3月23日(土)神戸ワールド記念ホールにて開催されたRIZIN LANDMARK 9 in KOBEの出場選手たちの試合後インタビューを公開!
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ホベルト・サトシ・ソウザ「タイトルディフェンスしたいから、(相手は)誰でもいいよ!」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
サトシ ああもう本当に嬉しい!本当によかった!一生懸命、今回打撃練習したのと、初めて兄弟がいて、子供がいるからいい感じで1RKOで勝てて本当に嬉しいです
ーーフィニッシュにつながった右ハイキックは狙って練習していましたか?
サトシ そうもちろん。私いつもBELLWOOD GYMの怪物君とよく練習して、彼もサウスポーだから、彼と内藤大貴が言うのは、「あなたはキックを使って、あなたのキックは痛いから、自分のキックをもっと信じて」と。それからよく自分で練習しました。この右ストレートとハイキックが本当に一番のプランですね、今回。
ーーK太郎選手と実際に戦ってパワーなどはどうでしたか?
サトシ 組んでいないからちょっと力はよくわからないね。でも彼の試合よく勉強して、彼がウェルター級からライト級来て、私知っているのは、力はあると思ったけど、ライト級とウェルー級はスピードがちょっと違う。だから今回は打撃で戦いたいと。でも本当に試合中の彼の印象はちょっとわからない。パンチすぐあたって彼ディフェンスしてパウンドしたから(笑)わからないね。
ーー指輪を奥様に渡したのは、結婚していたけどそういうことをしてこなかったからなのでしょうか?
サトシ そうですね、みんなわからないですよね。7年前くらいに私たちは結婚したけど紙(婚姻届)だけで、上の子どもが産まれたばかりでパーティーも友達と集まったりもできない。その後は一緒に暮らしていくなかで「子どもの将来のためにこのお金は積み立てよう」とか、今度は車を買つおか、家を買うとなって、こういうイベントごとは、指輪もパーティーもやってない。だから奥さんを7年待たせてしまっているから、今日スペシャルな日にみんなの前でやりたいって。
ーー結婚してなかったの?という声もあがりました。
サトシ そんなことない!(笑)結婚はしたけど、紙だけで、パーティーとか、指輪をやったことない。
ーーでは今日指輪を渡して、パーティーもやるのですか?
サトシ そうそう、もちろんみんな友達と生徒たちと集まりたい。いい日に、奥さんと一緒にやりたい。
ーー次はどんな人と戦いたいですか?またどんなことをしたいですか?
サトシ さっきの話と一緒ね、タイトルディフェンスしたいから、誰でもいいよ!私いつも相手選んでないから。いつもRIZINが言うから「はい」だけ。榊原社長が中村K太郎大丈夫?と言うからびっくりしたけど、いつも選んでない。誰でも、RIZINのファンたちが言う相手ともやります。RIZINライト級王者だから、王者になる時は相手選んできていないし、(王者になってからの)今ももちろん誰でもいいから。問題ない。
ーー堀口選手のプロポーズを見てやりたいと?
サトシ そうですよね〜!7年くらい待ってるからいいの日にやりたい、みんなの前でやりたいから。子供の下の子が1週間前くらいに1歳になったから、そのタイミングであげたいけど、「もっと待ってるほうがいいな。多分RIZINでやったらもっとおもしろいな、みんな喜ぶから」と、今日まで待ってました。
ーー今日勝てなかったらやっていなかったということですよね?
サトシ そうですね、やらないな!もう(笑)!(負けてしまったら)ちょっと悲しい日だから今日はよくないな!だから本当にいいの日か嬉しいの日にあげたい。今日勝たなかったらあげていないです(笑)。
ーー指輪をあげるためにも負けたくなかったですか。
サトシ そうそう、もちろん。だから今日負けたくなかったです。
ーーマルキーニョスさんは喜んでくれましたか?
