4月12日(日)マリンメッセ福岡 A館にて開催された大和開発 presents RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKAの出場選手たちの試合後インタビューを公開!

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2大タイトルマッチ 試合後インタビュー / 大和開発 presents RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA

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ラジャブアリ・シェイドゥラエフ「自分より強い選手と試合したいという気持ち」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

シェイドゥラエフ どうもありがとうございます。私の今の気持ちについて言えば、私の今の気持ちをそれぞれの皆さんが、それを実感できないと私は言葉では説明できません。

ーー今おにぎり食べていらっしゃいましたが、日本のおにぎりは日本に来るたびに食べてるのですか?

シェイドゥラエフ 私は日本に一番初めて来た時からずっとおにぎり食べてますんで。おにぎりがおいしいです。大好きです。

ーーちなみに中の具材は何でしたか?

シェイドゥラエフ ええ、これは、ツナマヨ。

ーー試合の話に戻りますが、今回久保選手と二度目の対戦でした。久保選手は前回の試合から変わったところなどありましたか?

シェイドゥラエフ 今回久保選手がしっかり準備してきたのを試合中に分かりました。で、彼は前回と違ってローキックを何回も蹴られたし、で、ローキックを蹴ったあとのハイキックも蹴られたので。ですから私は彼のそういう攻撃に対してしっかり準備してきたので、そういう結果を今日見せました。

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

シェイドゥラエフ 今は私はRIZINとの契約がありますんで、1、2試合ぐらいかな、まだ残ってますんで。で、それが終わったらまたオファーを待ってますんで。それでまた、どういう条件かとかによって次の展開になると思います。

ーー久保選手を前回よりも早くフィニッシュしました。正直、物足りなさではないけれど不完全燃焼というような気持ちがご自身のなかにありますか?

シェイドゥラエフ 今回何分でしたっけ?(1R 4分13秒 と聞いて)これは、そんなに早くないですよ。たぶん普通じゃないですか。

ーー試合後には「他の団体のチャンピオンを連れてこい」ということも話していました。これは本気の発言ですか?

シェイドゥラエフ そうですね。私はRIZINに入って来てからも、いつも私よりも強いスポーツ選手と試合をやりたいと言ってましたけど、今も同じ気持ちです。ですから、世界トップの他の団体、世界トップのアスリートと試合したとしても、負けるか勝つかわからないですけど、自分より強い選手と試合したいという気持ちです。

ーーRIZINの中では、ファンは秋元強真選手、先月パッチー・ミックス選手に勝った秋元選手との試合を期待する声も多いんですけれども、そこもRIZINが提示するのであれば、戦いますか。

シェイドゥラエフ 私にとっては、特に気にしないので。ですから、UFCチャンピオンであろうが秋元であろうが、普通にリングに上がって戦いますので。誰とでも戦います。

ーー今日の勝利でおそらく19戦無敗になったかと思います。PFLには18戦無敗のティムール・ヒズリエフ選手がいます。ただ、うち14勝利は判定勝ちですけれど。その彼とも、もしクロスプロモーションで機会があればやってみたいという気持ちもありますか?もし強い相手ということなら、彼が一番、最適かと思います。

シェイドゥラエフ はい。オファーを受け入れます。

ーー今日見ると、ケージとリングではケージの方がさらに強さが増すようにも感じました。ご自身としてはどちらの方が戦いやすいというのは、ありますか?

シェイドゥラエフ 私はリングでも普通に試合しますし。で、個人的にリングよりもケージの方が私にとって試合はやりやすいです。自分の使いたい技を全て使えるし。ですから、ケージの方がいいと思います。

ーー先ほどUFC王者とも戦うとおっしゃってましたが、UFCは基本的にクロスプロモーションを行っていません。なので戦うならシェイドゥラエフ選手はUFC と契約するしかないんですけれども、今はRIZINでの戦いを優先してくれるということでしょうか?

