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ルール

スペシャルワンマッチ

RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分 2R

試合結果

那須川天心 vs. 五味隆典

2R終了(勝敗なし)

入場

ROUND 1

五味はオーソドックスに構え、左手を前に伸ばしてけん制し右フックを力強く振るう。五味は続いてサウスポーに変わるが、ややあってオーソドックスに戻る。

那須川は右ジャブで探りながら鋭く踏み込んでの左ボディ。

左右に構えをスイッチする五味に対し、那須川はあまり動じず速い右ジャブから左を繋げる。

五味はオーソドックスから左右のフックをフルスイング。しかし那須川も早い察知で当てさせない。五味はインターバルの間に両手を振り上げ観客を煽る。

ROUND 2

那須川は一礼してからラウンドに入る。五味は左のフリッカージャブから右ボディアッパー。那須川は警戒してガードを固めつつ前に進む。そして左アッパーを連打し、右フックで五味を脅かす。

五味が左フック、右フックと当てると、那須川はもっと来いとばかりに顔を突き出す。五味はクリンチからタックルのように那須川を倒す。

立ち上がった那須川は打ち合いで五味のパンチを体感するかのようにアームブロック、スリッピングアウェーをする。最後は五味、那須川の順に強打を振るって終了となる。

両者マイク

五味のマイク

「みなさん、ありがとうございます。もうムチャさせないで。榊原さん、オレいくつだと思ってるんだよ、2週間じゃ天心無理だろ。2週間じゃダメだよ、2ヵ月じゃなきゃ。武尊はもっと強いよ。頼むよ。いい試合をして盛り上げてもらえるように」

那須川のマイク

「こんばんは、みなさん。こういったタイミングで僕との試合を受けてくださった五味さん、ありがとうございます。感謝しかないです。体格差っていうより、重い気持ち、プライドが拳に宿っていた、楽しく、悲しくもあり、いろんな気持ちが交じってました」

横浜流星のコメント

「心動かされましたし、たくさんの世代の方に勇気を与えた試合になったんじゃないかと思います」

堀米雄斗のコメント

「テンテンのカッコいい姿を初めて、こんないいところで観れてすごいよかったです」

那須川

「最後の試合を見届けてもらえて、心に来るところがありました。来てくれてありがとうございます。この試合でRIZIN卒業という形になるんですけど、ずっと僕RIZIN大好きで、MMAから……ほんとRIZINが大好きです。こんな僕ですけど、認めてくださって、チャンスを与えてくれたRIZINや榊原さん、送り出してくれた伊藤会長、父親、ジムんのみなさん、本当にありがとうございます。僕はRIZINを卒業しますがあと2試合残ってます。大勝負なので、RIZIN代表としてしっかり勝って来ます。いまテレビを見てる子どもたち、僕はいろんな舞台に挑戦していろんな人に止められましたが、常識を変える奴は本当に非常識な奴しかいないと思うんで、人が決めた限界なんて人しか超えられないと思うので、学校や大人たちが教えてくれないことを俺は体で体現したいと思うので、みなさんこれからも何かチャレンジしたいと思ったら、信念を持って前に前に進んでいってください。今日はみなさん、本当にありがとうございました。またよろしくお願いします」

五味

「ちょっと待って、ひとこと言わせてくれ。僕が初めてさいたまスーパーアリーナで勝った時に喜んでくれた木口昭先生が今年亡くなられました。とても優しい、偉大な先生でした。これからキックボクシングも総合格闘技を応援していく上で、そういう先生がいたことを心にとめてくれたら嬉しいです。天心頑張れよ」

ここで武尊が花道から入場。リングインしてマイクを持つ。

「K-1の武尊です。来年の6月に試合を決定することができました。この試合はK-1でもなくRIZINでもなくRISEでもなく、新しい中立のリングを作る、格闘技界が1つになるきっかけになると思うので、日本格闘技界最高の試合にして必ず勝つのでよろしくお願いします。6月は最高の果し合いをしましょう」

那須川

「しんみりモードから切り替えが大変なんですけど、みなさんが待った試合、僕もワクワクしてますし、これをやらなきゃ終われないってみなさん思いますよね? 僕から始めた物語なので、しっかり終わらせてやろうと思います」

Yogibo presents RIZIN.33 大会情報