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朝倉未来 vs 青木真也 試合後インタビュー / ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り
youtu.be朝倉未来「『腰強え』と思ってびっくりしました、自分に」
——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
未来:そうですね。結構プレッシャーあったんで、勝てて良かったです。
——対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。
未来:めちゃめちゃ強かったですね、やっぱり。はい。想像以上に強くて、あと、この勝負にかけてる感じがすごい伝わってきて
ちょっと嬉しかったですね。
——試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。
未来:まあそうですね。ま、今日の試合見てもらったら分かると思うんですけど、結構グラウンドの展開も強くなってて、まあ、元々ね、30歳でやめようと思ってた格闘技なんですけど、今、自分の中ですごい成長してるのが分かって。まあシェイドゥラエフには負けましたけど、クレベルと鈴木千裕に勝って来てるんで、今後ライト級でもフェザー級でも見たいカードがあれば、盛り上がるカードがあれば俺はやりたいなと思ってます。
――青木選手に寝技を仕掛けられる場面は練習の成果で冷静に対処できたという感覚でしょうか?
未来:そうすね。かなり、なんか恐ろしいほど冷静でしたね。自分が、なんかもう相手が狙ってるものが全部わかったって感じですね。
――プレッシャーが結構大きかったということでしたが、今までの試合では近いような感覚がありましたか。
未来:まあまあ毎回プレッシャーはすごいんですけど。特に大きかったですね。
――平本vs.ダウトベックはご覧になりましたか?
未来:まあなんか全部は見てないですけど、僕もアップしてたんで。舞台裏でちょろっと見てましたね。
――両選手と対戦経験があります。どちらかとリマッチというのも、盛り上がるなら?
未来:ま、全然俺はどちらでも勝てると思ってるんで、はい。
――一旦決まっていた平本選手との試合にこだわることは?
未来:ま、全然こだわってはないすね。はい。ま、彼も多分グラップラーとかレスラーとやった方がいいと思うんで、はい。ま、特にどうしてもやりたいわけじゃないですね、今。はい。
――最後、あの、青木選手のところに近寄って、ま、少し言葉を交わしていたように見えました。どんな言葉を?
未来:ま、内緒すね。
――青木選手、笑顔が少し見えていたようでした。
未来:はい。
――朝倉選手が伝えたいことを、伝えたっていう(状況でしたか?)
未来:そうすね。ま、ちょっと「練習とかお願いします」みたいなこと言いました。
――次の相手の話題もありましたが、大晦日をひとつのターゲットにしますか?
未来:うん、まあ大晦日はちょっと休もうかなと思ってますね。色々仕事もあるし、あと秋元がね、シェイドゥラエフとやるんだったら、ちょ、サポートつきたいなっていうのはあるんで。
――本日のメインイベントはご覧になりましたか?
未来:見てましたね。
――改めてシェイドゥラエフ選手の強さが出た試合だと思います。感想があれば教えてください。
未来:どっちも化け物だったなあとは思いますけど、僕もシェイドゥラエフが勝つと思ってたんで、まあ予想通りと言えば予想通りかなっていう。
――想像していた青木選手と実際戦った青木選手、どこが一番違いましたか?
未来:うーん……、何なんだろうな?何て言うんだろうな。なんか、ちょっと言葉にするの難しいんすけど……、なんか、うーん、めっちゃ力があるっていうわけじゃないんだけど、なんかね、誘導されるような感じかなあ、なんか・・あと手がめちゃめちゃデカくてクラッチが切れないって感じでしたね。
――そこはどう対処したんですか?
未来:ま、でもグラップリングの練習をずっとやってきたんで、すごい成長してて、自分自身も。あとはそのチームで対策してた通りの動きだったかなと思いますけどね。
――別に試合中に驚くことはなかったですか。
未来:なんか、青木選手がテイクダウン取れなかった試合がないっていうのを聞いて。で、最初四つ(組み)になった時になんか投げられたじゃないですか。その時に、なんか俺が上取ったじゃないですか。で、「俺、腰強え」と思ってびっくりしました、自分に。そのぐらいですね。
――この試合を時代の節目と捉える人も多かったと思います。自分ではどう捉えていますか?
未来:試合前インタビューでも言ったんですけど、それを感じるのは多分見てる側の方であって、俺は本当、いち強敵としてこの試合受けたんで。ま、自分自身がそういうところを感じる部分はなかったですけど。青木選手はまだやることあるんじゃないかな?と思ってるんで、個人的にね。その日本格闘技のいちファンとして言うならば、なんかね、もうひとりやらないといけない選手はいるでしょっていう感じでは思ってるんで。ま、これで終わりじゃないと思ってます。はい。
――大晦日は休もうかなという話がありました。会場がバンテリンドームで朝倉選手の地元の愛知です。そこへの思いは現状いかがですか?