シェイドゥラエフ 私たちはアスリートとして、試合をして稼いでますので、ですから、それぞれの団体のオファー、条件、どういう契約条件になるかで、それを検討した上で最終的に決定しますので。

久保優太「不完全燃焼っていうか。自分の、そこを含めて技術不足」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

久保 いや、うーん、やりたいことをちょっとやれずにっていうか。2R行ってから自分の勝負だと思ってたんで。1Rで仕留められちゃいましたね。

ーー当初のプランと、そのプランが遂行できなかった理由など、話せる範囲で教えていただけますか?

久保 タックルと右強振の相手、シェイドゥラエフ選手の二択を外すっていうところ。それを途中まで遂行できていたので。前回はね、1分でもうテイクダウンされちゃったんですけれど、今回は試合を序盤作れて「よし、このまま行くぞ」っていう時に、ちょっとそうですね、ヒザの部分だったりちょっと距離を、セコンドから「ちょっと距離が近い、近くなりすぎだ」っていうところで距離が近かったのと、そこの場面のところでもっと、当てられていたインカーフを先にもっと蹴って、出足をやるべきだったですね。まあ、たらればですけれど。

ーー対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。再戦してみて前回と違ったところはありますか。

久保 前回はボコボコにされましたけれど、今回は不完全燃焼っていうか、ダメージが全くないっていうか。固められちゃって。正面で立てる、ケージ際を背で登って立つところを、後ろに手を回されて引っこ抜かれて、こっち側のやつをやられたのと、あとはバックで後ろを向いてアレすると、今度は足固めて、右足を内側に入れられてバックチョークの体勢を狙われた二択だったので、動けなかったというか。結構、足のキープ力が強くて。そこが、あと残り1分ってなってたんで、パウンド耐えようかなってところで、そこで動きと展開を作れなかったというか。そこが敗因でしたね

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

久保 今後かあ。まあ、そうですね……、なんか本当にこのシェイドゥラエフとの戦いに懸けてたんで、次っていうのが全く僕の中で、うーんイメージできないんで。「もっと完膚なきまでにやられてたら諦めもついたのにな」って思います。ドMじゃないですよ(苦笑)。だけどなんて言うんだろう、不完全燃焼っていうか。自分の、そこを含めて技術不足っていうか。うーん、だからこそ悔しいですね、はい。

ーー「秘密兵器」の予告をしていましたが、それがなんだったか今教えていただけますか?

久保 カウンターのものと、あとはタックルと右ストレートを捌くポジションですね。あとはそう、だからシェイドゥラエフも迂闊にそこの部分は入ってこれなかったという部分はあったんですけれど。あとは本当2Rに入ってから迎撃開始ってプランだったので悔しいですね。

ーー不完全燃焼という言葉がありましたけれども、例えばレフェリーにもう少し止めないでほしかったとか、あそこから何か展開ができたとは考えますか?

久保 足で結構、胴を固められちゃったので、なかなか動けないっていうか。僕も動かないと止めるってアレだったのでとりあえずヒジ出すしかない、バックヒジ出すしかないなって。かと言って、手を引っこ抜かれるし、胴固めるしで、ポジションとしては八方塞がりというか。まあ僕は打たれ強いので、パウンドが弱まってきたところだったから、「よし、もうちょっと、あと30発耐えようかな」ってくらい心は折れないっていうところ、そこですね。だから前回のように完膚なきまでにボコボコにされていたら僕も諦め付いたのになって。悔しいですね。

ーー上からのシェイドゥラエフのパウンドは、前回も今回も強烈なものでしたか。

久保 いや、強烈で言ったらもう分かってたんで、別にまだ。あとそうですね、全然意識は元気っていうか、パウンドが目に入ったくらいなんで。だから普通に歩いて帰れましたけど。前回は肩車されなかったら帰れなかったんでね。速攻で病院だったし。ただ今回はポジションのキープっていうか、動けなくされちゃったのが敗因かな。だからやっぱり、そこが上手さであり、強さだったかなっていう。

ーー3回目っていうのは、すぐ自分の中では考えにくいですか?

