“ブラックパンサー”ベイノア「(ローキックで)もっと削るつもりだった」

――試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

ベイノア:悔しいです!本気で勝ちに行ったので悔しいですね。でもさすが現役RISEチャンピオンだと思いました。

――対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。

ベイノア:今言った通り、さすがだなと思いました。強かったです、押忍。

――具体的にはどんなプランで、今回の試合を勝とうと思っていましたか。

ベイノア:やっぱ爆発力があって強いんで、倒しに来ると思ったし、しっかり削って、最後は気持ちの勝負に持っていこうかなって思ったんですけど、削り切れなかったですね。やっぱりチャンピオンですね、押忍。

――試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

ベイノア:勝ってね、勝ってリングで叫びたかったんで、言わない方がいいですかね。

――分かりました。言わない、ということですね。

ベイノア:MMAを頑張ります。押忍

――3ラウンドの出だしまでは、ローでだいぶ削れて、行けるかなっていう感があったところでのダウン、というように見えましたが、ご自身としてはいかがでしたか?

ベイノア:もっと削るつもりでしたね。ローという意味でもそうだし、そこから気持ち削っていこうかなと思ったんですけど、削りきれなかったっすね。逆に・・・まあ強かったですね

――もう次からはMMAに専念しますか。

ベイノア:いやあ、どうなんでしょうね(苦笑)。どんなオファーが来るんでしょうか、っていう感じなんですけど。今はすぐは考えていないですけど。MMAですかね、もう1回、USAに行こうかと思います。

――人気があるがゆえに、悪く言うと『便利屋』になってしまいがちなイメージもあります。ここは貫きたい!というのはどんなところですか?

ベイノア:便利屋?(笑)

――プロモーションにしてもマッチメイクにしても……

ベイノア:ああ……、そんなつもりはないですけどね、僕は(苦笑)。ただ話があったんでね、やっぱり勝負は逃げたくないですし。やった方がおもしろいんじゃねえかみたいな、そんなね、ちょっとゴネたみたいな感じになってますけど、やっぱりMMAでやったらどうかとかそういう話もありましたけど。やっぱり勝負は逃げたくないので、今後も……、便利屋ではないですけどね、別にね(苦笑)、はい。盛り上げていきますよ、何でもやって、というか、しっかり勝っていきます。

――2回目のダウンは蹴り足取られてのスリップではないかという意見もあります。ご本人的にはいかがですか。

ベイノア:いや、てか、あんま覚えてないんで。覚えてないって言っても記憶飛んだとかじゃないですよ。そっちじゃないですけど、あんまもう、必死だったんで、覚えてないですね、はい。そんなこと言ったら僕、1回目も1回目ももらってないつもりなんですけど。はい。

――現在のダメージは?
ベイノア:目尻カットしたのと、カーフキック食らったところって感じですかね、はっきりあるのは。でもないです、ほぼ。押忍。

――またキックルールでオファーが来たら、どうします?

ベイノア:いやあ、また不貞腐れて出てくるかもしれないですね(笑)。わからないです。

――今日はノリノリで出てきたように見えましたが。

ベイノア:いやもうビッグイベントですからテンション上げるしかないでしょう。いつまでもこの間の、試合発表のテンションでは、今回やってらんないでしょって感じで。テンション上げて、自分の全力では行きましたよ、いろんな意味で。押忍。

――先ほどメイソン選手がもっとバチバチの倒し倒されみたいな試合がしたかったけれど、ベイノア選手がサークリングして技術的な戦いを挑んできたことに対して、不満げでした。ベイノア選手の意識としてはどういう感じでしたか。

ベイノア:不満げでした?(苦笑)。怒ってました?

――ちょっと怒ってました。

ベイノア:あ、怒ってたんですね。試合後に怒ってんのは向こうなんですね。僕は、本気で勝ちに行った結果なんで、もちろん盛り上がる試合は結果的にそうなるもので、したかったですけど、でもね、メイソン君の言う通り、彼の試合、おもしろい試合いっぱいあるので、現役チャンピオンでこれからも出ると思うので、ぜひRISEにも注目してほしいと思いますね、そっちも見てください。RIZINファンんのみなさんも、多分彼がおもしろい試合、バチバチの試合を今後すると思うので、RISEをぜひ見てください

――そういう試合はRISEでお願いします、ということですか?

ベイノア:いやいや、まあまあ今日はもう終わっちゃったんで。彼が今後多分盛り上げるのは、こっち、RIZINに出て盛り上げるのかわかんないですけど、現役チャンピオンで向こう(RISE)には出ると思うんで。是非彼の試合にも今後注目してもらいたいなと思います。押忍。

宇佐美秀メイソン「打ち合うつもりだったのに、サークリングをしてきてフラストレーションが溜まった」

——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

メイソン:ま、ベイノア選手やりにくかったなっていうのが印象的ですかね。

——どんなところが具体的にやりにくかったかも教えていただけますか。

メイソン:やっぱ、ずっとサークリングしてたんで。まあ僕はもう 1 ラウンド目からガンガンお互い打ち合おうっていう気だったんで。ま、すごいやりにくかったなっていうところですね。

——RIZIN 2戦目ではありますが、前回は韓国でした。今回この京セラドームのリングから見た景色はいかがでしたか。

メイソン:京セラドーム広いし、やっぱ景色は最高やったんですけど、結果が自分的にはもう、ほんま5点とかなんで。

——5点!

