(Lose)テオドラス・オークストリス vs. カール・アルブレックソン(Win)
1R 8分01秒 肩固め
1R、オークストリスが左右のフックで牽制すると、アルブレックソンはローキックから両足タックルでテイクダウンに成功。そのままガードポジションからパウンド、顔面にヒジを落としていく。そして縦四方の体勢に移行して、頭部にヒザ。ここでオークストリスは立ち上がることに成功する。
スタンドでアルブレックソンが左ハイ、そして片足タックルで再びテイクダウン成功。脇腹にパウンドを入れていく。しかしオークストリスが体勢を入れ替えて上になっての膝からスタンドへ。両者のフックがヒットすると、またもアルブレックソンがタックルで易々とテイクダウン。そしてマウントポジションを奪取して、パウンド。これを嫌がるオークストリスが背を向けるとオークストリスがバックチョーク狙いに。そして正対してからの肩固めが極まるとオークストリスはタップ。アルブレックソンが一本勝ちをおさめた。
カール・アルブレックソン コメント
「前回負けたあと、ずっと勝つことを考えて練習して来ました。全てを懸けてRIZINで闘っていきたいと思っています」
──試合の感想をお願いします。
アルブレックソン 前回負けたあと、ずっと勝つことを考えて練習して来ました。この10カ月間、今回の相手に勝つことだけ考えていたんです。相手の動きは把握していたのですぐに勝てると思いました。グラウンドに持ち込み、テイクダウンの自信もありましたし、相手も疲れていたのであとは極めるだけでした。
──第1試合の責任は果たせましたか?
アルブレックソン そうであればいいと思いますが、それは見てくれた観客の皆様が決めてくれればいいと思います。
──今後の目標は?
アルブレックソン イリー・プロハースカ選手と12月に闘います。そこで勝つことが目標です。
──今回もタフな相手に勝つことができましたけど、今後はどんな選手と闘っていきたいでしょうか?
アルブレックソン 私はハードなトレーニングをしてきました。相手が誰であろうと闘う覚悟でいます。ここで闘うのは私の運命だと思っているので、全てを懸けてRIZINで闘っていきたいと思っています。
テオドラス・オークストリス インタビュー
「もっとできたと思っていますし、もっといい試合ができたとも思いますが、起きてしまったことはしょうがないです」
──今日の試合の感想をお願いします。
オークストリス 今は決していい気分ではありません。負けたのでいい気分ではありません。もっとできたと思いっていますし、もっといい試合ができたとも思いますが、起きてしまったことはしょうがないです。
──自分の得意な打撃の展開には持ち込めなかったですか?
オークストリス 私自身としては打撃に持ち込もうと努力しました。相手がテイクダウンでグラウンドに持ち込もうとしているのもわかっていましたが、相手が巧く持ち込んできたので。こちらもそれがわかったのでエネルギーの消耗を最小限に抑えようと思いましたが、何度もテイクダウンしてくるので思うようにできませんでした。
──今後の目標を教えてください。
オークストリス 正直、今は次がどうとかはわかりませんけども、次のチャンスを与えてくれたら嬉しいです。そして、それを願うしかないんですけど。また皆さんに日本の試合で会えたらいいなと思っています。私はできることをまっとうするだけなので、自分ができることを努力し続けていくしかないです。