ルール
RIZIN MMA 特別ルール:5分3R/インターバル60秒 (120.0kg) ※肘あり
試合結果
(WIN)ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs. アンドレイ・コヴァレフ(LOSE)
3R 判定 2-1
試合内容
ヘビー級ならではの激しい殴り合いも
両者決め手と極めに欠き、判定決着!
リングイン時に身体に塗布物が確認されたため、ホーゼンストライクにイエローカードが提示され、会場がざわつく中、試合スタート。
1R、コヴァレフの右フック、ホーゼンストライクの左ジャブと右フックがヒット。序盤からヘビー級らしい、一発決まるとKO必至の重いパンチが交錯する。コヴァレフが左フックでホーゼンストライクをぐらつかせるが、カウンター待ちのホーゼンストライクにコヴァレフもなかなか距離を詰められない。
コヴァレフが左ローを当てるが、ホーゼンストライクの右フックがヒットしてぐらつく。コヴァレフの右ロシアンフックが二発ヒット、ホーゼンストライクが左右のフックを入れるとコヴァレフは鼻から出血。
2R、ホーゼンストライクが前蹴りで自分の距離を作っていくが、やはりカウンター待ちか、なかなか前には出て行かず。コヴァレフが飛び込み、両足タックルでテイクダウンに成功し、この試合初のグラウンドに。そのままサイドを取り顔面にパウンドを落としていくが、ホーゼンストライクは下からのヒジで応戦。コヴァレフはハーフガードの体勢から顔面に右ひじを落としていき、さらに首を抱えながらパウンド。両者、極めがないのか膠着したままグラウンドの攻防が繰り広げられる。
3R、コヴァレフが片足タックルに行くがホーゼンストライクはこれを切ると、逆にテイクダウンに持ち込み、ハーフガードから強引にコヴァレフの顔面にパウンド、ヒジを落としていく。さらに立ち上がろうとするコヴァレフの顔面にヒザを入れるが、コヴァレフは立ち上がることに成功。しかし、再度コヴァレフが入ったタックルを切ったホーゼンストライクが、コヴァレフの顔面にヒザを当てぐらつかせる。コヴァレフもバックブローで反撃するが、最後は両者スタミナ切れで膠着状態となり、試合終了。
判定は2-1でホーゼンストライクが勝利を収めた。
試合後インタビュー:ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
「RIZINは本当に素晴らしい団体です。また出場したいです」
——試合の感想をお願いします。
ホーゼンストライク いまは大変気持ちがいいです。ただ大変な試合でした。KOを狙っていたのですが、私もだいぶパンチをくらいました。今回は判定勝利という結果でしたが、私はベストを尽くしましたので、またRIZINに参戦したいと思っています。
——試合内容は満足していますか?
ホーゼンストライク 最初のイエローカードでちょっと混乱して、思っていたゲームプランでできなかった。でも勝ててよかったです。とても厳しい試合でした。
——RIZINに出た感想をお願いします。
ホーゼンストライク 初めて参戦させていただき、ありがとうございます。RIZINは本当に素晴らしい団体です。また出場したいです。
——今後は?
ホーゼンストライク 7月にドイツで試合があります。9月、12月にもあります。どんどん闘っていきたいです。
試合後インタビュー:アンドレイ・コヴァレフ
「もっと練習して強くなってこの舞台で勝利するために戻ってきます」
――試合お疲れ様でした。感想をお願いします。
コヴァレフ もちろん、負けたので気分は良くないです。国に帰ってもっともっと練習して今日の結果を胸にとどめてより一層強くなれるように頑張ります。
――対戦相手の印象をお願いします。
コヴァレフ 自分に勝った相手ですので強いと思います。ですが、彼が特別強いとは思いません。敗北に関しては私自身の不十分さが原因だと思います。わたし自身の力の無さです。わたしが彼に言いたいことは「わたしと闘ってくれたことに感謝しています」ということです。
――今後のプランがありましたら教えてください。
コヴァレフ まずは、国に帰ってもっと練習して強くなってこの舞台で勝利するために戻って来ます。