[RIZIN トーナメントルール:
5分2R / インターバル60秒 / 延長5分1R(無差別級トーナメント準決勝1)]
無差別級トーナメント準決勝・第1試合。
1R、突っ込んでミルコをコーナーに押し込んだバルトだったが、密着した状態でミルコの左ひざ蹴りがバルトのボディを捕らえ、この一発で秒殺KO!ミルコが決勝進出を決めた。
バルトのコメント
──試合の感想をお願いします。
バルト ちょっと一昨日の試合が終わってから、緊張感があって、今日の試合怖かったんですよね。向こうもそうだったかもしれないけど、リングに上がるのが怖かったんですね。
──リングに上がるのが怖かったのか、あるいはミルコが怖かったんですか?
バルト どうなんですかね? とにかくミルコのハイキックが怖かった。24時間頭から離れなかったですね。
──パンチは?
バルト みぞおちに入ったから。食らったことがないひざ蹴りだったので、一気に息が止まったから、ビックリしたんですよね。
──想定通りに試合を運べなかった?
バルト それなりに良かったんじゃないかと思うんですけど。
──今後の目標は?
バルト とりあえず1月終わる頃に息子さんも生まれる予定で、それが来年大事なことかなと思いますけど、RIZINに関して1年間やってて、ぼちぼち格闘家として動きもちょっとずつ良くなっているし、まだ相撲のテクニックも多いけど、それなりにシュートボクシングの練習をもっともっとやって、もう一回ミルコと試合をやりたいなと思います。
──RIZINの試合を振り返り、どのような印象がありましたか?
バルト 私も相撲の時から格闘技のイベントの大ファンだったんですよ。31日はお酒を飲みながら観てましたから。やっぱり今回いろんな強い選手がいっぱい集まって、楽しいっていうか、観るほうも楽しいけど、やるほうも楽しくなってきています。
──日本の相撲文化の中で相撲取りもたくさんいます。横綱とかもいますけど、ぜひ格闘技のほうに来ていただきたいと思っていますか?
バルト たくさん相撲界からも格闘技界に入っている方々がいましたし、あまり成績が良くないから。紹介したいというわけじゃなくて、私もなりたいという方がいればね、格闘家の気持ちはそれぞれ違うから。やりたい人が手を挙げたら、やってもいいと思いますけど、自分から紹介はしないな。