1月18日(木)都内某所にてRIZIN LANDMARK 8 in SAGAの追加対戦カード発表記者会見が行われた。
司会進行はRIZIN実況担当の鈴木芳彦アナウンサーが務め、会見には榊原信行CEO、大晦日に参戦が発表された堀江圭功、そして新たに参戦が決まった矢地祐介、鈴木博昭、阿部大治、浜崎朱加、伊藤裕樹、瀧澤謙太の計7名のファイターが登壇した。
RIZIN.47 有明大会、4月29日(祝・月)に開催日が変更へ
記者会見の冒頭、榊原CEOより話がされた告知事項の中で、当初5月6日(祝・月)に開催が予定されていたRIZIN.47有明アリーナ大会の開催が、一週間前倒しとなり4月29日(祝・月)に開催日が変更されたことが発表された。
このRIZIN.47では既に、現RIZINフェザー級王者・鈴木千裕とRIZIN4連勝中の金原正徳とのタイトルマッチが発表されている。その他の追加カードやチケット販売スケジュールに関しては、決定次第RIZIN FFオフィシャルサイトで発表される。
RIZIN.47の大会情報は以下のページをご確認ください。
矢地vs.ギョンピョ、約1年5ヶ月ぶりに参戦の浜崎含む計13カードを発表!
榊原CEOより佐賀大会の追加対戦カードが発表された。今回発表されたのはオープニングファイト5試合と本戦8試合の計13のカードだ。
オープニングファイトは地元・九州出身のファイターを中心に組まれ、本戦にはライト級から矢地祐介vs.キム・ギョンピョ、フェザー級から芦田崇宏vs.鈴木博昭とトゥラル・ラギモフvs.田中半蔵の2試合、バンタム級は瀧澤謙太vs.野瀬翔平、フライ級は伊藤裕樹vs.上田将年、スーパーアトム級は浜崎朱加vs.クレア・ロペス、そしてウェルター級から阿部大治vs.押忍マン洸太のカードが組まれた。
堀江vs.グスタボがメインイベントに決定!「本気の戦う姿を見せたい」
昨年大晦日のリング上で既にルイス・グスタボとの対戦が発表されている堀江圭功は、今大会に対する意気込みを改めて語るためマイクを持つと、榊原CEOに問いかけた。
堀江 榊原さん、一応確認なんですけど…自分がメインイベントで間違いないですか?自分、聞いたからSNSにも書いたんすけど、念のため確認で…。
榊原CEO どうですかね、本当に堀江にメインを託して...なんかZ-1グランプリ(2023年大晦日のイベント)とか配信始まって見てですね、ちょっと考えを改めようかなと一瞬、思いましたけど...
堀江 あの、正直なだけです!
榊原CEO 堀江に全てを託して、佐賀を爆発させてくれるとそう思ってますので、お願いします、メイン。
堀江 ありがとうございます!頑張ります!
このやり取りで、RIZIN LANDMARK 8 in SAGAのメインイベントはルイス・グスタボvs.堀江圭功に決定となった。
そして改めて「地元の九州でメインイベントで試合をできることをすごく嬉しく思います。自分の本気の戦う姿を見せたいと思うので、九州の人は特に会場へ見に来てください!」と意気込みを語った。
RIZINで初のメインイベントを飾る堀江は、ライト級で連勝をあげることができるのか、注目だ!
1年ぶりに参戦の矢地「去年のもどかしさを試合にぶつけたい」
現在RIZIN2連勝中の矢地祐介は、こちらもRIZIN2連勝中の韓国のキム・ギョンピョとの対戦が決定した。
矢地はマイクを持つと「去年は1試合しか出来ずにもどかしい1年になったんですけど、今年しょっぱなの大会で試合を組んでもらえてとても嬉しい」と、試合ができる喜びを語った。そして「去年のこのモヤモヤ、もどかしさをこの試合にぶつけたいと思ってます。応援よろしくお願いします!」と力強く意気込みを語った。
RIZIN3連勝を飾るのはRIZIN常連の矢地か、昨年RIZINデビューしたギョンピョか。2024年のRIZINライト級戦線を占う一線だ。
浜崎、約1年5ヶ月ぶりの復帰戦「良い2024年の幕開けができるように」
一昨年のスーパーアトム級グランプリ準決勝での敗戦以来、怪我のため長期戦線離脱していた浜崎朱加は、フランスのクレア・ロペス相手に約1年5ヶ月ぶりの復帰戦が決定した。
浜崎はマイクを持つと「一昨年9月に怪我をして1年5ヶ月ぶりの試合になるんですけど、ただ休んでただけじゃなくてしっかり技術も上げてきたので、今回しっかりフィニッシュして、良い2024年の幕開けができるように頑張ります」と話した。
元王者・浜崎がこの佐賀大会で復活の狼煙を上げることができるのか、注目が集まる。
3連勝を狙う伊藤「消防士に激アツな試合を鎮火させられないように」
昨年7月から連勝し今大会で3連勝を狙う伊藤裕樹は、RIZIN初参戦の現役消防士・上田将年との対戦が決定した。
伊藤はこの上田の『消防士』という職業に掛けて「対戦相手が現役の消防士さんということで、僕の試合はかなり激アツな試合になると思うので、しっかり鎮火させられないように頑張っていきたいと思います」と話した。
また「何がとは言いませんが、最近ちょっと負けが込みすぎていて、この連敗を脱出するべく最近かなり打ち込んできたので、その成果をまた佐賀大会で見せたい」と、最近徐々に定着しつつあるパチンコキャラを匂わせたコメントもしてみせた。
瀧澤、阿部、怪物くんがそれぞれ意気込みを語る!
現在RIZIN3連敗中で今回でどうしても連敗を脱出したい瀧澤謙太は、RIZIN初参戦でROAD TO UFC参戦経験を持つ野瀬翔平と対戦する。
瀧澤は「完全グラップラーvs.打撃のストライカーという分かりやすい試合になると思います。僕は完全決着、KOをしっかり狙うので楽しみにしていてください」と意気込みを語った。
昨年は苦い敗戦が続いた阿部大治は、PANCRASEから参戦する押忍マン洸太と対戦が決定。阿部「今年の目標が『全勝、全KO』、必ず有言実行するので見といてください!」と力強くコメントした。
昨年6月のRIZIN.43北海道大会で見事なTKO勝利を飾った“怪物くん”こと鈴木博昭は、元DEEP王者の芦田崇宏と対戦する。
マイクを持つと「皆さんお久しぶりです、怪物くんです!」とファンに挨拶し、続けて「対戦相手の芦田選手、元チャンピオンのだいぶベテランなんですけど、こういうベテランを喰ってこその格闘技というか、こういう格上を喰いたいとずっと思ってるので、僕のこの未来のためにも、しっかり踏み台になってもらいます」と『ベテラン喰い』宣言をしてみせた。
その他にも、K-1ファイターとして参戦するISKA世界王者の寺田匠vs.RISEなどで活躍する冨永武聖のキックカードなど、オープニングファイトを含めて13カードを一挙に発表。榊原CEOはこの他に今後1〜2カードを追加予定とも話した。
オープニングファイトを含め既に15カードが決定したRIZIN LANDMARK 8 in SAGAのチケットは、1月21日(日)10時より一般発売がスタートする。
またPPVに関してはRIZIN 100 CLUB / ABEMA / U-NEXT / RIZIN LIVEで販売されることも発表された(※販売スケジュールは未定)。
2024年の開幕戦、そしてRIZIN佐賀初上陸となるRIZIN LANDMARK 8 in SAGAを、是非会場で、PPVで観戦しよう!