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RIZIN.54 試合後インタビューまとめ2

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伊藤裕樹「1Rの火力が強いので、力使わせたろうと」

——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

伊藤 最っっ高っす!

——会場の声援がすごかったですね。

伊藤 いやもう、前回も爆発だったですけど、今回、大っ大、大爆発してましたね(笑)

——対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。

伊藤 結構フィジカルで、打撃がすごい強くて荒々しい感じかなと思ったんですけど、思っていた印象よりすごいコンパクトだと感じましたね、試合してみて。

——酸欠になるほどの連打、連打でした。何発殴ったのでしょうか。

伊藤 もう覚えてないです(笑)、スロットまわすくらい覚えてないですね。

——試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

伊藤 そうですね、大晦日までに恋文をしっかり書いて、親愛なる誠くんに届けられるように、がんばるだけですね。

——タックルを取られたりバックを取られる場面では、冷静に対処できたのでしょうか。

伊藤 冷静に対処したというかガジャマトフ選手は1Rめの火力が強いので、あそこで力使わせたろうと思ってましたね。

——そこ凌げば、2Rで?

伊藤 そうですね。そこ凌いで、2R、3Rでペース上げてこう、って思ったので、まあ、良かったです。

——昨日の相手の計量失敗によって伊藤選手の作戦が変わるようなことはありませんでしたか。

伊藤 作戦はべつに元から倒すことは変わっていないので、作戦変わるよりかは、ボーナスが「ちょっと弾みますよ」という連絡が来たんで、モチベーションはめちゃくちゃ上がりましたね。

——逆にそれでということですね。

伊藤 はい。なんで絶対倒してやろうと思ってました。

——計量失敗した相手に怒りのような感情は?

伊藤 まあ、そんな怒りとかはないですけど。プロだったらしっかり体重調整するのが……、ね、普通なんですけど、やっぱり40時間とかかけてこちらに来て調整していると考えたらまあ大変なのかなとは思うので。その本当に体重ダメだったら2、3週間前に連絡してほしいっす。こっちも減量したくないんで(笑)。

——その場合は、59キロとかでキャッチで?

伊藤 伊藤裕樹階級の59でやりたいっす(笑)。

——ちなみに、ダニー・サバテロ選手は、米国は深夜帯にも関わらず、後藤丈治選手の試合を見て反応していました。

伊藤 そうなんですね。へー。ATTだからと。あー、はい、はい、はい。

—— “誠くん”の方は、反応がありません。

伊藤  アイツ……XX掻きやがって……!ナメやがって。そうなんすね、いやでも後藤選手の試合見て、むちゃくちゃ火ついたっす。今回の大会ほぼフィニッシュで、後藤選手もむちゃくちゃ強い相手だったんで、ここ行ったらヤバいなっていうので、爆発させたので。もうそれでバチっとスイッチ入ったっすね。

——次は大晦日に爆発したい?

伊藤 大晦日爆発させてください!もういいでしょ

——ララミーも候補になっているようです。

伊藤 ララミーとちょっとイチャイチャしてもらって、誠くんは早く僕に返事を返してください。

——計量失敗でノーコンテストルールが適用され、「自分の負けはない」。

伊藤 はい。

——だけど、「フィニッシュしろよ」と言われたら、心境的に普通の勝負と今日のプレッシャーはどちらが厳しかったでしょうか。

伊藤 いやあ、どうだろうな。別にそんなこだわったことはないですけど、何かその、ノーコンテストで試合を普通に15分間やればあなた勝てますよ、って言って勝って、それでお客さんがじゃあ満足するかってなったら多分しないと思うんで、やっぱ会場を爆発させるとか盛り上げるのが醍醐味というか、気持ちいいので、ノーコンテストで勝つよりは、つねに確変狙いたいので。KOできて良かったです。

——体重を落とせないような選手だと、攻めている時に、向こうから途中で気持ち折れるというなことを感じましたか?