久保 あ、シェイドゥラエフとですか?うーん、そうですね。負けてまたそう言うのがアレですけど、どうだろうな。いや、全然3回目できるんであればやりたいです。ただ、そのために階段上っていくしかないのかなっていう。

ーー今そのままた階段ゼロから上るっていうモチベーションは……

久保 そうですね、だからその悔しさっていうか、やっぱ格闘家なんで、この日にやっぱ懸けていたっていうか。そう、だからまたすぐ階段上りたいですとか、またすぐやりたいですっていう、やりたい気持ちはあるんですけど今日に懸ける思いが強すぎたっていうか。本当、この1、2カ月はシェイドゥラエフを乗り越えるために過ごしてきた日々だったんで、そこが叶わなかったっていうのが、なんか、うーん……、そうですね、悔しいですね。

ーーケージだったことでリングよりもサークリングができて、左の蹴りも上下に入ったと思います。そして相手の入りにはヒザも当たったかと思うんですけど、最後動けなくなった原因、ヒザを被弾しながらもテイクダウンされて足を深くかけられたということでしたけど、それ以外にも自分が動けなくなった要因はいくつかありますか?

久保 うーん、そうですね。だからやっぱり、ケージ際のあの攻防ですよね。足をまとめられないようにしながら立つっていうところで、やっぱシェイドゥラエフの方が一枚も二枚も上手で、そこで僕の立つところで先に手を引っこ抜かれてとか、そういう細かい部分で僕より上回られたのかなっていう。

ーーそれが2Rに入っていけば、もっと自分の動きは出せる状況になれる、というプランがあったということですね。

久保 そうですね。前回やっぱ2R突入した時にシェイドゥラエフも落ちてたんですけど、僕はもうそれ以上に瀕死だったんで、ああいう……なんて言うんですかね、そこに勝機を見出してたっていうか。肉を切らせて骨を断つじゃないですけど、50発フルであのパウンド打てる無尽蔵のヤツはいないじゃないですか。だからそこに勝機を見出したっていうか、それしか逆に勝つルートはないっていうんですかね。正攻法でやってもヤツには勝てないじゃないですか。だから、そういう風に削って削って、自分もダメージを負いながら弾丸を減らしていくっていうしか勝つ方法はないのかなって思って。そういう作戦でしたね。

ーー前回と比べて、シェイドゥラエフ選手があの絶対的な、ポジション的な意識とか、どこか手堅くなって攻めてると感じられることはありました?

久保 手堅くなって攻めてた……うーん、どうだろう。でもあのバックつかれるのは朝倉未来選手もやられてたし、ああいう形に入られたら、もう動けなくなるっていうのは分かってたんで。僕もバックあげようか、正面向こうか、あの時かなり……、で、アレだったので。あのルートはちょっと難しかったですね。

ーー前回の方が殴ってるんですけど、まだいろんな手を使って殴ってる感じがしたんですね。でも今回もうここにハメて、これでやるっていう風な動きに、ちょっとシェイドゥラエフ選手が見えたんですけど。

久保 そうですね。だからそこで正面向いたら殴るし、後ろ向いたらバックチョーク来るしっていうので。で、足をロックされてもう逃げるルートを潰されてたんで。ああなったら僕もやられるなとは分析してましたけど。そうっすね、悔しいですね。

ーー2分ぐらいのタイミングで、久保選手が金網に押し付けられるぐらいのところで、久保選手のヒザがシェイドゥラエフ選手に入ったかなって思うような場面があったんですけど、その瞬間の感触っていうのはどうですか?

