7月30日（日）にさいたまスーパーアリーナにて開催されたのむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXTの出場選手たちの試合後インタビューを公開！
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渡辺華奈「BELLATORフライ級のベルトを獲りに、目指していきたい」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
渡辺 まず試合が終わってホッとしています。大きな声援がたくさん聞こえてすごく楽しかったです。
ーー判定を聞いたとき、ご自身ではどういう感情でいたか教えてもらえますか？
渡辺 かなりきわどい判定だなと思っていて判定を聞くまではドキドキしている感じでした。
ーー対戦相手のアルテイガ選手は、対戦前の印象と変わったところはありましたか。
渡辺 もっと前に出てくるかなと思ったのですけど、テイクダウンディフェンスと壁で切ることを徹底していて思ったより前に出て打ってこなかった印象です。
ーー約３年半ぶりの日本での試合で、ファンの歓声はいかがでしたか。
渡辺 すごい心強かったです。楽しかったです、本当に。ありがとうございました。
ーー今後の目標を教えてください。
渡辺 ずっと目標にしているBELLATORフライ級のベルトを獲りに、もっともっと練習をがんばって目指していきたいと思います。
ーーもっと前に出てくると思ったと。前に出てくれればもっとテイクダウンしやすいという考えでしたか？
渡辺 そうですね、はい。もっと相手が前に出てきたら結構テイクダウン取りやすいんじゃないかなと想定していました。
ーー渡辺選手の左ストレートとジャブが結構当たっていたと思うんですけど、当たったんですけど、そこからちょっと遠い距離からもテイクダウンに行こうとしていたというのは、あれは焦ってしまったという気持ちもあったんでしょうか？
渡辺 そうですね、やっぱりあの、打撃がちょっと当たりはじめて距離が近くなってしまって、（自分も）当てられるけど、（相手からも）当てられてしまう距離だったのでなるべく離れることを意識してちょっと遠くなっちゃって、難しかった。打撃と組みの連携をもっと練習しなくてはいけないと課題になりました。
ーー日本だからということで面白い試合を見せなくてはいけないとか、一本を取らなくてはいけないという欲が出てしまったことはありますか？
渡辺 試合中は、試合のことだけを考えてやっていたんですけど、もっとこう、ちゃんと力を見せたかったなという気持ちです。
ーー3R終盤に最大のピンチを迎えたと思います、あの時の心境は？
渡辺 相手がギロチンが得意で絶対どこかで狙ってくると思ったんのですけど、そこで下になって逃げるという対応をしてしまったので、極められることはなかったのですけど、エスケープの仕方を、下にならずにエスケープをちゃんとできればよかったと思います。
ーーどう判定が転ぶと思っていましたか。
渡辺 1、2R目はギリギリ取ったかと思ったのですが、ちょっと判定はわからないなと思って、祈っていました。
ーー今はどんな気持ちですか？
渡辺 結果はすごく嬉しいのですけど、思った展開や思った動きができなかったので、それがすごく悔しいきもちです。
ーー渡辺選手のあとの堀口vs神龍戦がノーコンテストに終わってしまったことについてはどう思っていますか。
渡辺 ノーコンテストはアクシンデントなのでしょうがないことだとは思うのですが、また次のリマッチがあると思うので、そこで面白い試合が見たいなと思います。
ーー試合の進め方はあくまで一本を取りたかったのか、最悪判定勝利でもと思っていましたか。
渡辺 一本はやはり狙いにいきたかったのですが相手の対応がうまくてなかなかできなかあった
ーーユナニマス判定になったポイントはどこだと思いますか？
渡辺 そうですね、まず1Rめ最後にポジション取ってパウンド、2Rは打撃もらってはいたのですが自分も当てていたので有効打にそこまで大きな差はなく、あとはコントロールと自分がテイクダウンのアタックにいっていたので、ポイントがこっちについたのだと思います
ーー朱里選手は練習仲間なのですか？
渡辺 格闘技の練習はジムが違いしたことがないのですが、フィジカルトレーニングが一緒の時期があり、そこで仲良くなりプライベートでも遊ぶようになりました
ーー伝えたいことは？
渡辺 なかなか最近お互い忙しくて会えていないのですけど、今度ご飯行きたいねとお伝えしたいです。
ーー前に出てこなくてテイクダウンが取りづらかったと言う中で、これまでの胸をつけてのテイクダウンに比べて進化していました。今後に向けて、それともこの試合に向けて？
渡辺 やっぱり柔道のテイクダウンだけだと良くないと思ってずっとレスリング的な練習を鈴木勇人コーチずっとやってきました。まだまだなんですけど、少しだけできたので良かったと思います。
マゴメド・マゴメドフ「また日本に戻ってきて戦いたい」
ーー試合後の率直な感想を教えていただけますか。
マゴメドフ すばらしいです、怪我もなく、勝利できたので気分は最高です。
ーー対戦を終えて、ダニー・サバテロ選手は印象と違ったところはありましたか。
マゴメドフ いいえ。特に大きな印象の違いはありませんでした。唯一驚いた点としては、もう少しパワーがあったのかと思いましたが、それほどでもありませんでした。