未来:そうっすね。ま、地元だから出たいとかは特にないんですけど、なんか右手を怪我してて、今。試合前から実は怪我してて、最後のパウンドでまた痛めちゃったんで、もしかしたらね、折れてるかもしんないなって。ちょっと腫れてきてるんでね。まあ、なんだかんだあと3ヶ月とかしかないと思うんで、ま、一回休憩してもいいかなとは思ってますけど。
――あと今日の試合後、ネットのファンなんかはあの朝倉未来選手と平本選手の再戦のシナリオができてるかなんて勝手に盛り上がってるファンもいます。そういった方たちへ何か今メッセージがあればお願いします。
未来:まあ、いつか必ずやらないといけないと思ってるし、それはお互いに思ってると思うし
。で、俺は全然負ける気もないし、ま、今日の試合もまだ全部見れてないですけど、全然俺の方が強いなと思っちゃったんで。まあ時が来たらぶちのめすだけかなと思ってます。
――今RIZINのTシャツを着ていらっしゃいます。今までは自分の応援Tシャツを着て入場されてたと思うんすけど、何か、背負うような意思がありましたか。
未来:あ、それ聞いちゃいます?気づきましたね、よく。いや今日応援Tシャツ着てきてたんすよ。それが、新品のやつ着てきちゃって、洗濯してなかったんで、入場の時に着てったじゃないですか。僕着てたじゃないですか、応援Tシャツ。セレモニーの時。で、アップそのままして服脱いだら全部真っ黒になって、体が。洗濯してなかったんで。「これはまずい」ということで、これにしました。
――あ、急遽。
未来:はい。別にRIZIN背負ってるとか関係ないっす。
――RIZIN関係者は喜んでいると思います。
未来:ははは
――青木選手は未来選手の9歳上の、43歳ですね。
未来:そうなんですか。
――なので、ご自身が、これからキャリアを重ねていく中で青木選手の年齢ぐらいまでやりたいですか?
未来:いや、ないですね。やりたくないです。だから本当尊敬してます。
――ご自身も30歳までと言いながら今も続けられている、どこかその線引きの意識をされていますか?
未来:まあ、でもね、なんか「もう勝てないな」って思ったらやめるかもしれないですね。なんか一時期勝てない時期もあったけど、やっぱ練習場に行ってれば強いってなっちゃうし、まだ成長してる部分が自分の中で、グラップリングとか新しいコーチが入って強くなってるしっていうので、今続けてますけど。どうなんですかね。あと、求められてたらやるかもしれないです。世間に。「もう別に朝倉未来の試合見たくないよ」ってなったら、それを感じたら僕はすぐ引退すると思いますね。
――フィニッシュの場面、そこまでにテイクダウンのプレッシャーが何度もあって、三角絞めを落として、でも最後バックで四の字を組まれました。あの時に青木選手の後ろの息づかいみたいなものは感じてましたか?
未来:息づかい?息づかいは感じてないすけどね。ただ四の字バックが、僕すごい得意で、逃げるのが。やっぱ練習でもずっと極められてなくて、四の字からの練習をずっとやってたんで、そこはもう、冷静にいましたね。
――あそこで四の字を解いて、脇を掬って腕十字に来るのは、もう感じていたのですか?
未来:そうですね。その一個前のアクションで、こっち(左)の手をあのダブルで取られた時に、「あ、腕十字狙ってるな」っていうのは気づいたんですけどね。だからその時に振り向こうかな、とは思ってましたね。はい。
――そこで離れるのではなくてパウンドで、というのはもう体が動いた?
未来:そうですね。勝手に動きましたね。
――今回の試合が日本の格闘技界の歴史や、時代が交わる瞬間というか、そういう試合だったと思います。最後に健闘を称えられて、青木選手から腕を挙げられた時はどんな思いでしたか?
未来:ま、嬉しかったすね。本当に僕はね、青木選手、結構世間で嫌われてるのかわかんないけど、僕はずっとリスペクトしてるし。なんかね、格闘技が盛り上がってない時代からずっと一線で活躍されて、今もなおトップでやってるっていうことは、本当にね、尊敬できる部分だと思うんで。ま、そういう選手に認められたのは嬉しいですね。はい。
――未来選手!大晦日の名古屋出てほしいです。
未来:ははは(笑)はい。まあまあまあ、それはあの社長と話しておきます。
――拳は、右と左どちらを今回は痛めていたのですか?
