11月6日(日)ドルフィンズアリーナにて開催されたANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYAの出場選手たちの試合後インタビューを公開!
元谷友貴「フィニッシュしたと思ったが出来なくて悔しい」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
元谷 フィニッシュしたかったんですけど、フィニッシュしたと思ったのですが出来なくて悔しいです。
ーーフィニッシュ出来なかった理由を教えていただけますか。
元谷 自分が極めきれなかったのもあるんですけど、まあでも最後、勝負どころは出して、勝負はしに行ったので、結果極められなかったですけど、相手が強かったってことでしょうがないと思います。
ーー最後は消耗戦のようでした。3ラウンド後半はどのような気持ちで戦っていましたか?
元谷 3ラウンド後半は、ところどころ自分のパンチが入り出して、いいペースかなと思って。で、効いたところで、そうっすね、やっぱ盛り上がっていたので、もっと、極めて盛り上げたかったです。
ーー対戦してみて倉本選手は試合前にイメージしていたところと違う部分はありましたか。
元谷 対戦する前より圧が強くて。思った以上に強い選手でした。
ーー勝利後のマイクについては、勝って戦いたかい相手のお名前というのがあったところを今回はまだ声を大にしてまだ言えなかったですか。
元谷 そうですね、本当はしっかり勝って「朝倉選手どうですか」と言いたいですけれど、まあ言ったところで、こんな試合だと組んでもらえるかもわからないので。まあでもRIZINが用意してくれた相手と戦いたいと思うので。
ーー試合を終えたばかりですが今後の目標や展望をお聞かせいただけますか。
元谷 今後はまずとりあえず一歩ずつ、着々と上には行っていると思うので、一歩二歩進めば、ベルトに近づけると思うので、また頑張っていきたいと思います。
ーー「こんな試合」と言っていますが、すごい試合だったと思います。その中で、2ラウンド終盤、倉本選手が立ち上がってきて、あそこはちょっとスタミナ温存したのかと思ったのですが、最終回だいぶ攻められててしかもそこから残り1分くらいで急に反撃したのは、スタミナを貯めていたのか、そういう意識なくああいう試合展開になったのでしょうか。
元谷 無理にペース取りに行こうとするとやっぱ消耗も激しいので、ちょっと相手の様子探りながら自分の展開にちょっとなったら行こうと決めていました。で、ちょっと当たり始めて、決めどころやなと思って進めました。
ーー相当攻められたように見えた場面も頭はクリアに戦えていた?
元谷 そうですね、結構受け手になって攻められた印象ですけど、まあ、実際攻められたかもしれないけど頭の中はまだ大丈夫だなっていう、勝負どころあったら行くぞという感じでやっていました。
ーー倉本選手の組みに対して細かい膝を随分、効果的に当てていたと思います。あれは作戦だったのですか。
元谷 いや、がぶれる展開になると思っていなかったので、結構がぶりの展開が多かったのでここは膝蹴らないといけない展開だったのでいっぱい出しました。
ーー途中、元谷選手がシングルレッグから足をかけてほぼ倒しかけたのを切り返された瞬間がありました。あれはどんなことが起きていたのでしょうか。
元谷 ああ、自分からテイクダウン行って。そうっすね、あれはちょっとまあ打撃でもちょっとペース掴んでいたので、ここでちょっと展開を変えて上でも取ろうかなと思ったのですが、凌がれて。
ーー対戦してフルラウンドやってみてレスリング力みたいのはどう感じたのか。MMAの試合でどう制したか今の感覚で教えていただければ。
元谷 レスリングに対しては、そうっすね、最初巻き投げみたいなのしてきたのは、2on1とか、あそこからの展開、たぶん得意だと思うのでその展開やってきて、でも凌げたので。あと良くなかったというか、スタンドバックでしっかりクラッチ取られたときは、やっぱ投げられたり、膝打たれたり、ちょっと良くなかったので、そういうところですね。
