11月11日(金)都内某所にて、湘南美容クリニック presents RIZIN.40追加対戦カード発表記者会見が行われた。
司会進行は鈴木芳彦アナウンサーが務め、RIZIN 榊原信行CEOと今回参戦が決定した武田光司、スダリオ剛、井上直樹、瀧澤謙太、元谷友貴の計5名の選手が登壇した。
RIZINvs.Bellator全面対抗戦の5カード目は武田に決定!
選手が登壇すると、榊原CEOより今回新たに決定した4カードと、スーパーアトム級トーナメント決勝戦の計5カードが発表された。
既に4カード発表されていたRIZINvs.Bellator全面対抗戦は、武田光司vs.ガジ・ラバダノフが最後の5カード目として発表された。これに関して榊原CEOは「先般の試合でみんな満場一致で、武田選手に最後の1枠をお願いしようと言うことになりました」と話した。
また7月のRIZIN.37で対戦予定だったが試合中止となった井上直樹vs.瀧澤謙太は、今回の大晦日で対戦が決定。同じくバンタム級からは、前回大会のRIZIN LANDMARK 4で倉本を下した元谷友貴が、元UFCファイターのホジェリオ・ボントリンと対戦する。
昨年は怪我をしていたために大晦日出場が叶わなかったスダリオ剛は、オーストラリアのジュニア・タファと対戦が決定した。そして改めて、スーパーアトム級トーナメント決勝戦として伊澤星花vs.パク・シウのカードも発表された。
武田「対抗戦、特攻隊長で一試合目でやらせてもらえたら」
RIZINvs.Bellator全面対抗戦の最後の1枠に選ばれた武田はマイクを持つと「この対抗戦に選ばれることに凄い誇りに思ってるのも嘘はないが『僕で良いのかな?』って思ってる自分もいる」と素直な気持ちを話しつつ、「でも選ばれたからにはやるしかない、闘うしかない」とコメント。
対戦相手については「僕とほぼ一緒。レスラー。レスリングしてテイクダウンして、漬けて漬けて、全く僕と一緒。たぶんそこで接戦になるのか、でそこで勝負をしていく中で打撃の展開になるのかっていうのはわからないが、僕にできることは試合をすること、闘うことしかない。やりきりたい」と意気込みを語った。
また対抗戦に関して「他の選手とかは称号を持っているというかベルトを持っていたりとかグランプリを獲っている方だったりとか、でも僕は何者でもないので、Bellator対抗戦に対しては僕は特攻隊長で一試合目でやらせてもらえたらなと思います」と、自ら対抗戦の第1試合目を直訴した。
スダリオ「前回以上に、一方的にボコボコに」
10月のRIZIN.39で勝利したスダリオ剛は、2年ぶりの大晦日参戦となる。
マイクを持つと「去年怪我して出られなかったので今年はやっと出られるなと思って、楽しみ」と話し、「(対戦相手は)ストライカーで確かに良いパンチは持ってますけど、前回の試合以上に、一方的にボコボコにします!」と力強くコメントした。
井上「敬意を表して一本、KO」瀧澤「瀧澤謙太のMMAを見せる」
昨年大晦日のバンタム級JAPANグランプリ以来の参戦となった井上直樹と瀧澤謙太。
井上は「怪我が多くて、ファンの方々に心配かけたりRIZIN関係者にご迷惑をおかけしました」と、前回自身の怪我で試合が中止となったことについて謝罪した。そして「瀧澤選手お待たせしました!敬意を表してここで一本、KOしてフィニッシュして、次に繋げたいと思います」と意気込みを語った。
対する瀧澤は「一年間、ガッツリ練習してだいぶ強くなったんで、瀧澤謙太のMMAを見せられるように、当日は頑張ります」とコメントした。
元谷「自分の力を示すのには丁度いい」
今月行われたRIZIN LANDMARK 4の勝利からの連続参戦となった元谷は、「(相手は)元UFCファイターってことで自分の力を示すのには丁度いいかなって思ってます」とコメント。
また同興行の他のカードを意識し「対抗戦だったり凄いカードたくさんあると思うんですけど、その中で僕もしっかりインパクト残して、いい試合したいと思います」と力強くコメントした。
現在、RIZIN vs. Bellator全面対抗戦を含め9つのカードが発表された湘南美容クリニック presents RIZIN.40。チケットに関しては11月14日(月)からファンクラブ、RIZIN STREAM PASSの先行受付が開始される。
勝負論あるカードが並んだ大晦日の湘南美容クリニック presents RIZIN.40を是非、会場で、PPVでライブ観戦しよう!