ーーBellatorとRIZIN がミックスした大会はいかがでしたか？
マゴメドフ 本当にすばらしかったです。ファンの皆さんもですし、実際の試合中の雰囲気も素晴らしいものでした。10日前に来て、外に出て日本の文化にも触れられたので、また日本に戻ってきて戦いたいと思っています
ーー試合を終えたばかりですが、今後の展望を教えてください。
マゴメドフ とりあえず帰国して家族と時間を過ごしたいです。しばらく会っていませんし、もうすぐ夏も終わってしまうので。すこし充電して次に向かいたいと思っています。
ーー最後のチョークの感触は？
マゴメドフ かなり強く入れたので、しっかりと握っていたので、彼が逃れることはないと思ったのですが、少しずつ息が減っていくのも感じていて、タップしなければ、そのまま失神していたのではないでしょうか。**
ーーサバテロ選手を倒して、これでタイトルに近づきましたか？
マゴメドフ そうなればいいと思っています。BELLATORとしても自分を挑戦者として考えてくれると嬉しいです。次のタイトル戦の勝者と戦えたらいいのですが、それがセルジオ・ペティスだった場合は初めて戦うことになるので、その点にも期待しています。
ーーコーナーについたザビット・マゴメドシャリポフさんとは試合後に言葉を交わしましたか？
マゴメドフ 喜んでくれましたし、自分の周囲、友人も喜んでくれていました。きつい練習にも付き合ってくれていたので彼らにとっても喜ばしいことだったと思います。
ーー日本のファンのスクランブルやグラップリングに対する反応をどう感じましたか。
マゴメドフ 非常にテクニカルな試合で自分もバックもとられて、チェスマッチのような感じでしたが、日本のファンのみなさんの反応は本当にすばらしく試合中も感じ取っていました。自分は若い頃からPRIDEを見ていて日本で戦うのが夢だったので、今回はその点でも嬉しかったです。
ーーアメリカン・レスリングvs.ダゲスタン・レスリングとも言われましたが、実際戦って何か感じましたか？
マゴメドフ どちらがいいというつもりはないし、それぞれに素晴らしい点があります。ちょっと違うのは、10万人の子供がれすりんぐにこうじ厳しい競争が国内にあるので、その点でもっと厳しい環境にあると思いますが、とにかく50/50だとは思いますので、その点をどうこう言うつもりはありません。
アンドレイ・コレシュコフ「もう一度タイトルを奪還したい」
ーー試合後の率直な感想を教えていただけますか。
コレシュコフ 非常に気分はいいです。とても嬉しいですし、自分としては勝ったことはチームとして、コーチやチームたちとともに手にしたもので自分だけの勝利ではないのでとても嬉しいです。
ーー対戦相手の印象が以前と違うところがあれば教えてください。
コレシュコフ 今回４年間で全く変わってきましたので、そういう意味でも違う選手でしたしプレッシャーもすごく感じました。ジムで厳しい練習を繰り返してきたので、勝ててよかったです。
ーーミックスしたイベント、雰囲気はどうでしたか？
コレシュコフ これだけの大きなアリーナで戦ったことはありません、タイトルマッチで8,500人程度までです。今日は2万4,000人と聞き、そういうなかでやるのはちょっと違うものですし日本のファンのみなさんの雰囲気を感じられてうれしいです。
ーー試合を終えたばかりですが、今後の展望を聞かせてください。
コレシュコフ まだ具体的にはわかりませんが、最終的にはタイトルショットを望んでいます。ベルトを奪還したいという思いがあります。
ーー過去、ヒョードル選手のようなロシアを代表する選手が日本で戦い、すでにマゴメドフ含めて2勝をあげています。
コレシュコフ 確かに今まで日本でも勝って活躍してきて、その1人に仲間入りできることを非常に光栄に思っています。
ーーこれからのキャリアはどこを目指しますか。
コレシュコフ もう一度タイトルを奪還したいと思っています。
ーー前戦ではスプリット判定負けは珍しいことで、今回もまたスプリットでした。どういうことでラーキンとそうなってしまうとおもいますか？
コレシュコフ とにかく、彼は非常にタフな素晴らしいファイターですし、この階級にいて、自分と同じように、彼も、誰が相手でも勝てるような選手です。それだけタフな階級で戦っているからそうなるのだと思う。この戦いで今日勝てたのは本当に嬉しく思います。
ーーパーフェクトなのは次がタイトル戦になることだと思いますが、その前にもう1試合やるとしたら想定している相手はいますか？
コレシュコフ 正直わかりませんね、強い選手はいっぱいいますし、ネイマン・グレイシーであったり……、誰でもいいと思っています。
ーーローガン・ストーリーとブレナン・ワードが対戦します。たとえばこの勝者と戦うのは？
コレシュコフ 自分としてはふたりとも素晴らしいレスラー出身の選手だしその意味でレスリングスキル、今回スタンディングも見られると期待しています。個人的にはワード有利と思っていますが、勝ったほうと戦うというのもいいかもしれません。
ーーPRIDEを見てきたとおっしゃっていましたが、日本で試合していかがでしたか。
コレシュコフ ここで戦ってみて、自分としても大好きだと思いました。すばらしい場所ですし、ファイターとして誰もがここで戦いたいと思うのではないでしょうか。**