ーーRIZINが用意した相手に連勝してきて、そろそろご自身が思う大勝負をアピールしても良さそうにも見えるのですが。
元谷 そうですね。アピールして、なるならアピールします(笑)。まあでも、アピールしても、どうなんですかね?上とはやりたいです。でも誰でもやります。1歩ずつ上がっていけば、あと1勝2勝で絶対やらざるを得ないぐらい勝てばいいだけなので、まあ着々と進んでいきます。
倉本一真「やっぱり悔しい、強かった」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
倉本 やっぱり悔しいっすね、はい。
ーー対戦を終えて元谷選手の印象は試合前と違うところはありましたか。
倉本 違うわけじゃないですけど、やっぱり強かったですね。きっちり攻める、守る、しっかりできる選手ですね。
ーーもうすこし具体的にいうとパワー?スタミナ?総合力?どういったところでしょうか。
倉本 総合力ですね。やっぱりオールラウンダー。全てが高いレベルでできる。うん、そうですね、自分の攻撃がちゃんと当たっているのが少なくて、で、自分の方がもらうっていうのは、それが一番ダメなところですね。
ーー当初のプラン、どう攻めようと思っていたですとか、今教えていただける範囲でお聞かせいただけますか。
倉本 プランもそうですけど、やっぱり一番ダメな部分が、もらいすぎ。終わってから言ってもなんともならないんですけど、やっぱりもらいすぎました。それが敗因です。
ーー試合を終えたばかりですが今後の目標や展望をお聞かせいただけますか。
倉本 ちょっと怪我もあるんで、ちょっとしっかり治して、考えたいと思います。まあやめないんで。ちゃんと今後どう強くなっていくかっていうのをしっかり考えたいと思います。
侍マーク・ハント「最初にパンチもらって、逆にスイッチ入った」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
侍マーク まあ見ている人が盛り上がったのでよかったと思います。
ーー対戦を終えて相手の印象は試合前のイメージと違うところはありましたか。
侍マーク 最初、面食らったというのが本音で。ああやって前に来ると思ってなかったので最初にパンチもらって逆に自分にはスイッチが入ったのですけど、よかったと思います、スイッチが入って。
ーーその面食らったことでプランが崩れたところはありますか?
侍マーク 正直ジャブでプレッシャー与えたら下がるかと思ったらら逆に前にきたので。ちょとショートフックみたいなオーバーみたいなのもらったんですがだいぶ首も鍛えてきたんで、そんなグラかなかったのでよかったです。
ーー久々のRIZINの舞台で会場の雰囲気など印象はいかがでしたか。
侍マーク 3年半前くらいに出た時に顔面麻痺でずっとできなかったので、復帰してようやく勝利掴んだので、よかったです。会場もかなり盛り上がってくれて自分の仕事ができたのかと思います。
ーー試合後、ミノワマンZ選手を呼んで何をしていたか、改めて教えていただけますか。
侍マーク 岐阜県だから同門でもあるけれど育ての親が一緒なので、試合もやりにくいところが正直あったのですが、自分もPRIDE見て育ったので、勝っても負けても同じ育ての親なので、自分もそれで締めたいし自分も観客だったらあれ見たいので、ミノワさんに。
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望をお聞かせいただけますか。
侍マーク (試合前に)一人ムカつくプロレスラーがいると言っていたのですが、誰も覚えていないかもしれませんが、自分の弟子で新日本プロレスに入った中島佑斗というのがいるのですけど、そいつが逃げたみたいな形で新日本プロレスに入ったので、そいつとRIZINの舞台で、やらせてほしいなっていうのが出てきてぶっ倒してやろうと思っているのですが、新日本のヤングライオンで人気ある奴か知らないけど、ふざけた新日本のレスラーをぶっ倒すのが今後の展望です。
ーーミノワマンZ選手との年齢や体重など様々な差があるなかで、この試合で感じる部分は?