未来:あ、右手ですね。でも右手を3週間前かな、怪我して。ちょっと結構強めのスパーリングで怪我して。で、逆にもう右手なしでずっとスパーリングしてたんすよ。だからなんか僕の悪い癖で右フックみたいなのがあったんで。それを修正できたんで、本当良かったですね。試合の時はもう問題なかったんで大丈夫だったんすけど。ま、そこをまた同じとこ痛めたって感じです、パウンドで。
青木真也「俺だってタフファイトしてえよ。でもやっぱ、もたねえんだな、体が」
青木:いい?大丈夫?喋るよ?はい、はい、完敗!以上!はい。それ以上でも、それ以下でもなし。完敗。
――質問は受けても……?
青木:はい。どうぞ。
——対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。
青木:いや、この通りでしっかりやられたから。今日は彼の方が強かった。それ以上でもそれ以下でもなし。強かった。完敗。はい。
――今後について聞いてもよろしいですか?
青木:なんだ? やめさせてーのかよ!え?
――そんなことではないですが。
青木:いや、あの、自分で分かってます。はい。自分で分かってるんで。うん。でもここでお前らにいいネタやんねえよ。
――朝倉未来という選手に対して、試合前に「何もない」、触れてみたいという感覚が「何もない」とおっしゃっていました。実際に約5万人の前で触れ合ってみて、感じるものありましたか?
青木:うーん。なんか朝倉未来を通して、やっぱり自分と向き合ったことだったので、よく自分の今の状況と……、自分の状況ですね、が、よく分かった。うん。はい。
――もう少し、どういうことが分かったのかを聞いても?
青木:自分のコンディション。ま、一つひとつ、コンディションすよね。見て。見てもらえば、ご理解いただけるように、はい。今の状態が分かったすね。
――この試合に向けて、すごくたくさんの応援の声があって、煽りVでは「頑張れって言われるのはちょっと嫌だ」という趣旨の発言もあったかと思います。たくさんのファンとか、我々関係者もそうだと思うんですけども、青木選手に対してリスペクトの思いってすごく大きかったと思います。青木選手がどう受け取られてるのかはアレですけれども、そういう部分を感じて、ここまでリングに上がってきたことに対しては、何か感じることありますか?
青木:まあ間に合ったというか、間に合ってなかったんだけど。間に合ったんだけど、間に合ってなかったんだけど。あのー……うーん……。良かったなって素直に思います。はい。感謝してます、みんなに。
――その上でまた今後については、決してこの試合を見たファンは、少なくともやめてほしいと思ってる人は誰もいなくて、また見たいと、ファンはそういう勝手なものではあるんですけれども、そういう声は、聞きながらも、青木選手がまた自分の中で色々と考えて次の結論を出していくのでしょうか。
青木:はい。あの、俺がやめたいって言ってやめれるもんじゃないし、あの、「じゃあここでやめます」っていうのはすごい簡単なことだけど、あの、ひとりでやってることじゃないすよね。みんなでやってることだし。あのー、ま、どうすんのっていうの、自分の考えもありますし、プロモーターの考えもありますし、はい。ちゃんと喋ってですね、別にそんなに焦って答え出すことでもないから。はい。
――この試合に向けてYouTubeやnoteでたくさん発信されて、青木選手の言葉に触れた人もたくさんいたと思うので、また青木選手の言葉を求める人もいっぱいいるとは思います。我々メディアもそうなんですけれども、また色々と聞かせていただければと思います。
青木:はい。お断りします(笑)。
――試合前には「試合が終わった後に自分がどんな感情になるのか」と。直後どう感じたのか教えてください。
青木:今の自分の状況ですよね。今の自分の「こういう状況なんだな」っていうのがよく分かったなっていうことですよね。自分の状況がよくわかったっす。はい。
――たくさんパウンドを打たれて、結構ネットとかだと「止めるの遅いよ」という声もありました。青木選手はどういう気持ちで、パンチを受けていたのでしょうか?