久保 そうっすね。だからそこで僕もやっぱりしっかりと蹴るっていうか、だからそこで距離が近くなっちゃって。そうですね、だから前回の試合でね、やっぱヒザが当たっても組んでくるっていうのは分かってたんで練習通りそこは行かなかったなっていう。ただどうですかね、そこはシェイドゥラエフ選手の強さじゃないですかね。多少のボディでは怯まないっていうところは。

ーー人類でというか、シェイドゥラエフ選手と2試合戦ったのは久保選手だけだと思うんですけど、これからいろんな選手がまたシェイドゥラエフ選手に挑んでいくと思うんですけど、これから挑んでいく選手に対して何かかけたい言葉みたいなものありますか?

久保 かけたい言葉? なんだろうな……、いやちょっと他の選手は他の選手だから分からない(苦笑)自分はシェイドゥラエフ選手を越えることしか、やっぱ自分が倒すことしか考えてなかったんで。まあファイターみんなそうかもしれないですけどね、なんだろうね(笑)、特に。

ダニー・サバテロ「最高の気分だよ。今はめちゃくちゃ嬉しい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

サバテロ 最高の気分だよ。今はめちゃくちゃ嬉しい。日本、特に福岡に来て、こんなクレイジーなファンの前でしっかりと圧倒的な勝利を収めて、この美しい自分のRIZINのベルトを防衛できたら、そりゃもう最高に幸せだよ。残念ながらフィニッシュはできなかった。いつだってフィニッシュを狙っているし、そこに向かってやっている。でも後藤は本当にクソみたいにタフなヤツだ。チャンピオンとして、こういう試合はしっかり相手のクソどもをフィニッシュする責任がある、みんながそれを望んでるって分かっているから、次は必ずフィニッシュをめざす。RIZINが今回で4試合目でグラウンドのルールだったり、その体勢、タイミングは色々と慣れてきてる最中だから、この先はしっかりとフィニッシュできるようにしたい。今はとにかく嬉しいし、チームと、勝利の喜びを分かち合って祝い、またここに戻ってきて日本のすばらしいファンたちのためにショーを見せたい。

ーー対戦相手と実際に戦った印象を、フィニッシュできなかった要因が彼が良かったのかなど交えて教えてください。

サバテロ そうだな、試合の途中から彼はとにかく生き残ってフィニッシュされないことに徹していたと思う。多くの選手はフィニッシュされないことつまり“モラル・ビクトリー”をして、自己満足を得ることがある。特にグラウンドではあまり劣勢の立場からリスクを取らず、つまり自分からチャンスを作りに行く展開にしなかった、だからこちらがフィニッシュに行けるような展開も作らせてくれなかった。リスクを取るという意味でも、結局のところフィニッシュについては自分の責任だ。フィニッシュできるようにならないといけない。もっと展開を作ることもできたけれど、これからはもっとやる、という課題も見えている。でも後藤は本当にタフだ。RIZINで5戦無敗で、元UFCのホセ・トーレスにも勝っている。3連勝中で勢いもあるし、強力な左でKOもしている。決して楽な相手じゃない。世界トップクラスと戦っている。RIZINでタイトル戦をするということは世界最高レベルの相手と戦うということだ。もちろん彼は強い。でも自分はもっと強い、そのこと、つまり自分が最強であるということは、フィニッシュで証明しないといけない。これからもそれを証明し続ける必要があると思っています。

ーー今のお話では後藤選手がリスクをあまり取らなかったからフィニッシュするのが難しかったということでした。先に試合後インタビューに応じた後藤選手は、サバテロ選手がもっと自分をフィニッシュするためにリスクを取るだろうと考え、しかしその見通しが違ったために対抗できずドミネートされたと話していました。では、サバテロ選手自身の作戦としては、スペースを与えてしまって後藤選手が立ち上がったり反撃するチャンスを詰むつもりだった(隙を与えないことだった)のでしょうか。

