記憶がない中でタックル?!山本アーセンの今後の期待値とは
ーーそういえばアーセン選手は試合後のインタビューで、最初のパンチをもらってからのことを「記憶がない」って言っていました!!でも、それなのに上を取っていたんですね…!すごい...!
記憶がない中でよく上を取ったなと。ヒジを効かせられた後にもグラウンドで上を取っているんです。
ーーあぁーーーーーっ!本当だっ!!
この後アーセン選手が一息ついたスキを見て加藤選手が体制を返して立つことが出来たんですが、もしアーセン選手が最初のパンチを貰っていなければ、ここで加藤選手は立つことが出来なかったかもしれませんね。
ーーえ~~?!そうなんですか?!!
まぁ、タラレバの話ですけどね。勝った加藤選手としてはグラウンド状態での課題もありますが、負けてしまったアーセン選手としては劣勢の状況下でこれだけの事が出来たというのは、今後の期待値は高いと思いますよ。しかし二人共、良く闘ってくれましたよ。RIZIN史上初の2日連続イベントで、キックオフ1発目の試合でしたからね。
スタートが弾ければ興行自体が盛り上がる!プロモーターが期待する「第1試合」
ーーこの試合のKOがあったからRIZIN.22がバババーンッ!と盛り上がった気がしますね!!
プロモーターとしては第1試合目が弾けると、そのままの流れで興行全体が上手くいくというジンクスがあるんですよ。弾けた1試合目に感化されて他の選手たちが「自分たちもこれに続かなくては!」という気持ちになるんです。
ーーそういえば、以前にRIZIN RADIOでRIZIN旗揚げの「IZAの舞」で、新しい格闘技の扉を開くために第1試合をRENA選手にお願いしたというエピソードを笹原広報部長が披露していましたね〜!
そうそう、2015年12月31日の第1試合目ですね。
≫ GYAO!で試合動画を見る(RENA vs イリアーナ)
ーー1試合目からバッチバチの試合をされたら、選手としては「俺の試合でもっと盛り上げてやる!」と燃えるんでしょうね~!くぅ~~っ!カッコイイッ!!
第1試合目って、海外だと「超ク●前座だ!」というイメージがあるんですよ。第1試合だと「自分の商品価値はとても低いのでは...」と思う選手もいるくらいなんです。でも、日本の場合は全く意味合いが違うんですよ。日本で第1試合目に起用されるということは、プロモーター達に期待されている、とても名誉あることなんです。
ーーおおーーー!じゃあ、今回の第1試合目はかなり期待度の高い試合だったんですね〜!
そうです。そこで加藤選手の見事なKO勝利で興行がスタートした。なので今回の2大会はたくさん良い試合が生まれたと言っても過言ではないでしょう。
ーーそうですよね!良い試合たくさんありました!!まだまだチャーリーさんに振り返りしてもらいたい試合がたくさんあるんですよ~!えーっとこの試合でしょ…あ!これも良かったんだよな~♪
…順調に格闘技変態に成長していますね、雷美さん…。それはそれで良いと思うんですが、次の試合の振り返りはまた次回にしましょうか。今回は1試合ずつ、サクッと振り返っていきましょう。
ーーはい!ガッテン承知です!では、また次回もよろしくお願いしまーーす!!
…雷美さん、たまに昭和っぽい感じ出ますよね。。まぁ、次回もよろしくお願いします。