メイソン:はい。5 点とかなんで。ま、でも勝ってとりあえず良かったかなって思います。

——試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

メイソン:今後の目標はあのジムの先輩の武尊さんや、野杁さんとか、与座くんとか、強い選手いっぱいてるんですけど、自分の先輩たちみたいに世界で戦ってチャンピオンになれるような選手になっていきたいなと思います。

——今5 点と自己採点されましたが、100点満点で5点なのですか?マイナス95点?

メイソン:そうっすね。

——それぐらい厳しい?

メイソン:厳しいんですかね。まあ、なんか自分の中ではほんま納得いってないっていうか、緊張しすぎてたし、力んでたし、本来の自分の戦い方ではないかなっていう風に思ったんで、もっとできるっていうのがなんかすごい印象に自分は残りましたね。

——オープンフィンガーグローブでの戦いはいかがでしたか?

メイソン:いや、難しかったっすね。ムズすぎました。やっぱこうブロッキングできひんから、やっぱ体重も重いし一発一発が危ないじゃないですか。だからすごいいい経験になったかなと思いましたね。オープンフィンガーでの本気の打ち合いにまだ慣れてなかったなっていうのがあったかもしんないですね、自分のなかで。

——MMA でオープンフィンガーグローブを使っているベイノア選手の方がその距離や打撃の打ち方がうまいという感覚がありましたか?

メイソン:いや、それは全くなかったです。

——セコンドの武尊選手からはどのような評価がありました?

メイソン:評価っていうか、「しょっぱい試合してすみません」てしっかり謝って「いや、大丈夫だよ。勝った。勝てばいいよ、とりあえずね」っていう感じで、すごい励ましてくれてたんで、勝ててよかったです。とりあえず。

——次もまたRISEのチャンピオンとしてRISEで戦っていくか、あるいはまたRIZINの中でも立ち技の面白さをもっと見せていきたいという意欲がありますか。

メイソン:僕はどこでもどこの団体でもこうオファーがあれば、RISEが許可出してくれて、大丈夫だよって言ってくれれば、どこにでも出ていくタイプなんで、またオファーがあるんであればRIZINでも出たいし、他の団体でも出たいなっていうところはありますね。

——地元大阪での戦いとしてはいかがでしたか。

メイソン:いや、地元大阪での試合、ほんまにヤバいですよね。僕ね、前のRISEの初戦の時も大阪だったんですけど、まあまあヒドい試合してたんで、大阪は多分自分に会ってないのかなって(笑)、いやなんか難しいですよね。

——逆にプレッシャーが強すぎますか。

メイソン:いや、プレッシャーとかじゃなくて自分プレッシャーすごい感じてる時とかはもっと行けてる、ていうか、あるんですけど。魅せないといけないなっていう、多分、自分のなんか変な考えがあるんで。あんま気にせんとやった方が、ほんまはいいんかもしれないですね。

——1 ラウンドからかなり圧倒してるように見えましたが、 2 ランド終盤、若干顔色が変わったような瞬間がありました。あれは何でしたか。

メイソン:いや、もうムカついてましたね。「何がしたいん??」っていう感じでした。僕はこう、多分ベイノア選手もキックの試合ほんまやりたくなかったと思うんですけど、受けたんやったら受けた以上こんなデカい会場で、男としての勝負で、正直な話、技術で勝負しても多分そんなん誰も見たくないと思うんですよね。もう1ラウンド目からお互いバンバン打ち合って、倒すか倒されるかっていう戦いを多分みんなは見たかったと思うんですけど。僕はもうそれやる気まんだったんですけど、サークリングっていうキャリア積んだ戦い方をしてきたんでちょっとびっくりしたっすね。で、それで多分フラストレーションすごい溜まってて、何がしたいんでしたね。

——3ラウンドになってから、少し作戦を変えたのですか。

メイソン:変えました。武尊さんに「もうずっとサークリングして来ないからもう“来いよ、来いよ”ってやりな」って。「そこで合わせたらいい」って言われて、最初のダウンがちょうど来い来いって言って、ほんでフック合わせて倒れたって感じだったですね。

——ベイノア選手が序盤からカーフを結構狙っていました。ダメージは?

メイソン:いや、カーフのダメージは全くなかったですね。どっちかと言えば、ミドルの方のガードで腕の方が腫れているんで、蹴りとかはやっぱ上の階級の人で元空手家ですし、重たいなっていうのはあったすけど、別にカーフは問題もないっていうか。

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