9月19日(日)にさいたまスーパーアリーナにて行われたYogibo presents RIZIN.30で、RIZINで活躍した石渡伸太郎の引退セレモニーが執り行われた。

石渡伸太郎 挨拶「本当に幸せな格闘技生活でした」

石渡は自身の入場曲であるFIRE BALLの「SUPERSTAR」で入場。そして石渡はマイクを持つと「こんにちわ、石渡伸太郎です。本日はこのような最高の舞台で最後のご挨拶をさせて頂き、本当にありがとうございます」とファンへ挨拶し、続けて挨拶した。

「プロで15年、39戦闘ってまいりました。とにかく自分が強くなりたいっていう気持ちだけで格闘技を一生懸命やってきたんですけど、だんだん応援してくれる方が増えていって、どうやったら恩返しできるか考えた時に、自分は那須川天心選手や堀口恭司選手のようにみんながアッと驚く動きはできなかったかもしれません。だからその分、魂を込めて一生懸命戦いました。ですが、身体の限界が来てしまって引退を決意しました。これからは形が変わりますが、このリング、格闘技界を盛り上げれるように頑張っていきます。本当に幸せな格闘技生活でした。これからの仕事のために上手く喋りたかったんですが、いろんな思いがこみ上げてきてすみません。とにかく伝えたかったことは今まで支えてくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございました!」

引退の10カウントゴング

髙田延彦キャプテンから花束が贈られ、10カウントゴングが鳴らされた。

10カウントとコールを聞くと、石渡は深く感謝の礼をしてリングを降り、花道を去って行った。

石渡は2006年にプロデビュー、これまでの戦績は39戦26勝9敗。2017年からRIZINに参戦すると、その年のバンタム級トーナメントへ参戦。決勝まで駒を進めるも、堀口恭司に敗れ準優勝に終わった。その後は佐々木憂流迦、扇久保博正と対戦し、今年6月に井上直樹に敗れ、引退を決意した。RIZINでは7戦4勝という成績を残した。

≫ 石渡伸太郎プロフィール

Yogibo presents RIZIN.30 試合結果一覧

+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.1 大会情報