「教えてチャーリー!」打ち切り危機?!前回までのあらすじ②
みなさん、チャオっ☆ライター志望の雷美(らいみ)です!私が担当する「教えてチャーリー!」が打ち切り寸前?!という噂が流れ、戦々恐々としていたのですが、SNSで「続いて欲しい」という声を発見し再びやる気が出てきました!みなさんありがとうございますっ!(感涙)引き続き、打ち切りを阻止するべく、チャーリーさんにRIZIN.24の振り返りを聞きに行こうと思いまっす!!
ーーチャーリーさんお疲れ様でぇ〜〜っす!!今日もRIZIN.24の試合の振り返りを聞きに…って!ちょ、ちょっとチャーリーさん、どどど、どうしちゃったんですかぁ〜〜〜っ??!
お疲れ様です、雷美さん。どうしたんですか?そんな不思議そうな顔をして…
ーーちょっとちょっと、お仕事中なはずなのに、RIZIN.24で冠スポンサーしていただいたYogiboの、特大サイズYogibo Max(ヨギボーマックス)でくつろいじゃってるじゃないですかぁ〜〜っ!!
おお、さすが雷美さん。ちゃんと商品名も覚えているんですね。冠スポンサーしていただいたYogibo様から会社へサンプル品を送っていただいたので、試しに座ってみたんですが…これはもう最高ですね。僕、今日はこのまま仕事は終了しようかなと思ってます。という訳で、また次回…。
ーーちょっ!ちょちょ、ちょっとチャーリーさんっ!!たしかにYogiboは選手のみなさんも気に入って下さいましたし、最高なのはわかりますっ!!でもでも、チャーリーさんには今回もRIZIN.24のあのバチバチの試合の振り返りをしていただきたいんですよぉぉ〜〜っ!お願いですから起き上がって下さいぃ〜〜っ!!(汗)
えーーーーー。
ーーお願いしますぅ〜〜っ!!私にはこの企画の存続がかかっているんですよーーーっ!!(泣)
もう、仕方ないなあ。で、今回はどの試合ですか?
ーー…うっうっ…あびがどうございばずっ!!(泣)今回は、前回大会の中でもバッチバチの試合を見せてくれた、金太郎選手と瀧澤選手の試合の振り返りを聞きに来ましたっ!!
ほう、これまた判定がスプリットの試合ですか。わかりました、では一緒に見ていきましょう。
やられたら蹴り返す!ポイントは瀧澤の右の蹴り
ーーまずは私が思うこのカードの見所は、二人とも若いっ!イケメンっ!!格好良いっっ!!!キャーーーーーッ!!!
今日は開始早々アクセル全開ですね…。
ーーだってだって、なんか二人ともタイプの違うイケメンって感じじゃないですかっ〜?!でもでもっ、二人とも目の奥にメラメラした炎みたいなモノを感じるところは同じでしたねっ!!
この二人の試合は格闘家の放つギラギラさやハングリー精神っていうのが滲み出ていた、魅力ある試合でしたね。二人とも負けん気が強くて、思い切りがよくて、見ていて気持ち良かったです。
ーーたしかにたしかにっ!!本っ当ーーーにそんな感じの試合でしたねっ!!二人とも眼光がギラッッギラで、バッチバチの殴り合いで、一瞬一瞬がハラハラドッキドキでしたっ!!
雷美さん、「喧嘩四つ」って言葉わかります?
ーーケ…ケンカヨツ…??し、知りません…なんですか?その言葉は…っ!?
瀧澤選手がオーソドックスの構えで、金太郎選手がサウスポーの構えじゃないですか。お互いジャブの手が近くに来る、まるで鏡合わせのような状態の事を「喧嘩四つ」と言うんですよ。
用語解説
喧嘩四つ
相撲で、二人の力士の得意な差し手(右四つor左四つ)が異なることを「喧嘩四つ」(けんかよつ)という。格闘技の場合は、オーソドックスとサウスポーというように、相手と構えが異なることをいう。得意な差し手が同じ場合は「相四つ」(あいよつ)という。
ーーふむふむ…この状態を「喧嘩四つ」って言うんですねーーっ!なるほど〜〜っ!また一つ勉強になりましたっ!!
「喧嘩四つ」の状態って、オーソドックス対オーソドックスとか同じ構えの人と向き合う時と違って、間合いが空くので少しやり辛いんですよね。しかも二人ともやりたいことが一緒で似ているから、お互いかなりやり辛かったと思いますよ。
ーーた、たしかに…っ!!お互い若くてイケメンなんですけど、金太郎選手はキリリッとしたヤンチャ系イケメンで、瀧澤選手はスラッとした王子様系イケメン…似て非なるイケメン対決って感じでしたもんね…っ!!