伊藤 いや、どうなんすかね。1.7キロ(の超過)とかだったら、開き直ってリカバリしたろってなると思うので、逆にパワーアップするんじゃないですかね。だって別に、もうそこまで落としとったら、もう関係ないんで、はい。ま、そんな気にはしてないですね。

——今回こういうルール、レギュレーションでこうなったけれども、普段と本当に変わらない気持ちを作って、余分なことを考えずできたという感じですか。

伊藤 まあそうですね、外のことは別にどうこう言ってもあんま関係ないんで、自分がやることちゃんとやってできれば別に変わらないんで。ま、そんな深くは考えてなかったですね。

——アナコンダチョークの手応えはいかがでしたか。

伊藤 あ、もう落ちてましたね。あれは落ちてて「あ、落ちた」と思ってパッて離した時に、レフリーに「落ちたよ」って言おうと思ったら、それでゾンビみたいにブワーっと起き上がってきたんで。「うわあ、ここで起き上がってくんのコイツ」と思って。で、あとはもう打撃で仕留めたろうって感じだったっすね。

——では、もう終わったと思っていたのですね。

伊藤 終わったと思って離したっす。

——その後にもう一回倒さなきゃいけないというのは、気持ち的にはキツかったですか。

伊藤 いや、もう顔が多分もう結構苦しそうな顔してたんで、やっぱ僕も性格悪いんで、苦しそうな顔見るともっと殴ってやろうと思うんで(笑)。もうここで仕留めんと、3R行ったらちょっとヤバいなと思ったんで、もう必死だったっすね。セコンドがお水くれなかったんすよ、1Rめ終わった後。なので、もう3R行ったら多分動けなかったんで、僕(笑)。本気で倒しに行きました。

——なぜ水をもらえなかったのですか。

伊藤 「1Rめ、こうやられとるから!」って説明されとる間に気づいたら時間過ぎちゃって、水飲めなかったっす。

——RIZINのマットが変わったことで、自分のグリップが効くようになるので、ステップがより使えるようになるということを以前インタビューで話していました。今回はいかがでしたか。

伊藤 昔は水で濡らしたらなんとかなったんですけど、今回は水濡らしたらめちゃくちゃ滑ったんで。濡らさん状態だったらやっぱ打撃はしやすいっすね。止めやすかったっすね。ずっとこのマットがいいです。

——今回がぶる場面があったり、立つ場面で今までレスリングを課題に挙げていたところで進歩があったと感じていますか。

伊藤 ま、そうですね。グラウンドの展開になってもそんなに極められるっていう気持ちもなかったんで、相手を動かしつつという感じだったので。もう全然手応えは上がってるんじゃないかなと思いました。

——上位陣はグラップリング、レスリングの猛者が多い印象です。それも大丈夫ですか。

伊藤 そこはもっと練習して、またちょっとストライカーの組みとグラップラーの組みは違うので、戦い方が変わるので。そこはまた、大晦日にお披露目したいですね

——入場曲で宇多田ヒカルさんの曲を使用されていますが、先日ラジオでメールが読まれたそうですね。そのことが嬉しいという話をされていましたが、せっかく勝ってファンとして伝えたいことはありますか。

伊藤 宇多田様にかあ〜。いやあ本当にね、ラジオで選ばれるなんて多分マジで奇跡、本当パチンコ当たるより奇跡ぐらいのことだったんで、本当びっくりしたんですけど。で、その後続きがあるんですけど、別の宇多田さんのエピソードがあって。なんか、「あなたの宇多田ヒカルさんの歌の思い出を投稿してください」みたいな。で、もしそれが当たったら抽選で200名様にオリジナルの消しゴムがもらえます、みたいな。「流石に当たらんやろな」と思いながら応募したら、まさかの、それも当たったんですよ。ヤバくないっすか!?完全に流れがきているので、もしよかったら……、宇多田さんは「今はあんま見れないかも」と言ってたけどどこか機会があったらぜひ見に来てほしいです。

——匿名にしていたのはあえて伏せたのですか?

伊藤 名前出したら、キモくないすか?(笑)なんかそういうの。ラジオって匿名でやるもんじゃないですか?知らないけどああいうのちょっと応募したことなかったんで。いやあもう本当に、(手を振りながら)「宇多田さん、見に来てくださーい!」

アリベク・ガジャマトフ「次の試合からは61kgで戦いたい」

——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

ガジャマトフ 今回の試合に関しては非常に落胆しています。ファンの皆さんにいい試合を見せたかったのですが。皆さん見ていたと思いますが、スタンドでは私が彼を上回っていましたし、レスリングでもそうでした。ただ、ある瞬間にすべての力が抜けてしまい悪い方向にどんどん傾いてしまい、ああいう結果になりました。こうなることは、予想していました。減量もすごく苦労して、リカバリもうまく行かず、やはりいい試合をすることができなかった。2ヶ月ほど前から今回減量が難しいのでこの体重ではできないと思っていることを伝え、キャッチウェイトでできないかと打診していたのですがゴーサインが出ず、今回の体重で出場することになりました。ただ自分はRIZINを裏切ったりはしたくないと思ったので、こうしたリスクを負って、出場することにしました、そして今回この結果になってしまいました。

