闘う女王蜂 vs 絶対女王 勝つのはどっちだ!?

いよいよ間近に迫った『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』。多彩な顔ぶれの並んだ豪華13試合の中でも、今大会もっとも話題を集めているのがセミファイナルで行なわれるRENAvs山本美憂のMMA対決だ。
8月16日の対戦カード発表記者会見で髙田延彦RIZIN統括本部長はこう言った「この2人が戦うことによって本命である無差別級グランプリがかすんでしまうのではないか。それだけビックインパクトのあるカードだと自負しています。」

山本美憂は言わずと知れた”レスリング一族”山本家の長女。小学生の頃よりレスリングを始め、13歳の時に第1回全日本女子選手権で優勝。その後、全日本4連覇を達成。世界選手権でも3度の優勝を成し遂げている女子レスリング界のパイオニア的存在。そんなレスリングエリートが42歳にして総合格闘技という新たなる世界へと踏み出した。普通の感覚なら躊躇してしまう年齢。だが、生まれながらの格闘エリートは未知なる闘いへと胸を高鳴らせている。記者会見で山本は「誰が相手だろうとやらなきゃいけないし、闘わなきゃいけない。相手が覚悟してくるなら失礼のないように私も死ぬ気でいきます。本能で闘います」と宣言。弟の山本”KID”徳郁をコーチに迎え、短い準備期間の中、ハードなトレーニングを積んでいる。

一方のRENAは12歳からシュートボクシングを始め、2009年の『Girls S-cup』で初優勝、翌年には2連覇を達成している女子シュートボクシング界において他の追随を許さない絶対女王だ。昨年、大晦日のMMAデビュー戦では初めての大舞台という状況の中、狙ってもなかなかできない大技の飛び付き腕十字固めを極め見事な勝利を飾っている。デビュー戦で圧巻の勝利を挙げたRENAだが2戦目の相手は山本美憂。いままでとはまったく違う緊張感を感じながらもシュートボクシングの絶対女王は緩まない。「シュートボクシングvsレスリングの図式になるのは仕方ないことです。でも闘うからにはそれにプライドを持って闘うのが私たちだと思います。打撃は半年そこらで上手くなるものじゃないです。それは私もレスリングはしたことがないので同じ状況。どうなるのか皆さん楽しみにしていてください」と山本美憂を前に堂々と答えてみせた。
互いの生き様、スタイル、すべてがぶつかり合う女王対決。9月25日は女子格闘技から目が離せない!