あ、いや、そういうことじゃなくて……。はぁ〜。
ーーあれれ、チャーリーさんの考えていることと違いましたかぁ…??
いや、なんでもないです。
金太郎選手は距離を潰すのがすごく速くて上手な選手なんですけど、瀧澤選手も距離を潰すのがすごく上手なんです。ただ、瀧澤選手は金太郎選手をやり方が全く違うんです。結果、二人とも距離を潰すのが上手いということは一緒なんですけど、瀧澤選手の方が間合いを作るのが上手でしたね。そしてこの試合で僕がポイントだと思ったのは、瀧澤選手の右の蹴りですね。
ーーおっ!!早速チャーリーさんのポイントが出ましたねっ!!瀧澤選手の右の蹴り、ですかっ?!
そうです。瀧澤選手は体制がどんなに悪くても、最後に右の蹴りを出すんですよ。
ーーなるほど〜〜っ!!言われてみるとたしかにっ!!打ち合いの最後は瀧澤選手のキックで終わっている事が多いですね〜〜っ!!
これは好みかもしれないんですけど、攻撃のコンビネーションの最後を蹴りで終える選手は僕はすごく好きですね。そもそもこの二人、お互いに殴られたらやり返すっていうことをやってたんじゃないかなと思うんですよね。
ーーやられたらやり返す…倍返しだーーーっ!!...のアレ、ですかぁ??
そうそう。お互いがこのメンタルっていうのも、見ていて面白かったですよね。ほら、瀧澤選手は最後、蹴りで終わってるでしょ?金太郎選手に2発殴られたら、2発返してオマケに蹴りを付けて返す。この最後のオマケの蹴りがすごく大事なんですよ。
ーーおお〜〜っ!本当ですねっ!!
これが瀧澤選手の一つの武器として、最初から最後まで試合に活きたんじゃないかなと思います。
見ているだけでお腹が痛くなる!激しいボディの打ち合い
ーーわわーーーっ!!1R終盤にバッチバチの殴り合いの展開になりましたーーーーっ!!は、激しい〜〜っ!!
二人とも互いの中間のエリア、危険地帯に入るまでは時間がかかるんですけど、危険地帯に入った瞬間の拳の交錯は緊張感たっぷりですごく見応えがあありましたね。
ただ、この辺りの打ち合いの中で瀧澤選手の膝が金太郎選手のボディに入って、その後くらいから金太郎選手がなかなか前に出れなくなっちゃった気がしましたね。自分から突っ込んで、あの膝がボディに入るのは相当イヤですからね。だから金太郎選手は途中から、瀧澤選手が入ってきた所にカウンターを合わせる作戦に変えた気がします。
ーーそれにしても、この試合は1Rに続き2R目も本っ当〜〜にお互いのパンチが炸裂した激しい試合でしたね…っ!!
この試合はこういう展開がずっと続く感じでしたね。ずっと緊張した感じ、終始ピリピリムードでした。トータルで見ると二人が見合っている時間というか、間合いをとっている時間の方が長いんですけど、でもお互いが中に入った時はすごい、こう、息を飲むような時間を演出してくれましたね。
ーーおわわわわーーーーっ!!2R中盤に金太郎選手のパンチが瀧澤選手の顔にヒットしましたよーーーっ!!
この金太郎選手の左ストレートはビックインパクトでしたね。でも瀧澤選手的には首が後ろに跳ねただけでクリーンヒットではなかったと思います。ただ、そんなに効いてはいないと思うんですけど、瀧澤選手陣営は見た目として「これはマズイな」と思ったでしょうね。
ーーひゃーーーーーーーーっ!!2R終盤で瀧澤選手の膝が金太郎選手に突き刺さりましたっ!!そして終了間際に瀧澤選手の回し蹴りィィlっ!!ふぅぅ〜〜〜っ↑↑↑
この膝の使い方はエゲつないですね。全く表情に出さない金太郎選手も凄いんですけど。本当に表情が全然変わらないですね。そして最後の瀧澤選手の回し蹴りは、さっきのパンチのビックインパクトの印象を変えるための大技ですね。
ーーここで2R終了のゴングーーーっ!!ひゃぁ〜〜、何度見ても興奮しちゃう試合ですねーーっ!!
この試合はRIZIN史上、最も互いのボディを虐めまくった試合だったと思います。見ているこっちのお腹が痛くなるような、激しいボディの打ち合いでしたね。
ーーた、たしかに…。な、なんであんなにボディを打たれても立っていられるのか不思議なくらいですぅ…。あぁ、思い出すだけでお腹が…うぅっ!
お互いボディがめっちゃ効いていると思うんですけど、二人ともその事を見せないし、お互いにやられたらやり返すし、本当に二人の気持ちがめちゃくちゃ前面に出ている試合だったと思いますね。ここまでやられると、見てる側としては清々しかったですね。