンに対しての気持ちはいかがですか。
堀江 そうですね、まずかなり感謝しているのと、あと「申し訳ないな」という気持ちがめっちゃ強いです。
ーー本当に試合では、堀江選手のカーフキックがかなりヒットして、グスタボ選手の動きが止まるシーンもあったかと思うのですが、ご自身はここで勝負をかけようと思ったポイントはいくつかあったのでしょうか。
堀江 そうですね。最初からカーフは蹴って行こうかなと思っていました。
ーーただそこで動きが止まらなかったのは、イメージよりも想定外だったということでしょうか。
堀江 いやでも、3R目にグスタボの体力がまだ残っていた、というところですかね。自分が疲れちゃいましたね。
ーー試合後にセコンドの高阪剛さんから何か堀江選手に話されましたか。
堀江 「顔を上げろ」ということを言ってくれました。
ーーそれは試合内容に胸を張れ、という意味でしょうか。
堀江 いや、直後とか、自分が下を向いていたので、そのときこうやって「顔を上げろ」ということと、怪我のこととかを「早く治すために出来ることをやっておいた方がいい」ってことを、『心臓の位置くらいに(手を)上げておいた方がいい」ということを仰ってくれました。
ーー負傷の具合は?
堀江 まあ、エコーで見てもらったらもともと折っていたところにたぶん亀裂が入っていたような感じだと思います。
ーーちょっと治療の間、しばらくは大好きなお酒は我慢せざるを得ない?
堀江 うーん、まあ今日とかは飲まないかもしれないですけど、まあ、すぐ飲むんじゃないかと思います。
ーーそれは我慢しない方がいいんですかね?
堀江 まだ決めてないですけど、たぶん自分のことだったら飲むと思います。
ーー退場口で多くのファンが堀江選手にタッチしたり、言葉をかけていたかと思いますが、ファンの方の声援を受けてどのように思ったか教えていただきました。
堀江 ほんとうに、さっきと同じで、感謝の気持ちと、めちゃくちゃ申し訳ないなという気持ちが強いですね。
ーーYouTubeにも流れるので、最後、応援してくれたファンにメッセージを何かいただけますか。
堀江 今日の試合の直前のときも、声援がめっちゃ聞こえて、本当にありがとうございました。