サバテロ まず最初に、彼のことはリスペクトしているが、それは負けの美学というか負け犬の遠吠えだと思う。劣勢な立場にいた彼がリスクを取り、立ち上がって勝ちに行くべきなのは当然だろう。試合に勝つつもりだったのか、それともただフィニッシュされないことが目的だったのか?それを言い訳にするのは理解できない。勝つつもりだったのかどうか?相手の隙を待つなんて理解できない。まあ彼は好きに言えばいいし、彼自身にも彼のチームにも、リスペクトはある。でも自分の目標は常にフィニッシュだ。普通は攻めている最中に相手が立とうとして動いた瞬間に隙ができてチャンスが生まれるものだろ。でも言い訳はしたくない。後藤のせいでフィニッシュできなかったとは言わない。最終的には自分の責任だ。当然フィニッシュする責任は自分にあるし、今日やるべきだった。自分のスタイルは相手を削って、痛めつけて、支配して、圧倒し、相手の心を折り、最後にKOかサブミッションで仕留めること。自分はどっちでもいい、一本でもKOでも。ただ相手の顔をボコボコにするのが好きだ。今日はかなり打撃を当てたし、テイクダウンして、スラムして、叩きつけた。ただ足りなかったのはフィニッシュだけだ。でもそれは必ず来る。もし後藤が試合後にそういう悪口を叩くんだったら、もう一度やってもいい。ケージでもリングでも関係ないし、今ここで呼んできてやっても全然構わない、フィニッシュしてみせる。試合後にクソみてえなことを言われるのも構わない。

ーー先ほどの話からすると、やっぱり自分がポジションにいる時に、わざわざリスキーなことをして相手を動かすっていうのは非常に難しいかと思います。後藤選手がオクトパスガードを狙っているとき、ダニーがそれまでしっかりアンダーフックしているのにパッと緩めて軸をなくして、オクトパスバードに入らせなかった展開などがあったのですが、あの辺はもう、その彼の動きもトップを取ってて全部見えていたのでしょうか?

サバテロ ああ、自分はそういう部分はかなり真剣に取り組んでいて、対戦相手が決まったら映像もかなり研究するタイプなんだ。ジャンキーというか映像オタク。彼の試合は全部見て、どういうポジションが好きで、どんな癖があるのかも分かっていた。彼のグラウンドへのリスペクトを下げる言い方はしたくないが、彼は下になると少し独特というか、あまり機能しない部分や癖があると思ってる。三角絞めをよく狙って、ホセ・ショーティ・トーレス戦でも狙っていたな。たしかにオクトパスガードも試すけれど、ああいう技術は自分みたいにプレッシャーをかける相手には全く通用しない。それを踏まえたうえで、それでも同じスタイルを貫きたいのなら、彼のスタイルでそれは自由だから構わない、何か言うつもりはない。ただ、確かにちょっと独特なわけだし、オクトパスガードに行こうとした時になんて、逆に自分はもっと有利なポジションに移行することもできたと思う。でも結局のところ、自分はフィニッシュしなければならなかった。フィニッシュできなかったことに言い訳はない。当然、お互い、相手が何を狙っていたか自分が何を狙っていたかに関係なく、スクランブルになってやりたいことをやり合ったとして、そしてどちらかが隙を見せたとしても関係ない。最終的にフィニッシュできなかったのは事実で、それについては本当に申し訳なく思って反省しているし、謝罪する。この先、自分以下のバンタム連中が「アイツはフィニッシュできない」とグチャグチャ言うかもしれない、だが、それは合っている。

ーー実際に今日はフィニッシュは取れませんでしたが、それを置いても強さは圧倒的で、ドミネートして強さは見せたと思います。その辺りに満足感はないですか?

サバテロ 正直なところ満足度は50%くらいだ。最終的にはこのベルトを防衛し、ATTという世界最高のジムに持ち帰るという目標とそれに対しての責任があるし、日本やRIZINを代表するような、圧倒的な戦い方も見せないといけない。それはできたと思う、圧倒的に支配した。そして誰も否定できない事実として、この階級で自分よりグラップリングが強い選手はいない。自分は世界最高のバンタム級だ。そしてつまりRIZINには世界最高のバンタム級グラップラーがいる。つまり世界最高のバンタム級ファイターだ。自分とグラウンド勝負したい選手などいないはず。グラウンドで自分に勝てるやつはいない。それを見せ続けてる。勝ったことは事実で、RIZIN王者で、日本の王として君臨していることに満足している。だけどフィッシュすることで、より完成される。

ーー次の防衛戦は、いつまた日本でやりたいと考えてますか?

