7月11日（火）、ゴールドジムサウス東京ANNEXにて、7月30日(日)『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND –夏の陣-』（さいたまスーパーアリーナ）に出場する所英男、大塚隆史、石橋佳大の合同公開練習が行なわれた。
石橋佳大は2Rのミット打ちとスパーリングを披露。ひとつひとつ確認するように打撃とタックルの練習を行なった。
今回がRIZIN初出場となる石橋佳大。バンタム級トーナメント１回線の相手はドイツの10戦全勝のカリッド・タハ。石橋は「得体のしれない選手だけど、KO狙ってブッ飛ばしたい。自分は逆転勝ちが多いので1発もらったほうが力が出ます」とコメントした。
さらに同じトーナメントに出場する所と堀口に対し、「トーナメントなのに堀口選手と所選手ばっかりがクローズアップされて、ちょっと腹立つなって気持ちもあります」と敵意をむき出しにした。
続いては、同じくバンタム級トーナメントに出場する現DEEPバンタム級王者・大塚。1Rのシャードーで、打点の高い蹴りや飛び膝蹴りをみせた。１回戦の相手は元UFCファイターのアンソニー・バーチャック。大塚は対戦相手について聞かれると「全部できる選手です。元々UFCに出ていた選手ですし強い」とコメント。さらにバーチャックが大塚に対し「DEEPのベルトアメリカに持ち帰る」と挑発していることを伝えると「ナメてんな。おまえも何か持って来いって感じですよ」と苛立つ様子を見せた。
今大会の注目カード、バンタム級トーナメント１回戦で堀口恭司との対戦する所英男は、伊藤盛一郎を相手に２分間のスパーリング。終始動き回る好調ぶり。所英男らしさをみせた。
以前、所は堀口との試合について「99％堀口選手が勝つという意見がある」と発言していたが、記者からいまの勝率を聞かれると「客観的に見てもらわないとわからないですけど、自分では上がったと思ったりしますね」とコメント。堀口対策については「打撃の練習は増えています。僕がいまからもの凄く変われるのか？って言ったら変われないので、もう自分が持っているものを全部出すってことですね。相手どうこうではないです。最後には勝つことを思って戦います」とコメントした。