サトシ (涙ぐんで)彼(中村選手)は、それ(「マルキーニョスは俺に負けている」)よく言うけど、彼が自分の悪いこと言うのは気にしない。でもお兄ちゃんのこと言うから私ちょっと嫌だなと思って。お兄ちゃんの気持ちもわかるから。私が言いたいのは、これはリベンジではない、それは関係ない。でも、もちろん好きじゃない。お兄ちゃんは私をいつも守ってくれて、RIZINの試合をやる時、お兄ちゃんがサポートしてくれてるから、だから本当に今日は負けたくないし、この勝利はお兄ちゃんにあげたい。普段あまり言わないけど、お兄ちゃん、ほんとうに愛してる。ベルトとか、いろいろな大会で優勝してメダルをもらったのは本当にお兄ちゃんのおかげだから、彼がお兄ちゃんの悪いこと言うのは、怒ってるんじゃなくて本当に悲しい。お兄ちゃんは本当にいい人だからちょっと悲しいですね。
ーー防衛戦をやりたいということでした。RIZINに挑戦するのにふさわしいチャレンジャーがなかなかいないなかで、Bellatorとの試合で、AJマッキー、パトリッキー・ピットブルに負けていることも踏まえて、Bellatorの選手をチャレンジャーに迎えるというのはいかがですか?
サトシ 私は誰でもいい。王者になるなかで、相手を選ばなかったし、今からも絶対相手選んでない。誰でもいいよ、問題ない。BellatorでもRIZINでもどっちでもいい。RIZINが決めること、ファンたちが決めることだから私絶対やる。
ーー7月の超RIZINというのはいかがですか?
サトシ そうね、ああもう、問題ないな。できるかな?絶対できる!できる!(笑)
ーー打撃でKO勝ちをしましたが、打撃を使ってからうまくいかないときのプランBも用意していたのでしょうか。
サトシ もちろん、いつも、A、Bくらいあります。もちろん得意な打撃を練習して、でもできなかったら一番強いポイントはグラウンドだね。もちろん、投げとかが、続くとか、ガードでも、いつも極めとグラウンドにはバリエーションあります。もちろん今回打撃使いたいけど色々な練習しましたから。
ーー誰の挑戦でも受けると言うお話でしたが、RIZINとPFL、Bellatorの関係で、向こうの大会で戦うチャンスがヨーロッパやアメリカにあったら戦ってみたいですか?
サトシ もちろん。私のRIZINの選手だから、社長の言うところにどこでも行きます。RIZIN守りたいから、誰でもどこでも問題ないです。
中村K太郎「思ったより全然ちょっと差があったのかな」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
K太郎 まあ、何もできなかったっていうことですね。思ったより全然ちょっと差があったのかなと。そこに本当に情けないという気持ちです。
ーー自分が思ったように動けなかったのか、あるいはサトシ選手が想像をうまわっていたのでしょうか。
K太郎 僕の調子自体はそんなに自分のなかでは悪くないし動けていたと思うので、想定よりサトシ選手が、やっぱり今まで練習や試合してきたなかでも感じたことないプレッシャーがあったかなと思います。
ーーサトシ選手のこういうところが意外だった、というのはありますか。
K太郎 蹴りが見えづらかった、速かった、コンパクトだったり、みたいな。
パンチはある程度見えていて、パンチの部分では勝負できたのかな。反省としてはパンチで戦えばよかった。蹴りがすごいよかったですね。組みも見せてくるかと思ったのですけど全然組みの展開にならず、やられちゃいました。
ーーライト級で手応えましたか?
K太郎 試合内容に関しては全然手応え感じる間もなかったので。過程ではライト級でコンディション悪くないな、ライト級でもやれるかなと思ったんですが、ちょとサトシ選手とは差がありました。
ーー試合を終えたばかりですが今後の目標や展望を教えてください。
K太郎 今はあんまり考えられないです。
ーーあそこまで徹底してスタンドでくることは想定範囲内でしたか?
K太郎 まったく想定していなかったですね。想定していなかったけど自分もそこで戦うつもりだったけどこんな結果になってしまったので、完全に実力不足と痛感しています。
ーー自分の100パーセントを発揮できていない悔しさはありますか。
K太郎 まあそうですね。できることがもう少しあったかとは、逆に組みの展開自分から作っていくという、そこは一個も考えていなかったんですけど、もうちょっと混ぜることもできたらもう少し展開も違ったかなと思います。
ーーRIZINライト級にもいろんなファイターがいます。今後もライト級で続けていきますか。
K太郎 そうですね、それはライト級でもし機会が与えていただけるならライト級でやりたいと思います。
ーー減量でフットワークなど動きに影響は?
K太郎 繰り返しになりますけどそんなに自分的に自覚は、悪くない調子だったと思っています。