青木:お前よお、殴られてる時によお、あの、「痛えな」とか思ってるほど余裕ねえんだよ、こっちはよ。ああ、でももうなんかあれだよね。こう、もらってんのが分かって、もらってっから良くないよね。うん。ボケっとしちゃうんだよ、それが年ってことだと思うし。はい。
――11年ぶりのRIZINだったと思います。今回ONEとは違って花道を、そのどういうことを考えながら歩いていて、なんかRIZINファンってどうだとか、もし感じるものがあったら教えてください。
青木:本当に「大事にしてくれたな」っていう気持ちでいっぱいで、本当に感謝、本当に感謝でしかない。うん。この数年、本当に苦しい時間が続いていて、自分自身納得いかないことだらけだったんだけど、最後思いっきり、かぶいてできたのは本当に良かったし、本当に感謝してます。
――リングに上がる前に、セコンドの3人にひとりずつ声をかけるような場面がカメラで抜かれていたと思うんですけど、どういう言葉をかけたのですか。
青木:一つひとつ言うのは野暮だけど。あの……、彼らの人生の糧にしてねっていうような趣旨のことを伝えましたね。うん。彼らの人生の糧にしてほしいし、それぞれの持ち場で頑張ってほしいし、鹿志村で言えば、まだこれから彼は11月に試合をするようで、試合もあるんだし。「頑張ってね」。で、俺にできることこれくらいだからねっていう話ですよね。うん。
――セコンドの3人は、異色の人選でプロレスラーが2人。逆に自分がこの2人のセコンドから、あるいは3人のセコンドからもらえたものは、どんなことがありましたか?
青木:うーん。なんか、鹿志村もそうなんすけど。ま、やっぱ鹿志村にはやっぱこう、「かっこいい青木真也でいたいな」って思ったんすよね。かっこいい青木真也でいたくて、やっぱ彼が憧れた青木真也でいたいなって思ったし、エル・リンダマンに関しても、あの、かっこいい先輩でいたいし、あの、上野(勇希)もそう。彼らが憧れる、やっぱ青木真也かっこよかったなっていう先輩でいたかったんすよ。うん。で、そう思うことでしか僕は頑張る燃料がなかったから、うん。なんか、かっこいい先輩でありたいな、と思って彼らに頼んだっすね。だから、こう、じゃあもっと彼らよりもいいセコンドをするやつはいると思います。いい能力を持ってる人はいると思うけど、あの3人ほど、僕の背中に穴が開くほど見て、僕を後押ししてくれるやつはいなかったと思います。はい。
――逃げない背中を彼らに見せられたなっていう満足感はありますか?
青木:はい。あのー……、やっぱ並大抵のことじゃなくて。この年で、もう一回やるって、やっぱ並大抵なことじゃないから、彼らがいなかったら、できなかったすね。本当に感謝してます。うん。
――2ラウンド中でバックから十字に行きましたが、これは冷静な判断から、あるいは今思うと焦ったのか。今振り返るとどう思いますか?
青木:うーん。そのぐらいファイトしたかったんじゃないですか?うん。別に。うん。まあ、ファイトしたかったんでしょうね。はい。自信もあったんだと思います。はい、うん。
――青木選手がバックを取った瞬間までは、多分見てる人の多くが青木選手が勝つと思ってたと思います。青木選手はあの体勢に入った時に、何かこう「これで勝つんだ」みたいな感情はあったのですか。
青木:バックチョークも十字もね、得意というか、取ってきた技だし、自信のある技なんだけど。ま、そういうものが徐々に通じなくなってくというか。それがまあ、年なんだろうし。うん。ま、そういう新陳代謝されてくものだなと思って。はい、うん。
――そういう部分で、10年前の自分との違いのようなものを敗れた後で感じたのでしょうか。
青木:敗れた……、うーん、はい。年取ったね。本当、年取ったねと思います。うん。でも悪いことじゃない。うん。
――プロレスは今後もどんどん続けていきますか?
青木:はい。あの、セコンドついたレスラーはトップレスラーなんすよ、今の日本の。で、僕がすごく好きで尊敬するレスラーなんだけど。「連れてってね」「面倒見てね」っていう気持ちで。だから格闘技の選手は鹿志村だけ。はい。
――見た感じは健康なんですけど、怪我とかはなかったですか?
青木:いや、怪我とかが逆にできないぐらい消耗してんだろうね。俺だってタファイトしてえよ。タファイトしたいよ。はい。でもやっぱ、もたねえんだな、体が。そ、しょうがないな。うん。
――日曜日にプロレスの試合がありますが、出られそうなコンディションですか?
青木:いや、出る。うん。それ仕事だから。はい。うん。なんか文句言うやついたら連れてこいって(笑)。
――今朝、YouTubeでファンの方々に対して、「今日は力を貸してほしい」とおっしゃっていました。なぜこのタイミングでそういう言葉が出たのか教えてください。
青木:いや、エネルギーがねえからだな。自分のエゴとか、こう、強い強烈な自我みたいなもので突き動かせなくなってるから。で、もう最後、背中押してくれっていう気持ちですね。はい。