侍マーク 正直、試合前に言ったとおり、打撃が怖くて入ってこれないっていうイメージだったのですけど、今回本当に突き抜ける、みたいなこと言っていのがそのままだったと思うので体重増やしてあれが本当にできて、あれにタックル入れられたらちょっときついんじゃないですかね、重量級の選手もあれだけ速いタックルが来たら全然自分も負けるんじゃないかなと。
ーー育ての親に一言何か言われましたか?
侍マーク いい質問するねって言えばいいですか?育ての親はホッとしていました。
ミノワマンZ「まだ出来た、まだやりたい気持ちが強い」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
ミノワマンZ まだできたっていう気持ち、まだやりたいっていう気持ちが強いですね。
ーーあそこから反撃のチャンスを伺っていたということですか。
ミノワマンZ そうですね、まだダメージ的にはそこまでじゃなかったですし、自分的には、そうですね。レフェリーが危険とみなしたのでそこは仕方ないですけど、自分の気持ち的にはまだできたというのと、もうちょいやりたかったという思いがあります。
ーー対戦を終えて相手の印象は試合前と違うところはありましたか。
ミノワマンZ イメージ通りでしたね。上になったからのコントロールは思ったよりうまかったですね。
ーー今回の衣装について、教えていただけますか。
ミノワマンZ 今までは日本の旗を背負ってやっていたのですが、日本の旗のガウンバージョンをイメージして作りました。
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望を教えていただけますか。
ミノワマンZ またもうちょい体重増やして、やっぱり体重増やして100kg目指して100kgで動ける体を作ってまた挑戦したいと思います。
ーー侍マーク・ハント選手は岐阜出身だけでなく育ての親が同じという話がありましたが、何か言葉をかけてもらいましたか。
ミノワマンZ 「よかったよ、噛み合ったよ!」と言っていました。
ーー試合前は?
ミノワマンZ もうなかったですね多分。もう「行けよ」くらいしか言っていないですので。
ーー序盤から自分から前に出てパンチ勝負を仕掛けていきましたが、ミノワマンZ選手はタックル行って足関のイメージでしたが、どういう作戦だったのですか。
ミノワマンZ 作戦というか、もうここ本当5、6年勝ち星もないですし、自分から前に出るというスタイルが消えてまして、ミノワマンらしさじゃなかった部分がありましたので、今回の一番の課題であって、とりあえず先手先手で行く出すという気持ちで先に先に行きました。タックルというよりパンチからという形になりました。
ーーZになって変化したのはどんなところですか。
ミノワマンZ 分からないですけど久々に今日の試合の良さというかやめられない空間を感じました。Zになったからというか、昔のリアルプロレスラー像というか、そういうのが蘇ってきました、今日の試合で。
ーーある種の原点回帰というような?
ミノワマンZ そうですね、「初心から」というテーマだったのですが、本当に初心からスタートできた、いいデビュー戦だったと思います。
ーーケージに呼び戻された時はどんな気持ちでしたか?
ミノワマンZ 本当はもうやりたくなかったのですけど。負けてたらやったことないですし、お客さんも気持ち乗らないかなと思ったのですけど、あんな呼ばれてお客さんの反応もよかったですしそれを待っててくれるお客さんもいたので、侍マーク・ハントがそういうステージを作ってくれたことに感謝していますし、本当にありがとうございます、やれてよかったです。
ーー体重、パワー、年齢、打たれ強さ/弱さなど含めて、やってみて限界を感じることはないですか?
ミノワマンZ 今日やってみて、やっぱこれやめられないと思いましたね。年齢とかってよく言われたりあるのですけど、同じ年代の人たちがよくこう「体気をつけてね」とかってよく言われるのですけど、やっぱ今日の試合やって久々に本来のミノワマンていうか、自分を出せた感じがして、やっぱりこれだ、やめられないという思mに逆に戻りました。納得がいくまで続けようと思います。今回はZのスタートとしてよかったと思います。