サバテロ 1時間後でもいい。今すぐでもやれる。休むのが嫌いなんだ。長い休みも嫌いで、できるだけ短い間隔でやりたい。自分は常に健康だし、ケガしてても関係ない。チャンピオンとしていつでも防衛する義務がある。もしボスの榊原代表が電話してきて「サバテロ、今すぐ来てくれ」と言ったら、「ボス、電話の必要なんかない、テキストメッセージ1発送ってくれたらいいんだ、もう日本行きの飛行機に乗ってるよ、このベルトを防衛するために」と言うね。だからいつ防衛したいか?できるだけ早く。次の大会でもいいし、その次でもいい。いつでもどこでも誰とでもやる。ただRIZINを見渡すとこの階級に挑戦者としてワクワクする相手があまりいないな、どいつもこいつも雑魚すぎるから名前を挙げられないだったら団体間のクロスプロモーションがいいとも思う。KSWのチャンピオン?あのクソ野郎をボコボコにぶっ潰す。オクタゴンMMA王者だろうがクソボコる。今日はPFLでセルジオ・ペティスとミッチ・マッキーが対戦したが、どっちのクソもボコってやるよ。あの恥晒しどもを日本に連れてきて叩きのめしてやるよ。自分にとって一番がモチベーション上がるのは日本やRIZINを代表して他団体と対抗することだ。

後藤丈治「俺は絶対諦めないんで。やり返しにいきます」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

後藤 まあ「悔しい」……です。

ーー対戦相手と実際に戦った印象を教えてください。

後藤 自分が想定してたものと同じところもあれば違ったところもあったなっていう感じです。

ーーその印象によって、プランとして当初考えていたことがうまくいかなかったのか、それとも遂行したが相手の方が上回っていたのかなど、敗因について教えてください。

後藤 プランとは違ったのが1番大きいです。RIZINのルール改定とかもあって、自分たちの作戦としては、フィニッシュを大きく狙ってくる場面が絶対にある。例えばグラウンドの展開になっても大きく殴ってきたりとか、極めに来るっていう展開の際をかなり練習していたんですけれども、こう“ピンで抑える”みたいな戦い方だったので、ちょっとその部分が自分の……なんだろう、弱さを突かれたなっていう、そんな感じです。

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

後藤 自分のことをもう信じられなくなったら、格闘技をやめようと思ってるんですけど、まだ信じてるし、リベンジしたいっていう気持ちも燃えてるので、「じゃあ今の後藤、どうやってサバテロに勝つんだ」とか「ああいう北米レスラーにお前なんて無理だろ」っていう風な内容だと思うんですけど、俺は絶対諦めないんで。やり返しにいきます。

ーーかなり対策は練ってきたと思いますが、サバテロ選手のタックルに関しては実際受けてみていかがでしたか。

後藤 かなりディフェンスも練習してきたんですけど、タイミングがすごいうまかったなって印象です。

ーー2R以降、それをどうやってブロックしようと考えましたか?

後藤 自分の中ではもう受けたらダメだと思って、自分からどんどん逆に作って行こうっていう気持ちは変えずに、今回、自分はやっぱりチャレンジャーなので、もうなんか「いい試合しよう」とか、「何ももらわないように、KOされないように」とかじゃなくて、もうどんどんリスクを負って前に出て、「テイクダウンされないように」じゃなくて、もう、どんどん、どんどん自分で作ろうっていう風には決めていたんですけど。それもやらせてくれずっていう感じでした。

ーーインターバル中セコンドからはどんな指示が飛んでいましたか?