——対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。

ガジャマトフ 彼は非常にすばらしいストライカーだと思います。ただ、スタンドで自分が上回っていました。今回試合を受けてくれたことに対して、感謝をしています。

——試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

ガジャマトフ 今はもう、これから先、前に進むだけだと思っています。今日の試合を見返して、自分がしたミスをしっかり修正して、またトレーニングに励みます。準備をしっかりして、コンディションを整えて、良い状態で臨みたいです。できれば次の試合からは61キロで戦いたいと思っています。57キロを作るのはちょっともう自分には難しいのではないかと思っています。

——昨年腰の手術をしてからの試合ですが、腰の痛みは問題なかったですか。

ガジャマトフ リハビリが終わったか終わらないかのすぐ後に8月のこの試合のオファーを受けました。やはりそれに対して、今回の試合の準備は万全にはできなかったと思います。痛みに関しては、試合中は特に、何も感じませんでした。

——伊藤選手によるとアナコンダチョークでガジャマトフ選手は落ちていたが、離したら意識を取り戻したので、そのあと打撃でKOしたという話でした。チョークは実際に入っていましたか。

ガジャマトフ 実際にそうで、ほぼ気を失いかけていた、ニアフィニッシュでした。ただそういう状態でも自分から諦めたくない、負けたと言いたくないので、それをせずにいたという感じでした。最後まで自分からギブアップをしないということでした。

——今の状態から考えるのは難しいかもしれませんが、61キロに上げてから戦いたい選手はいますか?

ガジャマトフ 今の時点ではまだどんな選手をオファーしていただけるかわからない状態ですので、これから見極めたいです。

摩嶋一整「腕が疲れてしまった」

——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

摩嶋 いい形で組めたんですけど疲れてしまって負けてしまって、ただただ悔しいです。

——敗因のひとつとして、スタミナが切れてしまったということですか。

摩嶋 そうっすね。えーっと、うまくバックは取れたんですけど、うまく凌がれて、僕の方が先に腕とか疲れてしまって、関節技とか凌ぐ力がなくなっていましたね。

——対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。

摩嶋 やっぱりタフだなって。いつもならコントロールできてたんですけど。ま、ケージとリングで違うところもあるんですけどコントロールできずに僕の方が先に折れてしまったなって感じです。

——試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

摩嶋 もう、一からやり直すしかないんで、このまま終われないですし、山口のみんなも僕が戦う姿待っていると思うんで、ファンのみんなもそうですけど、また作り直すだけです。

——腕が疲れたという話ですが、ではどれくらいから張ってきたようなことを自分自身で感じるようになっていましたか。

摩嶋 もうラウンド終盤とか、腕がらみとかを仕掛けてくるなとはわかっていたんですけど。いつもなら対処できていたところを、自分の疲れもあって、もう防げなかった、防げないと頭の中で感じたので、その辺からもうパンパン立ったのだと思いますね。

——ああいう攻撃を武田選手が仕掛けてくることは想定としてりましたか。

摩嶋 もちろん、武田選手じゃなくてもバッククリンチでああいう技は普通にあることなので普段は凌げるのですけど、自分の腕がもうパンパンで凌げなかったですね。

——組み続けた結果ですから、それを感じたときに、五分五分には戻ってしまいますが、一度あの体勢を放棄して一回離れるという選択については?

摩嶋 やっぱりその辺が、組んだら離したくないというのもあるし、テイクダウンしたい気持ちがちょっと勝ってしまって、そういうところが未熟だなって、今終わってから思っていますね。

——山口のファンの皆さんにメッセージをお願いします。応援しているファンの皆さんは復活劇を期待していると思います。地方でフルタイムで働きながら地道に努力する姿を応援したいという声もよく聞きます。

摩嶋 今回勝つことができなかったので山口県の人たちには申し訳ない気持ち……、期待していたと思うのですけど、山口県からもなんかすごいPPVとか買って、今日観てくれていたと思うんですけど、勝つことができなかったのは非常に自分も悔しいんですけどまだまだやることいっぱいあるし課題も残ってるんで、、また立ち上がる姿を応援してくれたら嬉しいんで。またがんばります。