ルール
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(70.0kg)
試合結果
(WIN)安保瑠輝也 vs. 宇佐美正パトリック(LOSE)
3R 判定(3-0:29-26、29-27、29-26)
入場
ROUND 1
ダッシュで向かった宇佐美に安保は右ローを入れる。宇佐美はその後もやはりダッシュするように距離を詰めパンチを打ち込む。安保は左右に構えをスイッチしてミドルを入れる。宇佐美は距離を詰め過ぎか度々クリンチとなってしまう。安保は組まれると前腕を押し当て宇佐美を遠ざける。
ROUND 2
宇佐美が右クロスを放ち連打をまとめると、安保はこれをガードして防ぎ、戦前舌戦のあったボディを打って来いと宇佐美を挑発する。安保は三日月蹴りを見舞って宇佐美のボディを効かせ、左ハイキックもヒット。宇佐美をコーナーに詰め攻め連打するが、ここで蹴りがローブローとなってしまい、一時中断となる。
再開、宇佐美は上段後ろ回し蹴りも安保はガード。左フック、顔面への横蹴りと強振する安保だが宇佐美も当てさせない。
ROUND 3
宇佐美は猛然と向かって右クロスの強打も安保はブロックして防ぎ、挑発するかの笑顔を見せる。安保はガードしながら向かってパンチを振るい、前蹴りから右フックで宇佐美をダウンさせる。
立ち上がった宇佐美に安保は首相撲からヒザを突き上げるが、これが下腹部に入ってしまい再び試合中断となる。
安保にローブローとセコンドの暴言でイエローカードが提示され、残り1分30秒から再開。安保が宇佐美を投げるなど試合は荒れた展開となり、両者組み合いが多くなる。ここで左フックが相打ちに。安保はパンチだけとならず左三日月蹴りを入れ、これで宇佐美はダウン。何とか立ち上がるも安保がダッシュして横蹴りを打ち込み試合が終わる。
判定は29-27、29-26、29-26で安保。強さを見せ宇佐美を退けた。
勝利者コメント
「宇佐美選手、さんざん試合前ケンカして、腹が薄いとか心が弱いとか言われましたけど、腹でも倒して、頭でも倒して気分いいです。でも倒し切れなかったので、MMA選手なのにキックルールで受けてもらってありがとうございました。(リングサイドに木村“フィリップ”ミノルの姿見られ)榊原社長、木村(リングに)上げてもいいですか? ダメですか? ブレイキングダウンでやれってことなので、ブレイキングダウンでやるかもしれないです。俺も倒し切れなくて大口叩けないので、またRIZINを盛り上げられるように頑張ります。」