2019年8月5日(月)、GOOD SPEED presents RIZIN.18に出場する越智晴雄が都内にて練習を公開した。
越智は現DEEPストロー級のチャンピオン。昨年9月のRIZIN.13では当時パンクラス ストロー級王者の砂辺光久と対戦し、3Rに左フックからのサッカーボールキックで戦慄のKO勝ちを収めている。GOOD SPEED presents RIZIN.18では北米最強のストロー級ファイター ジャレッド・ブルックスを日本を代表して迎え撃つ。
練習では3分間のミット打ちを披露。サウスポーの構えから左にサークリングしながら左右のフック、アッパーなど多彩なパンチを見せ、最後は自身の十八番でもある「ウルトラソウル!」と叫びながらのスーパーマンパンチを決めて、好調な仕上がりをアピールした。
ー質疑応答ー
ーーコンディションは?
仕上がってきています。後二週間しっかり仕上げて、やるだけですね。
ーー対戦相手のジャレッド・ブルックスは日本、UFCでも活躍していましたが、どんな印象を持っていますか?
単純に強いなと思います。一階級上でも世界最高峰の舞台で全然やりあっていたので、強いっていう印象はあります。
ーーまさかジャレッドとやるとは思っていなかった?
いや、いつかやると思ってたんですけど、いきなり来たなと思って。やるつもりでいました。
ーー(ジャレッド選手の)日本での試合、UFCの試合も見られていますか?
見ました。全部、はい。
ーー少し越智選手とストロングポイントが似ていると思ったのですが?
そうですね、はい。向こうもレスリングの本場でガッツリやって。やることは似ているんですけど、やっぱりそういうところが自分も強いと思っています。
ーー対策などは?
色々考えながらやっていました。やっぱり強い部分を避けては通れないと思っているので、そこでも自分が世界レベルの選手に通用すると思っている。ガンガン最初から勝負していきたいと思っています。
ーー(ジャレッド選手は)UFCでは階級が上の選手を持ち上げてというパワフルな場面も見せていました。自爆もしていましたが。
事故みたいな感じでしたね。他にもコレといってやられている試合があまりないので、本当に戦績もいいですし、パワーもすごいんだろうなと思っています。
ーー練習では同じ階級(の選手と)?
基本同じ階級と練習することはないので、いつも上の階級の選手とやるんですけど、それぐらい、それ以上のパワーが(ジャレッドには)あると思って。やってみなきゃわからないんですけど、相当強い力でぶつかってきても大丈夫なようにやってます。
ーーDEEPでの川原戦は危ない場面がありました。それ以降で何か課題を持ってやってきたことなどは?
そうですね。打撃で危ない場面を見せちゃったし、そこは狙われると思うので、しっかり対応してやっていきます。
ーーこの階級(ストロー級)でRIZINで試合が組まれて、しかもジャレッドという相手が用意された中で、どんな試合を見せたいですか?
小さくても力とか迫力とか負けない、他の階級の選手と比べても見劣りしないというところを見せたいですね。そういう試合ができる相手だと思うので。自分の力が世界一だと言ってきたんですけど、それが実際にそうなのか証明出来ると思っている。
ーー(先日)RIZINでは石渡選手、廣田選手が試合をしましたが、試合を見てどんな気持ちですか?
廣田さんは少し残念でしたけど、石渡さんはしっかり勝って。石渡さんと練習することが多いんですけど、普段から自分に厳しくやっていて試合までの過程をずっと見てたので。しっかり結果、やった事が付いてきていると思いました。
ーー試合間隔が空く中で勝ち切りました。
さすがだなと思いました。
ーー続いて落ち選手も?
そうですね、絶対に追いついて追い越したいと思っています。
ーーこの試合に勝った後の目標は?
今はこの試合に一番集中して。今の所一番強い相手だと思っているので、この試合に勝つことを一番に考えています。その後も世界にはいっぱい強い選手がいると思うので、RIZINがストロー級の世界一を決める舞台にしていきたいと思っています。
ーー他のところでは対抗戦が行われている事に意識はしている?
自分は対抗戦とかあればぜひ出たいし、日本が一番強いという事を証明したいと思っています。
ーー国内では修斗、パンクラス、海外だとベラトールなどがあります。
この階級を盛り上げたいし、若い子とかもいっぱいいるので、日本で小さくても活躍出来るということを証明したいと思っています。
ーー(公開練習の)最後のウルトラソウルは?
気持ち的に盛り上がって出てきちゃったんですけど、そうですね。“ウルトラソウル”見せたいと思っています。やっぱソウルが一番大事だと思っているので。それを、かけました。押忍。