11月17日(木)都内某所にて、湘南美容クリニック presents RIZIN.40追加対戦カード発表記者会見が行われた。
司会進行は鈴木芳彦アナウンサーが務め、RIZIN 榊原信行CEOと今回参戦が決定したジョニー・ケース、所英男、“ブラックパンサー”ベイノア、宇佐美正パトリックの計4名のファイターが登壇した。
グスタボvs.ケース、所vs.ドッド、ベイノアvs.宇佐美の3カード発表!
選手が登壇すると榊原CEOから今回追加となった対戦カード、3カードが発表された。
今回登壇したジョニー・ケースは、Bellatorとの対抗戦に出場するホベルト・サトシ・ソウザとともに練習を行うために来日しており会見に出席。今回、ルイス・グスタボと対戦する。
前戦の7月大会から階級をフライ級に変更した所英男は、元UFCファイターのジョン・ドッドソンと対戦。
そして9月のRIZINデビュー戦をTKO勝利で飾った宇佐美正パトリックは、1年ぶりにMMA復帰となる“ブラックパンサー”ベイノアと対戦する。
ケース「自分のスキルを最大限に発揮したい」
今回の記者会見に外国人選手として唯一出席したジョニー・ケースは、マイクを持つと「RIZIN×Bellatorの対抗戦が発表されたのを聞いて、自分も是非、力になりたいと思って、サトシ・ソウザ選手の力になるために来日して、彼に対策を与えて、練習相手になるために日本に来ました」と、なぜ自分がこの場に居るのかをファンに説明した。
そして対戦相手のグスタボに関しては「2019年のライト級グランプリからルイス・グスタボ選手には目を付けていて、彼とは是非一度闘ってみたいと思っていた。彼のスタイルと僕のスタイルで非常に面白い試合になると思っているので、この試合が組まれて非常に楽しみにしています」と話した。
マスコミからサトシとのどんな練習をしているのか問われると、ケースは「僕はアメリカのレスリングをベースに持っているファイターで、(サトシと対戦する)AJマッキーと同じくアメリカンレスリングを持っていますので、アメリカのレスラーとした対策や小ネタを教えて、最終的にはいろんなものを混ぜて練習できていければいいかなと思っています」と答えた。
所「3Rやりきった後の世界が、素晴らしい世界になるように」
今回もフライ級で、そして元UFCファイターのジョン・ドッドソンと対戦する所はマイクを持つと「また大晦日のRIZIN、そしてUFCのトップのドッド選手と闘えることにとてもテンションが上がって興奮しております」とコメントし、試合に関しては「3Rやりきった後の世界が、笑顔でみんなで会えるような素晴らしい世界になるよう、精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします!」と意気込みを語った。
ベイノア「最高の年越しを迎えたい」宇佐美「しっかり倒したい」
昨年大晦日以来のRIZIN参戦となる“ブラックパンサー”ベイノアは、「一年ぶりなんですけど、ちょこちょこ(YouTubeの)MCとかで出ていてご無沙汰感があんまりRIZINにないんですけど、やっぱり僕はファイターなので、ファイターとしてしっかり勝って、最高の年越しを迎えたいと思っております!」と意気込みを語った。
そして対戦する宇佐美を「宇佐パト君」と呼び、挑発した。
対する宇佐美は「大晦日RIZIN参戦ってことで、凄い自分も楽しみで、ベイノア選手としっかり殴り合いができるので、しっかり倒したいと思っているので、応援よろしくお願いします!」と短く、しかし力強くコメントした。
またマスコミから先程のベイノアの「宇佐パト君」と呼びに対して質問が及ぶと、宇佐美は「なれこい(馴れなれしい)な思いましたね、普通に」と回答。またその後の質問に対し「(ベイノアが)中途半端なんで、中途半端するんやったらそっち行けやと思うし、やるんだったらしっかりやれと思いますし、試合当日、僕が結果出すだけなんで、しっかりやります」と強くコメントした。
今回の3カード追加により、現在までに12のカードが決定している。榊原CEOはまだこの後にもいくつかカードを発表するとコメント。
激アツカードが並んだ大晦日大会。今後の追加情報もお見逃しなく!