ルール
RIZIN 女子 MMA トーナメントルール:5分3R/インターバル60秒 49.0kg
試合結果
1R 4分39秒 TKO(レフェリーストップ)
試合内容
「RENAが余裕のKO勝ち。笑顔で優勝宣言!!」
女子スーパーアトム級トーナメント準決勝。1R、リングセンターに立つのはRENA。サウスポーとオーソドックスをスイッチしながら距離を詰めていく。RENAの前蹴りがヒット。リベラはローで距離を取っていき、長いリーチから右のロングフック。飛び込んだRENAが組みつきからリベラをコーナーに押し込んでボディへヒザ、そして左ボディ、フロントチョークへ。リベラはこれを引き離す。しかしRENAは左フックを決めてリベラをぐらつかせると、最後は左ストレート、左フック、そしてとどめの右ストレートを決めてKO勝ちをおさめた。
マイクを持ったRENAは「みなさん、ありがとうございます!まだもう1試合あります。絶対に優勝します!みなさん、準備はいいですかー?1、2、3、シュート!このままいくぞー!」と笑顔で優勝宣言。
試合後インタビュー:アイリーン・リベラ
「彼女の方が格上であるとか、わたしの方が格下であるといった意識はありません。」
――試合を振り返っていかがでしょうか?
アイリーン 立て続けにパンチを浴びましたが、わたし自身はまだまだやれると思っていました。結果としてレフリーが試合を止めました。もっと試合を続けさせて欲しかったです。悔しさも悲しさも残りますが、このような結果も試合にはつきものなので、今回の結果をバネに頑張っていきます。
――これからの展望をお聞かせください。
アイリーン ファイターとしてどうなりたいか? というのはこれまでの会見でも何度も述べてきましたが、ファイターとしてただただ精進して成長していきたい。それだけです。負けてしまったことは、悔しくても認めざるをえない。今はその気持ちが自分の中で渦巻いているのですが、自分が目指している道は変わっていません。
――序盤戦からストライキングの展開になりましたが、プラン通りだったのでしょうか?
アイリーン 立ち技というか、どんな展開になってもいいように準備をしてきました。立ち技の展開になったときは出来るだけ距離を保って勝負しようと思いましたが、わたしが一瞬ガードを下ろした隙に技を受けてしまったのが決定打になってしまいました。ですが、序盤の展開はわたしが劣っていたとは思いません。でも、負けてしまったことは、受け入れようとしています。
――ラウンド中盤にRENA選手にコーナーに押し込まれて左ボディが入ったところで試合展開が決まったように見えたのですが、左ボディは効いていたのでしょうか?
アイリーン 自分の中ではそう感じませんでした。印象に残っているのは顔面の近くに受けたヒザ蹴りですね。クリンチに対しては上手く対処できたと思っています。
――パンチをもらい出したところで組みついて引き込みにいっても倒せなかった。というのはRENA選手の体の強さでしょうか?
アイリーン RENA選手に関しては作戦を上手く立てたんだな。と思いました。身体能力がわたしより優っていた。わたしが劣っていたとは思いません。彼女の方が格上であるとか、わたしの方が格下であるといった意識はありません。強いて言えば彼女がわたしより上まっていたのは「作戦」でしょうか。