12月10日(木)、都内にてYogibo presents RIZIN.26の追加対戦カード発表記者会見が行われた。会見には榊原信行CEOと、朝倉未来、弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、吉成名高、中原太陽、倉本一真の6名が登壇した。
朝倉未来が元DEEP王者の弥益ドミネーター聡志と対戦!全4カードを発表!
榊原CEOから追加対戦カードが発表された。11月のフェザー級タイトルマッチを行った朝倉未来の連続参戦が発表され、対戦相手には第9代DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志の名が読み上げられた。
また11月大会で柔術デモンストレーションを披露したクレベル・コイケと2月の浜松大会に出場したカイル・アグォン、佐山サトルの下で練習を行っているという中原太陽とジャーマン・スープレックスを得意とする倉本一真の対戦が決定!
8月大会でRIZIN初参戦を果たした吉成名高はタイのペットマライ・ペットジャルーンウィットとキックボクシングルール(肘あり)で対戦する。
朝倉「狂気的な朝倉未来を出して行きたい」
試合への意気込みについて、弥益は「対戦相手の朝倉選手の復帰戦ということで、(朝倉選手が)絶対に落とせない試合の相手に自分みたいな『ただ格闘技を習っているだけの会社員』を選び出すという素晴らしいリスクマネジメント能力によって、自分がここに座っています」と自虐混じりに挨拶すると、対する朝倉は「『なぜDEEP王者じゃないのか?』と思ったが、誰が相手でもすぐに倒す試合をしたい」とコメントした。
記者から朝倉に対し、弥益の試合動画などは見たかと問われると「ずっとチャンピオンだったし、本番に強い選手という印象。自虐かわからないが、どちらかと言えば俺の方が忙しい中で格闘家をやっているので、舐めてかからないようにしっかり準備して臨みたい」と、弥益の自虐発言に対し煽る場面もあった。
そんな弥益に対し記者より「サラリーマンと言うことで、大晦日出場について会社の理解は得られているか?」と質問が及ぶと、弥益は「自分の認識としては黙認にしていただいているという認識。会社からストップが入らないことを祈っている」と答えた。
前回の試合から期間が短いことについてどう考えているか記者から質問が及ぶと、朝倉は「一番大きな所は精神的な部分。保守的になっていた部分が少なからずあった。昔に戻って狂気的な朝倉未来を出して行きたい」と回答。また「前回の試合はほとんど不完全燃焼だった。今回は体力も出し切ろうと思う」とも続けた。
クレベル「チャンスできれば朝倉、斎藤とやりたい」
11月の大阪大会では同門のホベルト・サトシ・ソウザとともに柔術デモンストレーションを披露したクレベル・コイケが、今回はファイターとしてRIZIN初参戦が決まった。試合への意気込みについてクレベルは「試合が発表され、すごく嬉しい」と話した。
記者よりこの先のRIZINでの目標を問われると「RIZINでの目標はチャンピオン。みんなの臨む強い相手と対戦したい。次にチャンスができれば朝倉選手、斎藤選手とも」と、フェザー級王者の斎藤裕、そして目の前に座っている朝倉未来の名前も挙げRIZINフェザー級王座を狙っていることも話した。
倉本「ジャーマンは機会逃さず」中原「タイガースープレックス披露したい」
初参戦同士の対戦となった倉本一真と中原太陽。倉本は意気込みについて「ベストパフォーマンスを出してしっかり勝てるように」とコメントすると、対する中原は「初代タイガーマスク佐山サトルの弟子、中原太陽です。佐山先生に学んでいることを出しに来ました」と挨拶した。
記者から倉本に対し「あの技を期待しても良いか?」と質問が及ぶと、倉本は「ジャーマンの事ですか?出そうと思って出している技でもないので、チャンスが出来たり行けるなと思ったらしっかりそれで相手を仕留めたい」と答えた。
これを受け、倉本のジャーマン対策をしているか問われると中原は「もちろんしています。僕もタイガースープレックスを習っているので、それを披露できればと思っている」と、タイガースープレックスで倉本のジャーマンに対抗すると話した。
吉成「ムエタイの魅力を見せながら1Rから倒しに行く」
8月の横浜大会ではRIZIN初の肘ありキックボクシングルールで肘によるTKO勝利を飾った吉成は、今回の試合への意気込みについて「ムエタイの魅力である技の美しさや技術を見せながらどんどん仕掛け、1Rから倒しに行く」と語った。
今回の契約体重が50kgということについて記者から質問が及ぶと、吉成は「体重・身長が伸びいるのでいずれは階級を上げ体を作って、53-54kgの階級の強い選手と闘いたい」と話した。
渡辺華奈がBellatorへ参戦決定!榊原CEO「世界の舞台で結果を出して欲しい」
カード発表の後、榊原CEOからRIZINで活躍して来た渡辺華奈がBellatorと複数回契約を結んだことが発表された。この事について榊原CEOは「村田夏南子に続き、世界の舞台で日本の女子のトップアスリートとして結果を出してきてもらいたい」と渡辺にエールを送った。
また前回の記者会見で参戦予定選手として発表されていたトフィック・ムサエフについて、紛争の前線からの帰還が遅れ来日して試合をすることを難しいと判断し、大晦日の来日を断念したことが明かされた。そしてホベルト・サトシ・ソウザとのライト級王者決定戦については2021年の春頃に実施を考えていることも話された。
この後の残りのカード編成としては、那須川天心、皇治、RENAを含め3〜5試合を最終調整、来週中にはカード発表を行うと発表された。
大晦日まで残り約3週間!さらなる追加カードとは一体なんなのか?!今後の情報もお見逃しなく!!
記者会見の様子(Youtube)
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配信日時
2020年12月31日(木)14:00〜(予定)
視聴料金
前売チケット 5,000円(税込)/ 当日チケット 5,500円(税込)