後藤 もっとこう動きを作って、首の動きを作ってこうという話とかあったんですけど、動きを作らせてくれないというか、殴ってとか、極めに来て、動いたところを極めに来てそれをスクランブル作って逃げるっていうよりかは、俺の動きに対してこうピンを止めて、パウンドも、なんだろう強いパウンドじゃなくてこう「やってる」っていうパウンドだったんで。はい、そんな感じです。

ーー今の話からすると、隙がなかったという感じですか?

後藤 そうですね。もう徹底してたなって印象です。

ーー試合後に会話をされていたようですが、どんな言葉を交わしたのですか。

後藤 ま、俺と彼の話なんで、うん。そこは……まあ俺らで大事にしたいとこあるんですけど。まあ向こうも俺のこと認めてくれてるところもあったし、俺は「やり返しに来いよ」っていうメッセージだと受け取っています。

ーー今の話で、作戦的、動き的なことを聞くと、向こうがもう少しやってくるからスクランブルを作ろう、という感じに受け取れます。だとしたら、あのクローズドガードは何だったのかなと思うのですが。クローズドガードを最初取っていたとき、ヒザとかをされたくないからクローズドなのかと思っていたのですけど、でも相手が動いたところでスクランブルだと言うのなら、クローズドを取るのは何故なのかな?という疑問がわいたのです、じゃあ何故あれだけクローズドを続けていたのでしょう。

後藤 クローズドガードしてヒジを打って、で、展開ができたところにハーフガードに戻してでそこで動きを作りたかったんですけど。っていう感じです。

ーーで、結局ハーフガードでも、あんまり向こうが正直BELLATORとかで戦ってた時とほぼほぼ変わらないことをしてきたのは、やっぱり意外だったのでしょうか。

後藤 そうですね。細かい話ですけど、そのハーフガードの作りも、ハーフガードというかオクトパスガードとかを狙ってたりしたんですけど、そこの対応が自分たちが想定してたものよりも一手先を行っていた感じです。

ーーこう、くぐっていきたかったのに?

後藤 そうですね。くぐっていきたいところと、その後の展開も考えてたんですけど。前はできていなかった対応ができてたのでそこは想定外でした。

ーー試合前、ジムの代理戦争じゃないですけれどATT vs. TRIBEという意識もあったかと思います。そのなかでTRIBEの強さを証明できなかったという、そこの部分に関しての思いはいかがでしょうか?

後藤 いやもう、めちゃくちゃ悔しいです。

ーーTRIBEだから足りないということではなくて、このTRIBEで磨くことで絶対にリベンジできるっていう?

後藤 そうですね、俺はそう思ってます。今までやっていた練習を全体として変えなきゃいけない部分も今回で分かったので、変えたら絶対立ち向かえるかなと思ってます。

ーー敗れたものの日の丸を背負ってタイトルマッチに人生で初めて挑戦されたことで、そこでの成長であったり、メンタルも含めての手応えは何か今のところありますか?

後藤 それはありました。やっぱり……なんだろうな。今まで常に楽観視して生きてきたというか、最近はずっとやってきたんですけど、何回も自分を信じられなくなるタイミングが来て。で、それを越えて。で、また「俺、本当にやれんのか」っていうのを越えて。で、何回も信じられなくなったり信じられるようになったりっていう、だんだん、だんだん、自分を信じられるようになってきて。で、いざ、いい心の状態で試合の日を迎えられて、入場できたっていうのは、今までよりももっと心の部分では成長できたかなと思ってるので、あとはちゃんと世界水準の技をちゃんと身につけて、もうそこは逃げないで自分の弱いところとしっかり向き合っていければ戦えると思ってます。

ーー去年の北海道大会から今回まで約10ヶ月で4試合。かなりハイペースではあったと思います。このペースで続けていくのか、もう少し作り直したいなど、今はどう考えていますか?

後藤 自分は短いスパンでガンガンやっていくのもいいんですけど、今はちょっといつ試合とかは、まだ考えられないですね。

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